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11章-05 ねこのもりはかえれないよっ

昨日手紙はとどいてません

ふるさとは猫の森じゃないし

げんきですか?もう10年も・・・ってアタシ10さいですけどー!!


(今回、ちとマニアックすぎた冒頭ネタ)


【この作品は、吾流峰子 のオリジナルです [海賊版サイト対策]】

本網站的所有圖片、文章的版權帰 吾流峰子 所有、未經許可禁止拷貝或使用和銷售。

original: http://ncode.syosetu.com/n7904dz/

――――――――――


アタシ剣を収め、にっこりと微笑む。警戒して欲しくなかったから。

目の前にいるのは黒と言うかこげ茶色の少年・・・たぶん年齢的にはオギと変わらない、そしてもう一人は真っ白な幼女、目の前の少年よりさらに幼い、獣人は成長が早いらしいけど、同多めに見ても5歳に満たないように見える。

少年は幼女を庇うように立ちはだかり、その後ろで地に伏している幼女、たぶん兄妹


「おまえ、だれだ、むらのもんじゃないな」


今まで数多くの男性(※1)に笑顔をもたらしたアタシのスマイルも相手が幼児だと効果もさっぱりだ・・・( ̄△ ̄)


「・・・みぃ・・・」


後ろで伏したままのネコ幼女が力なく声を漏らす

あわてて妹の方へ振り返るネコ兄

見ると背中から出血している・・・あの年齢では危ない、ネコ兄の方もかなり傷だらけだ


「ヒーリング」


頭上に6つの光球が現れる

アタシの使う『ヒーリング』は、一般的な回復魔法と少し毛色が違う

アイスボルトのように生成と発動の2ステップをふみ、射出できるのだよっ。

射程はそんなに長くないけど、近寄る必要が無いのが特徴かつ利点だ。

一部では『ヒール・ボルト』とも呼ばれていた、確かに氷短矢(アイス・ボルト)に似てる。


シャシャシャン・・・シャシャン


アタシに背を向けているネコ兄を越して妹に3発、兄の背中に2発撃ち込んでみる、こうやって複数に効果を分割できるのも便利。ヒーラーは本職ではないので回復量はそこそこ、HPを回復させるだけのシンプルな魔法。

欠損とか骨折とかの重度の負傷や毒・病気に対しては対応していない、あくまで応急処置的なもの。

いちおー出血と外傷は何とかふさいだ程度、正直ヒーリングはあまり得意じゃない。

苦しそうに喘ぐ呼吸が静かになっていたから、ネコ妹の方の危機は何とかなったと思う。


「なに? きずが・・・」


光の玉が自分の背後から飛んできた事は見えてたらしい。猫型獣人(フェルゼンティ)の動体視力は高い、また振り返ってこっちを見る。


うん、まだ鼻の辺りと腕に傷が残ってるね・・・

余っていた光弾の残り1発をネコ兄の鼻っ面に撃ち込む。


「ぷぁっ」


「痛みは消えた?」


「まほうか? おまえがルナをたすけてくれたのか?」


「うん、でもあまり上手じゃないから、応急手当だよっ」


アタシはあえて年齢(トシ)相応の口調で返答してみる。子供は子供同士、コレに限るっ

やっと警戒態勢を解いてくれたみたい


「オレはバックス、この森の奥の村に住んでいる。後ろの白いのが妹のルナ」


うん、予想通り兄妹だった。

ネコショタは、ちょっともじもじしながら小声で言う


「・・・ありがとう」


・・・ん? 少し離れた辺りで、いやな雰囲気を感じる・・・


ハァ、ハァ、ハァ、ハァ・・・


「尊い・・・ネコミミ児童の仲むつまじきコミュニケーション、尊すぎるわっ!!」


マミさんは手を組み祈るようなポーズでクネクネ身悶えていた・・・ちょい引く


――――――――――


「おまえ、つよいんだな」


「大した事無いよっ」


アタシ達一行は、ネコミミショタVAX君に案内されて、村へと向かっている

道も目印も無いのにね、地元民って凄いにゃア


ちなみに妹の方は、アタシが背負ってる。なんか見かけよりずいぶんと軽い

軽い 機敏な 仔猫 何匹 いるか?・・・回文?

