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はぢめてのダンジョンマスター  作者: 闇統王様
第一章 ダンジョンを創ろう。
5/27

世界を学ぼう エルトシュトルフレーレ入門編

最後だけちょっと変えました。

ま、まぁAPって呼んでれば気にならないし、気にしないことにしよう。


さっきはさらっと流しちゃったけど1248時間で52日って事は・・・んん~と1248を52で割るから・・・桁が多いと暗算だとちょっと大変だね。ええと・・・2じゅ・・・24!って簡単じゃん!悩んでた自分が恥ずかしい。


「こっちの世界もあっちと同じ一日が24時間なんだね。他にも共通している事とか違っている事とか、こっちの世界の基本的な事を知っておきたいかな。」


「・・・ダンジョンの説明に入る前に、この世界について説明をした方が良かったでしょうか。」


「ん?一番大事な事はAPを得る事だから、問題なかったんじゃないかな。この世界の常識次第でどういう方針で行くかと言うのはあったけど、そこは今から聞くからね。」


そう言うとダコアちゃんを撫で繰り回し頬をうにうにさせる私。・・・至福・・・。


「うにゅにゅ、・・・ではこの世界の概要を説明します。」


うにゅにゅ頂きました!ありがとうございます!

頬をうにうにしていた手をむんずと掴んで外され、い、意外と力強いね。話し始めるダコアちゃん。


「既に何回か出て来ましたが、この世界は第2016804管理世界で『エルトシュトルフレーレ』と呼ばれています。そして現在の文明段階は中世ヨーロッパをベースとした、剣と魔法のファンタジー世界という状態です。魔法があるために科学の発展は抑えられ、魔法も秘匿主義の為の失伝等でそれ程発達していません。」


うんうん、科学が発展していないのはテンプレだね。魔法も魔導工学なんかみたいな洗練された発展はしていないみたいだから、所謂異世界ファンタジー世界って認識でいいのかな。


「魔法に関しては、人類のほぼ全てに素養はあります。但し使えはするという程度が殆どで、実用性がある程までの使用者となるとかなり減り、職業魔法士となると、探せばいる位の人数になります。」


ううん、なかなか微妙な表現だね。過疎地のお医者さんくらい?もう少しまし?あんまりイメージわかないね。


「この世界の暦は一日を24時間として、6日で一週間、5週で一月、12月で一年としています。曜日に該当するものとしては、週の始まりから、陽の日、土の日、水の日、風の日、火の日、月の日となります。」


一年360日で月毎に多かったり少なかったりしないから覚えやすいね。曜日は定番の四属性に太陽と月かな。こっちは順番を間違えそうだ。


「この呼び方は神話を起源とし要約すると、『創めに神があり、大地を起こして水で満たし風で整え火を賜れた。そして安息と畏怖を忘れぬために夜を創られた。』というところからきています。」


へ~、その一節を覚えるのと直接曜日を覚えるのどっちが簡単かな。


「そしてこの世界の教会は創造主を主神とし、世界の創造のために創られた原初の四精霊を神として祀っています。」


おおっ精霊さんも居るんだね。いつか会えるかな。


「なお正確なレベルを測定できる端末を教会のみが所持しているため、かなりの権威を持っています。」


大事なレベルが出て来ましたよ。


「この世界のレベルは経験値をためて上げるのではなく、能力値の上昇の結果がレベルとなります。」


「ええっと?ど、どういうこと?」


「鍛錬や学習、日々の作業等で鍛えることで能力値が上昇し、合計値が一定を超えるとレベルが上がります。」


「魔物を倒すだけじゃレベルは上がらないって事?」


「いいえ、魔物を倒すことも鍛錬になり能力値が上昇すれば、それだけでも上げることは出来ます。能力値が上がった結果レベルが上がるのであって、レベルが上がった結果能力値が上がるのではないということです。」


確かにレベルが上がって能力値が突然上がるってゲーム的で不自然だよね。だったらこっちの方が自然かな。


「あっでもそれだと鍛えてない能力はずっと低いままだね。」


「そうですね。簡単に脳筋が量産されます。」


「ぶふっ!」


「・・・汚いですよ。マスター。」


「ご、ごめんね。で、でもダコアちゃんが変なことを言うから。」


「事実です。」


「そ、そうなの?」


「元々肉体労働が多い世界です。それに学習する機会もそうありません。なので体力面が基本的に伸びます。それに拍車をかけるのがレベルが一定値になると得られるボーナス値です。」


能力値にもあるんだボーナス。


「レベルが一定値になるとその時点の能力値の比率に合わせて自動的に付与されます。体力面がさらに伸び、脳筋が量産される訳です。」


「そ、そうなんだ。」


「このボーナスにより能力値が格段に上がるので、それを目安にしたレベルより簡易な指標としてランクがよく使われています。」


「ランクって言うとABC的な?」


「そうです。この世界ではボーナス値が入る10、20、30、40、50、60レベルを境にボーナスなしがFとなり、次からE、D、C、B、A、Sと呼んでいます。」


「ボーナス値の境はAPの時と同じなんだね。」


「そうなりますね。」


ふ~ん。なるほどn「グ、グクゥ~キュルキュルキュ」


その時、眠れる獣が目を覚ました。

いつの間にかブックマークと評価が付いててびっくり。これかなりモチベーション上がりますね。

感想は濡れたトイレットペーパー(シングル)並みのメンタルしかないのでこれからも受け付けないまま行きます。

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