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短編  作者: Nnnnn
8/23

8

ー商店街ー


高野「ニーナ…遅いな」


心「僕が探してこようか?」


高野「いや、俺が行く。心なら高中を安全に避難させられるだろ?」


心「気をつけてね、あぁあとコレ」能力:アスポート


高野「あぁ、武器か。助かる」





高野「さっきここら辺で別れたよな…」


??「やっと一人になったな。いい感じだ。いい感じに物事が進んでいる。」


高野「出やがったな…誰だお前は、ニーナをどうした」


?「俺は若生(わこう) (みつる)。ロベルト・ニーナは今頃死んでいるだろうな!」


高野「なんだと…」


若生「お、殺る気になってきたね。じゃ、俺達も始めようぜ!」能力:我が有利世界(インマイウェイ)


高野「…空間が歪んで…なんだこれ」


若生「この空間では俺だけが強化される。俺は俺だけが有利な状況で、相手をボコすのが大好きなんだ。楽しませてくれよ?」


相手の武器はでっけぇハンマーか。あんなデケェなら、振りも遅いはずだ。間合いさえ気をつければ…


若生「来ないならこっちから行くぞ!」ダッ


高野「なんだよ速ぇのかよ?!」


若生「オラァっ」ブゥォンッ


高野「ガード…!しきれない…!」ズドンッ…ヒュン


若生「たまや!」


ドスンッ


高野「…いっ、たいな…」


若生「初撃は耐えたか。まだまだいくぞ!」


高野「クソッ…」


若生「今度は縦!餅つきならぬ人つきだな!」グォン


避けねぇとぺしゃんこだ…!


高野「うらぁっ!」バッ…


ズドンッ…


高野「うわ…地面が陥没してやがる…」


若生「動けるやつだな」


距離だ。距離を取りつつ策を練る。


高野「」ダッダッ…


若生「逃げるきか?はたまた距離を取るためか…どのみち俺の前では意味をなさない。」グル…ンッ…グ…ルンッ…グルンッ…グルンッ


高野「どうにかして不意打ちできないか…」ダッダッ


若生「どぅらッ!」ズォンッ



高野「はぁ、はぁ…こんぐらいまで来りゃ…大…


ゴシャッ……ズドンッ



若生「ナイスヒット!オマケに吹っ飛んで潰れやがった!よし。これでアイツは海老煎餅みたいになったろ。」


若生「あぁ、でもハンマー回収しねぇとなぁ…」コツコツ…


若生「にしても派手にやっちゃったな。商店街…ボロボロにしてしまった…血脇に愚痴を言われる」コツコツ…


若生「よっと。おい、死んでるか?…死んでるな。よし。」ガシッ


若生「俺の相棒…。ん?壁から…離れねぇ」ググッ


ヒュンッ…ザクッ


若生「っぐ…刃物?!」ダッ


高野「好き放題…やりやがって……クソがァッ!」


高野「俺にも…やらせてくれよ。」フラ…


若生 (な、んだと…ハンマーと大鎌の二刀流…)


高野「がるぁッ」ブンッ


若生「どわぁっ?!」ベキッ…ドスッ



若生「この… ヒュッヒュッ


若生 (風切り音!鎌!)ダッ


若生「ゔっ」ザグリっ


若生「急に…人が変わりやがって…」


高野「ぬぁぁあっ!」グォン


若生「調子に乗るなよ!」能力: 我が有利世界(インマイウェイ)


若生「何だこの力強さ。なにか混ざってるな?!」ガシッ…グググ…


高野「オラッ!」グルッグルッ、ズォォッ


若生「俺ごとっ?!投げやがった!?」


ドシャッン



若生「痛て…て…。でも、ハンマーは取り返した…反撃して……っていねぇ?!






高野「はぁ…はぁッ…心…高中…ニーナ…無事でいてくれよ…」

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