かなり失血して弱って動けない様だけど、傷自体はふさいだので時間が解決してくれるはず。

今は静かにアタシの背で寝息をたてている。


一方、兄の方は

アタシ以外の面々にはまだ、警戒を解いてくれないようだ。


特にマー君に対しての警戒はハンパなかった・・・イヌとネコだしね

出会う人端から愛でられ、モフられ、ほっこりされまくってきたマー君は、初めて全身全霊の警戒をもたれた事にしょげ返って最後尾をトボトボ歩いている。(※2)


「ショックなのは解るっすよ、俺っちなんか警戒されなかった事ないんすから」


タツアンが肩に手を置いてなだめる。


アタシのすぐ後ろをゆっくり歩いてついてくる鎧さん、意図的に速度を落とさないと子供の徒歩なぞ追い越してしまう。走ってきたら、知り合いでもない限り逃げるよ。

その左右からチラチラと覗き見してくるマミさん。顔は緩みきってるけどポーズ的にはムンクの叫びだー


「猫ね?子猫ね!こねこね~・・・ふふふ」

「子猫の恋この子猫・・・でゅふぅ」


本人はガン見して警戒されないようにって気持ちなんでしょうけど、正直言ってウザい・・・

もちろん振り向いたりしない

尻尾の先カメラの補助視覚で後方確認しただけ


「もーすぐ村だよ」


VAXが促したその矢先、何か大きな者が飛来してきた。


とっ・・・


ほとんど音もなく目の前に現れたのは、やや大柄な女性

豊かなやや癖のあるブロンド、明るい茶色のレザーアーマー

・・・いやレザーでサンドイッチされたラメラーだ(※3)

身長は170ちょいって所かな、胸はタヌ子といい勝負、だけど肩といい腕といいしっかり鍛え上げられた肉体は滑らかで駄肉というものは感じられない、ビルダーさんというよりハリウッド系のアクション女優みたいだ。ネコというよりライオンさんっぽい。


「あぁっ、ねえちゃん!」


ほぅ、このワンダー○ーマン風なマッシヴレディは姉ですかい、めっちゃ強そう


「VAX、村からはまり離れちゃダメだっていっただろ・・・ずいぶんとボロボロじゃないか!」


うん、傷は魔法で治療できても服の破れは直せない

服の補修を得意とする人はパーティ内に一人居るけど、一番子供たちに近づけちゃいけない人物

そんな人物の前で服を脱いではいけないよっ! よい子のおやくそくだよっ。


「LUNAは・・・あれ? 村の子じゃないな」


自然と目が合う、アタシが妹さんおぶってるからね


「アタシはオーリ、通りすがりの冒険者だよっ」


「ねえちゃん・・・」


ネコショタ(VAX)が間に入って取り繕おうとする、アタシはここで動揺する必要はない。

どう考えてもこの状況で敵対はないからね。


「弟たちをありがとう、アタイはLISA(リサ)、お礼したいので村へと案内したい」


LISA姉ちゃんは大量のバルクと控えめなカット、ビルダーというより実戦向きの闘士(※4)

