17.ハンターの皆さん
春も近く季節になりましたね。どうも、2019/3/3の私です。最近ではまだ世に出してないものが増えてきました。私、話をつなげるのが苦手なんですね。だからか、話が迷走したりするわけです。だからそれを解消するために他の世に出してない作品を新しく描いたりしてしまうんです。
何が言いたいかというと。
ストックないなぁ〜。18話分までしか書いてないなぁ〜てことです。
どうも皆さん、ファイラの街っていう商売の街に滞在している新戸 風太郎です。この街では、こちらの世界の物を仕入れようと思っています。あ、ミフネちゃんにも付き合ってもらってますよ。
ミフネちゃんとの買い物デートをしている俺だが、一つ気になることがある。
「見たことない食材だ………」
そう、こっち(異世界)に来て一月は過ぎた。色々向こう(前世?の世界)とは違うものもあったが、向こうには存在しなかったもの、向こうの物に似ているものはあれ、他のどれとも当てはまらない物は初めてだ。
「これは迷宮産。そんなに珍しくない」
「レウルカの街では見かけなかったのに………」
「多分レウルカの近くには迷宮がない。最低でも街同士の間隔は馬車で半日。よほど急がないとダメになる」
「輸送の問題かぁ」
「ん、そう」
ま、俺には輸送上の問題なんてないので向こうの食材との食べ比べも兼ねて少し多めに買っておきますかね。
◆◇◇◇◆
流石に商業の街というだけあっていろんなものが売られてる。食べ物、嗜好品、民芸品、日用雑貨、武器、防具、家具、娯楽品、服、魔道具、消耗品、家、回復ポーション等々、多種多様な魔物の素材、農具や工具などの使用用途が限定されるもの、そして人、いや、奴隷は人として扱われないんだったか。うん、まさに商業の街と言うにふさわしい品揃え。
ミフネちゃんは奴隷を見て眉を顰めていたが、もしかしたら自分もあんな風になっていたかもしれないのだ。無理もない。
『この国の王都には……………………があります』
知恵の源が話しかけてきたが、わかってる。それも王都に行く目的の一つだからな。
◆◇◇◇◆
「ボスに伝えろ。標的を見つけた、進行方向はそちらだ、とな」
「わかりました」
◆◇◇◇◆
俺は3日後、再び王都へ向かって走………らずに、ミフネちゃんも一緒に馬車の定期便に乗っていた。ミフネちゃんには悪いが、とても揺れる馬車でお尻痛くしてもらおう。
夜
野営をしている。王都まではあと3回しなければならない。
「御者さん、干し肉いります?」
「おお、これは助かります。しかし、食べ物を分けてよろしいのですかな?』
「構いませんよ。おっと、少々催してしまったので、失礼します」
「はい、お気を付けて」
御者さんに見送ってもらい、森の方へ入って行く。
「やぁ、『ハンター』の皆さん?お迎えの時間ですよ」
◆◇◇◇◆
ハンター下っ端実行員side
対象と同道していた3〜40代と思われる男は態々俺たちの潜んでいる森まで入ってきて、組織名を言いやがった。消さないとまずい。
咄嗟にそう思ったが、飛びかかった3人は瞬く間にやられたばかりか、干からびていった。
(こいつ、俺らの事どこまで知ってやがる!?)
俺らハンターの構成員は下っ端からボスまで全員が不死者だ。だが、十数名の上級幹部以上の者を除く全ての団員は『ミスリルが心臓に触れると不死性を失い、干からびて死ぬ』。
それを見て生き残った俺らは一目散に逃げ出したが、他の方向に逃げた仲間から次々と苦しむ様な声が聞こえてきた。
そして次の瞬間、自分もその声を出すことになり、そのまま干からびた。
◆◇◇◇◆
ニートside
俺が『ハンター』と口にした瞬間、3人が飛びかかり、他4人は極小の針を俺の2つの目と心臓と首に飛ばしてきた。まぁ、そのくらい爪で弾いてやればいい。
飛びかかってきた3人に対しても特殊スキル《錬金術》でミスリル(妖精銀)を混ぜた合金性のレイピアで心臓を一突きする。
すると、あっという間に水分が抜けミイラ化してしまった。
それを見た残り4人はそれぞれがバラバラの方向へ逃げ出した。
まぁ、"この死に方"を見ればハンターの連中なら必ず逃げるだろう事は重々承知していたので、作っておいたミスリル合金性の投げナイフを、完全で瀟洒な従者の如く正確無比な投擲を行い、残りの4人も沈黙した。
◆◇◇◇◆
「これが王都か」
「人がいっぱい」
そう、まるで人がゴミの様に溢れかえっている王都に到着した。
新しいの書き始めちゃって、こっちに手が回りません。因みに、18禁の
『赤ずきんの真実』ってのを書いて5日で消しましたけど、『どうも異世界の皆さん、ニートです』の総プレビューが234なのに対し、『赤ずきんの真実』は全11部
1万文字前後の短い奴のくせに、総プレビュー5日で250行ったんです。なんか、腑に落ちませんでした。今は『赤ずきんの真実』は閲覧ができませんので。
一応、新元号に変わる前日です。