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はぢめてのダンジョンマスター  作者: 闇統王様
第二章 目指せダンジョン村。
23/27

ボヤ騒ぎのち初風呂。

いつの間にか竃が燃え盛ってるし!


「びっくりしたぁ。いつの間に・・・薪入れ過ぎだったかなぁ・・・。」


ってか、うぉっ!?とか乙女にあるまじき言葉を発してしまったよ。恥ずかしい。世の乙女はよく咄嗟に、きゃっとか言えるよね。尊敬するわ。


しかし、これ近付けないじゃん。中の薪を崩すにしても、何か長い棒が必要だよ。


「ど、どうしよう。ダコアちゃん。」


「まず、壁や天井が焼けるのは良くないので、鍋で蓋をしましょう。」


そう言って、ダコアちゃんは収納から出した鍋を穴に嵌める。


おお~。火柱が消えた。


「空焚きは良くないので、水を入れて置きます。」


そう言って鍋に手を翳すダコアちゃん。すると鍋に水が溜まって行く。


おお~。確かに空焚きは良くないね。


「そして竃の口を塞ぎます。」


あっ成程、酸欠で火を消す訳ですね。


「ふぅ。これで火事で全焼は免れたね。」


「気を付けて下さいマスター。」


「は~い。ってダコアちゃんもあんなになるまで見てたじゃん!」


「マスターに何らかの意図があるのかと。」


「あ、そうですか。はい。無かったです。」


これで火は消えたかな。でも、ここで急いで開けてはいけない。バックドラフトがおきるかも知れないからね。詳しい原理は何だか忘れたけど、消えたと思った炎がぶわっと出て来る現象だ。

だから中の温度が下がるまで待つのだ。


さて、待つ間に何を作るか考えようか。と思ったんだけど・・・。

びっくりして、安心したら一気に眠くなってきた・・・。

そういえば、お昼も食べずに夕方までお風呂と台所作って、過酷な夕飯の後、農作物生やして収穫迄したんだっけ。道理で眠くなる訳だ。


かなり眠くて、もうベッドに行きたいけど、せっかく作ったお風呂に入りたい。


そう、お・風・呂。も、勿論ダコアちゃんも一緒ですよね?

と言うことはですよ。お風呂に入る訳だから、ダコアちゃんは勿論そういうことなっている訳ですよね?

すっぽんぽんですよね!


「だ、ダコアちゃん、私今何か言った?」


「・・・いえ何も言ってませんが。」


ふぅ~、危なかった。思わずリビドーが口から迸る所だったよ。

女の子同士なんだから一緒に入るのは問題無いよね?

ううう、でも私、すっ、すっぽんぽんのダコアちゃんに耐えられるのかな?一緒に入るってことは、あ、洗いっこもするわけでしょ?


ううう、もう出たとこ勝負でしょ!


「ダ、ダ、ダコアちゃん!おふ、おふ、おふ・・・。」


「・・・マスター?」


だー!これじゃ、危ない人だよ!

ダコアちゃんも心なしか、かわいそうな人を見るような表情になってるよ!


お、落ち着け~私!ここで断られたら意味無いぞ!

すーはー、すーはー・・・よし!


「ダ、ダコアちゃん!一緒にお風呂に入ろう!」


よし!言えたぞ!


「私は必要ありません。」


その返答は想定内だよ!


「代謝がなくったって、今日は農作業をしたから埃とか浴びてる筈だよ!」


「う・・・・・・仕方ありませんね。」


「よっしゃー!」


思わず飛び出る言葉とガッツポーズ。

そして、冷ややかに見つめるダコアちゃん。


「・・・はぁ。分かりましたから。先に入っていて下さい。」


「絶対来てね!絶対だよ!」


「・・・分かりましたから。」


よっしゃー!っと勢い込んでお風呂へのドアを開ける。

あっ、脱衣場無いんだっけ。


その場でポイポイっと服を脱いでお風呂に突入!


温泉が垂れ流しになっているので、その余熱で室内はほかほかしてる。


他に誰も居ないので、そのまま湯槽(ゆぶね)にざぶんでもいいんだけど、流石にかけ湯位するか。


・・・その為の桶がない。そういえばお風呂用品何も用意してないな。

ま、いっか。取り敢えず桶だけ出して、温泉入ろ。


本来のかけ湯は、何か物凄くざばざば掛けるって聞いた事がある気がするけど、良く覚えて無いので適当にざばざば掛けて湯槽に入る。


「はふぁ~。」


思わず変な声が出てしまったよ。出るよね?

やっぱりお風呂はいいね~。かけ流しの温泉だし、まぁ効能は無いけど。それにこの熱めの温度も良い。私はこの位のが好きだ。


「ふほぉぁ~。」


ダコアちゃんまだかな~・・・。

・・・やばい眠くなってきた。お風呂で寝るのはやばい。・・・ああ、まずい・・・まずいんだけど・・・。


「お待たせしましたマスター。」


ん~?ごぼごぼごぼ・・・。


「マス・・・・・・!?。」


そこで私の意識は途切れた。

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