鎧さんほどではないがタツアンとほぼとんとんに背が高い


アタシは背負ってきた白猫幼女を姉へと返した。


「傷はふさいだけど、失血して弱ってるから注意して」


姉ちゃんは片腕で抱きかかえるように胸元へボールド


「魔法かい、それにその鎧と腰の剣、なんか矛盾する気が」


「アタシは両方使えるけど、どっちも大した事ないよっ」


・・・タツアン、だからその地面連続パンチはなんなんだよっ


――――――――――


「ようこそ、ワクステ村へ」


ネコミミのおじさんがお辞儀する

いつ村の入り口を通ったのか分からなかった

後で聞いた話だけど、村の門は幻術のようなモノで隠していて

その担当が挨拶してくれたおじさん、NeXTさんというそうだ


「うわー、よろいだー」

「でっかーい」

「まじょがいるぞー」


道行くたびにもの珍しいのか取り囲まれるメンバー、物怖じしない子供がメイン

好奇心旺盛な種族と聞いてる。

鎧さんは動揺を隠そうとゆっくりと堂々と歩き、マミさんは警戒されないように力づくで営業スマイル

しかし、一人だけ扱いが異なるのが一人・・・


「いぬー」

「いぬー」

「いぬー」


マー君の不人気は涙を誘う、遠巻きにされて誰一人近づかない


「おじさーん、それ弓ー?」

「そうだよ、だけど俺っちはまだオジサンじゃねぇ」


普段自分の好奇心に忠実なタツアンも、自分に向けられる大量の好奇心に対しては不慣れだった。


この状況でただ一人善戦しているのがタヌ子、里では保母さん役だっただけに子供の扱いは手馴れたもの、必殺の『人をダメにするクッション』付きハグで一人当たり5~6秒でむ堕としていく

・・・にゃんこって、ふかふかに弱いからね・・・


え? アタシ? この村ではまったくってほど目立たない

ネコミミ&シッポがあろうとも、匂いですぐバレると思ってたけど意外と気にされない

ひょっとして『生きたネコミミ』って臭腺もついてたりする?(※5)


あれ? オギは?


「おまえ、おれよりけものがこいな」


「オイラはネコじゃない、キツネだ」


なんか似てるなー、VAXとオギ、くせっ毛ショートとストレートポニテの髪質の違いはあれどほぼ同じ黒系の髪、ほぼ同い年、なんかすんなりと仲良くなってるのは年齢のせい? ショタは見てる分にはカワイイ

ウチの変態淑女の毒牙には気をつけとかないと・・・


LUNAの方はタヌ子に抱かれて寝息を立てている



パーティ一行は大きめのホールのような建物・・・といっても巨大なログハウスのような建物に通された


中は簡素なつくり、テーブルと椅子、長椅子・・・申し訳程度に花が飾られている

わかってるよっ、これは来訪者に対しての気遣いなんだと・・・

調度品や飾りつけも大急ぎで行った痕跡がちらほらと感じられる

なんたって、鎧さんの身長でも頭がつっかえない高い天井、これは意図的に気遣ってくれた証

・・・だと思う。


冷やしたお茶だ出され(ここの住人は基本的に猫舌)


奥から、薄茶色な毛玉のような人物が出てきた


「遠路はるばる、こんな所までようこそ

 ワシはこの隠れ里、ワクステ村で長老をしておるHALというものじゃ」


ガウンっぽい服を羽織った長老、太ってるわけでは無いのだろうが、何処までが頭なのか分からないほどモッフモフの毛玉だ。

目も口も毛の奥に隠れてて、かろうじて位置が分かる程度

どうやら猫型獣人(フェルゼンティ)は歳をとると発毛量が増えるらしい。


「村の子供を救ってくれた事に感謝したい、しかしこの隠れ里に別種族(よそもの)が入る事は初めてなのじゃ・・・判断にこまるところでのぅ」


リサ姉ちゃんが長老を睨みつける、


「じゃが、恩人をこのまま追い出したらプライドが許さんのでのぅ

 歓迎しよう、何もない村じゃが宴を開こう、くれぐれもこの隠れ里のことは内密にお願い申したい」


一礼すると長老は奥へ去って行った、にゃんこは長話が苦手だ。

去り際に長老が鎧さんに話しかけていたのをしっかり聞いてしまった。


「この村は変化を好まん・・・ワシかて既に

参る歳だ。皆に美しいお顔がこよなく愛されたが、ワシもついに若さ無き翁さ。

皮にいつも皺が垂れ、最悪な横顔か。老いし苦痛に涙しとる今

・・・じゃて」。


この爺さん、ボケるどころかかなりアタマ回ってるよっ(※6)


