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16.今更

ヤッホーー!私、実は腹筋してまして、一日たった4分ほど。まぁ、ただ腹筋鍛えるのも暇なのでその間歌なんか歌ったりして。

歌いつつぶっ続けでやってるのでそれなりにきついんですけどね。


それとは関係なく四月ですがいかがお過ごしでしょうか?私はまだ2018/11/28ですので分かりませんが、きっとロクな人生歩んでないと思います(笑)




 どうも皆さん、今日も今日とて新戸 風太郎です。いま、ギルドにいます。



「今、なんと?」


「ですから、ちょっと旅を始めようと思いましたので今までお世話になりました、とご挨拶に………」


「少々お待ちください!」


 なんだろう?



 30秒後、戻ってきた受付嬢のフェリアさんに連れられてギルマスの部屋に来ました。


「で、旅するって?」


「はい」


「まぁ、冒険者なんだから各地を見て回りたいのは分かる。俺だってそうだったしな。だがよ、いきなり来て、『今から旅に出ます』ってそりゃねぇんじゃねぇの?」


「すみません。でも、こうして挨拶に来たんですから、許してください」


「はぁ、もういい。で、どこの街に行くんだ?」


「取り敢えず、この国の王都を見に行くつもりですので、中間点のファイラの街ですかね」


「そうか。ちょっと待ってろお前に渡す物がある」


 そう言うと、ギルマスは一筆認め(したため)始めた。もしや、紹介状というやつでは!


「紹介状だ。ファイラの街に着いたらこれをファイラのギルマスに渡すといい。いや、渡してくれ」


 やっぱり。そして、オススメではなくお願いですか。


「わかりました。それでは時間も今日中には着きたいので、そろそろ失礼しますね」


「はぁ、馬車で1週間かかるってのに、今日中にとは。常識破りもいい加減にして欲しいな」


「今更でしょう?」


 それだけ告げて俺は退出した。


「ケッ、自覚あんのかよ」


 そんなギルマスの独り言は部屋でこだま………する程ギルマスの部屋は広くないか。ギルマスの独り言は部屋に響いた。



◆◇◇◇◆



 ニートが王都方面へ走り始めて2時間が過ぎようとした頃。


「およ?ありゃ〜、捕まっちゃったみたいだね。気づいちゃったし助けるか」


 マップで地下資源(鉱石や石油、ガスなど)を探っては無限収納に突っ込んで知恵の源に生成やらなんやらしてもらってた時、獣人の女がオークに運ばれているのに気が付いた。


 後に、この一帯では希少鉱石は全く見つからず、学者たちがその謎を研究している。掘り起こされた跡もないのに、と。



◆◇◇◇◆


獣人の女side


「んん………ぅん?」


 私は目を覚まして思い出した。なにせ、縛られた上でオークに担がれ、運ばれているのだから。


「そうだった………」


 私はオークの肉を取りに行って、不意を突かれて………。そんなことを考えていると、開けた場所が見えてきて、私は息が詰まり、悲鳴すら出せなかった。

 オークの集落に到着したようである。


「ブゴッ、フギッギャ」


「フギー、フゴゴ」


 何やらオーク達が話しているようだ。誰が私を1番に犯すか、とかだろうか?そんな詮無いことを考えても、私がこの豚どもに凌辱されるのは確定事項なので現実逃避に過ぎないのだが。


「プギャ、ピ………」


 急に黙り込んで動かなくなった。いよいよ私を犯すのかと思ったが、私を担いでここまで運んできたオークAとそのオーク Aと話していたオークBが黙り込んだまま直立不動で動かない。


「?」


 焦らして私の恐怖を煽っているのだろうか?


………


 いや、様子がおかしい。それになんだか、オークの集落が静かになっていく。



 30秒もすると、風にそよぐ木の葉や草花の擦れ合う音しか聞こえなくなった。


「どういう事?」


 そう呟くとほぼ同時、ギィンと鉄の音が聞こえた。音のした方を見ると。


「鉄の剣?」


 鍔に小包と紙切れの付いた鉄の剣が地面に刺さっていた。さっきまであんなものなかったはずなのに。


「人の気配なんてしなかったんだけど………」


 不審に思いながらも縛られている手足を必死に動かして、剣に近づき刃で手足を縛っているロープを切る。そして剣を手に取り、紙切れに文字が書いてあるのに気づいた。


「『必要な物は入れてある。さっさと逃げるといい』は?あ、裏にも書いてある。『追伸、君が森に入った理由も小包に入れてある』えっ、うそ」


 急いで確認してみると確かにある。なぜ私の探し物がわかったんだろうか。不思議ではあるが、下手に探ってさっきのオークみたいな目に遭うのは勘弁なので、助かったことだけでも喜ぼう。それにこれを、これを早く旦那に………。



◆◇◇◇◆



ニートside


「行ったか」


 獣人の女が行った後、速やかにオークを回収し、再度走り始める。


 この走ってる間にオークの集落まで獣人の女をオークに連れて行かせたかといえば、簡単に言うと言い訳のためだ。


『オークの集落の場所がどうしてわかった!』とか言うやつ絶対いるから。だからあの獣人の女にも姿を見せなかったんだし。吹聴とかされたら困る。俺には5つある大陸のうちの1つを支配下に置くと言う野望………ゴホン、夢があるのだから、各国に勘付かれないようにしなければ(適当)。まず、裏から支配する予定(あくまで予定)。


 要するにノリと勢い。お、そんな話をしてたらファイラの街と思わしき街が見えてきた。


 このファイラの街は王都から各都市への交易品の流通や、他国から王都への交易品が行き来する、謂わばこの国の商いの中心である。まぁ、王都は海の側にあって、大陸外からの国の交易品は王都に集まるのだが。


 とりあえず3日ほどこの街でゆっくりする。


今日はエイプリルフール!物凄く微妙な嘘をつきましたが予約した日は28じゃなく29です!ところで嘘をついていいのは午前だけだそうで。いや〜知らずに午後についてましたよ。


これは嘘ではないですけどバイトを探してます。11/29私の全財産が80円と言う事実。別に誰とはいいませんけど、幼女少佐の映画見たいのです。


あ、地味に今回は空欄合わせて2222文字でした。


次回更新は2019/4/29

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