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めちゃくちゃ、解析不能、爆裂娘の活動記。
寝ている掛け布団を蹴り上げ、爆裂朝の始まりである。
気持ちとは裏腹に眠い、意識も朦朧としている。
取り敢えず便所で、便器に顔を突っ込んで吐いた。
吐いてすっきりして、我に返ると、そこは玄関だった。便器と思って吐いた先は鞄だった。やっちまったものは仕方がない。臭いので蓋をした。
取り敢えず腹が空いたので、ママリンが作ってくれた朝食を食べる事にした。見ると朝からお好み焼きだった。関西人でもないのに。さっき鞄に吐いた液体が時折頭をかすめながら完食した。
お腹が一杯になって復活した私は、チャプチャプ音が気になる鞄を振り回しながら、元気に中学校に向うのだった。