「おつかれ、一応形式的なのは済んだ。村を案内するよ・・・と言ってもホント何も無い村だけどね」


リサ姉ちゃんに連れられて村を案内される


――――――――――


「アタイ達は大体樹上生活者なんだ、家は木の上にある」


本当だ、木の上に小さめの家が建てられている。土台の木々を切ったり削ったりしていないので、ほとんどの家は中央を木の幹が貫通している事になる。

生きている木だから当然伸びていくので、建てつけられた高さもまちまちだ。


「さっきまで僕らのいたホールみたいなのは?」


「あの建物は集会場、雨天なんかの場合にいろいろ使える公共施設」


にゃるほろねー、体育館みたいなもんかー、だから天井も高めで巨人族でもつっかえない


「あちらの集合住宅が育児棟、木から落ちたりすると危ない子供と母親が暮らしてる」

「むこうが治療棟、治療施設が入っていて足腰いためた人とかご隠居が住んでる」


この猫型獣人(フェルゼンティ)の村は面白い構造をしている。

一般的住居は木々の上に造りつけられているけど、公共利用する設備は地上にある。

種族的に基本的に木登りや枝渡りは出来て当然なのだろう、階段や梯子の類はほとんどない。


我々は地上を歩いているけど、出会うのは子供がかなり多い。あと、老人やオナカの大きな母親とか。

要するに基本は樹上生活で、それにに向かない人たちだけが一時的に地上で暮らすのだ。

それでも床は一段高くなっているのはネコののプライドってところかな


木の上のおうちで生活できるのは・・・ネコの能力を持ってるアタシ、キツネのオギくらい

・・・盗賊(シーフ)のタツアンもいけるかな?


マー君やタヌ子は木登り苦手そうだし、マミさんも多分ダメそう、鎧さんにいたっては場所によっては木が折れるかもしれない。


「宴の支度が終わるまでだからそんなに時間は無いけれど、希望とかある?」


「ボクは治療棟へ行ってみたいかな、少しは役に立てそうだし・・・うきゅ」


マー君は、教会でけが人とか治療してたもんね

鎧さんはまた別なところに興味があるらしく、質問した。


「この村の工房がみたいな、こんななりでも職人なんで、民芸品とかに興味があるんだ」

「いいっスね、イイモノあったらお土産に買ってきたいっす」


タツアンが便乗する。彼は民芸品含めて珍しいものが好きなトレジャーハンターだしね。


「工房は治療棟の裏手にあるよ、ここからちょうど隠れて見えないけど・・・

 正直言って村にいいものはあまりないんたな、不器用なやつばかりなんで」


LISAはちょっと照れくさそうだった


「オギ、おれんちくるか? きのぼりできるってんならってはなしだけど」


「できらぁい、オイラ雪山でそだったからな」


オギとVAXいつの間にか仲良くなってるなー、アタシもついていこう


「私は育児棟を見てみたい(ネコ&キツネのショタ)ですわ(もいいけど)将来の参考になります(今は質より量)でしょうから」


マミさん営業スマイルのまま、本音が漏れてるですけど・・・ ∠(○△○;)ゝなー


「わたしは、地元料理に興味があるのですぅ・・・」


「おねえちゃん、こっち・・・」


いつのまにか目を覚ましていたLUNA(白猫幼女)が、タヌ子の手をつかむと育児棟へと引っ張っていく


《おまけ・その直後》


マミさん&タヌ子の来訪した育児棟は蜂の巣をつついたかのような喧騒に包まれていた。

ただでさえ好奇心の強い種族が、それを押さえ付け育児に明け暮れていたところに現れた珍客。

2人は大勢のママ猫たちに取り囲まれてしまったのだった。


「あらあら、魔女さんがこんな所に来るとはねぇ」

「きれいな肌ねぇ、何か秘術でもあるのかしら」

「冒険談とか聞きたいわぁ」

(猫ママさんじゃなくて猫ロリショタに癒されたいのに~・・・)


「あなた若いのに大変ねぇ、今何週目?」

「りっぱな胸してるわね、いーわねこれなら沢山出るわよ」

「スカート短くて大丈夫?オナカ冷えない? あんまし締め付けちゃダメよー」

「安定期入ったからって長旅はお勧めできないわね」

(・・・わたしのオナカに赤ちゃんはいないのですぅぅ~~

 ・・・あうあう(T△T))


母は強し!


拙い作品をお読みいただきありがとうございます


長老いわく『猫の森は変えれない』ですな

ひっそりと森の奥で変化を望まない村の方針

実は、それにはそれなりの理由があったりします。


その辺りは次回へ・・・



【解説】


(※1)数多くの男性 : ただし熟年層と一部のタイプのみ。中高年には男女問わず受けがいいみたいだけど、青年層以下には効果はいまひとつ(ロリだからねー)

幼児相手に10歳で母性は出るはずもない。


(※2)しょげ返って最後尾をトボトボ歩いている : なまじ普段からちやほやされてただけに、あからさまに拒否されるとメンタルダメージが大きいらしい。

もてる者となった後に失うと、元から持たざる者よりも辛い・・・

この辺りがお坊ちゃまだったマー君の泣き所


(※3)レザーでサンドイッチされたラメラーだ : ラメラーアーマーとは、小さな金属板を連結して作った装甲で、プレートより動きやすくチェーンメイルより防御力がある(特に刺突)

これをレザーで挟み込めば静穏姓も得られる。欠点は手間隙が掛かる為コストが高い点。

おーちゃんの鎧のアーマースカートがコレとほぼ同じ構造。


(※4)ビルダーというより実戦向きの闘士 : バルクは筋肉量、カットはくっきり度合い、つまり筋肉質だけど体脂肪もちゃんとあるという事、駄肉のまったくない戦士は鎧さんみたいなフルアーマーでもない限り、守りが弱くなる

カットくっきり血管バキバキなのは格闘技ならともかく実戦闘では「ここを斬ってください」的な目印


(※5)臭腺もついてたりする? : 臭腺は猫のフェロモン発生器官。耳の前の側頭、あごの下、口の両側、シッポの付け根に臭腺はあります。

こすり付けてくる時は上記のどれかを使ってマーキングしてるはず。

でも、おーちゃんの生体猫パーツは耳だけです。(シッポは機械式)

ちなみにおーちゃんの嗅覚は一般人程度なので、自分では分かりません。


(※6)ボケるどころかかなりアタマ回ってるよっ : この長老のセリフ、よく読んでみてね


夜ね、殿床ね。子猫殿と寝るよ・・・ってねw



《※余談※》 ワクステ村の面々について

 実は、全員ダジャレで命名されてます。全員、昔のコンピュータです。


VAX(バックス)は、1970年代中ごろディジタル・イクイップメント・コーポレーション (DEC) が開発した32bitワークステーション、アドレス空間の管理に仮想記憶を使用した先駆的マシンであり仮想16bitマシンとの互換命令などを持っている。


LUNA(ルナ)は、1988年にオムロンが発売していたワークステーション。 LUNAという名は、Sunに対抗するものとして名づけられたという説がある。


LISA(リサ)は、1983(昭和58)年にApple Computerが発売したPC、Macintosh(マック)のご先祖。ビットマップディスプレイとマウスを備えたGUIによる操作を実現した初めてのPCであり、マルチタスク能力もあった。ただ高価だったため後発のMacintoshに取って代わられた。(初期マックにマルチタスク能力は無い)


NeXT(ネクスト)は、アップル創業者の1人スティーブ・ジョブズの生み出した3Mワークステーション、"3M" とは、1メガバイト以上のRAM、メガピクセルレベルのディスプレイ、メガFLOPSレベルの性能を意味する(3つの「メガ」で "3M"。1996年12月にNeXT Computar社はアップルに吸収された


HAL(ハル)は『2001年宇宙の旅』に出てきた架空のコンピュータ、と思われがちだが実は1990年に実在している、IBMから独立したHALコンピュータという会社よりHAL300という大型汎用機がある

だが、富士通による吸収合併で2001年にHALは消滅することになった。

現実はSFより奇異なり・・・


ブックマーク、評価、とかはあまり気にしてませんが(あると嬉しいのは事実だけど)

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― 新着の感想 ―
[一言] VAX に NeXT と来て、SPARC を期待していたのは内緒。
[一言] ぬこ様がいっぱいだぁぁ! モフモフしたいんじゃぁ! …はっ! 私は今何を…
[一言] 母(大阪のおばちゃん)は強い
感想一覧
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