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ートラック内ー
ニーナ「……ん……」
ニーナ「ここは…?」
レイ「お、起きたね。そうか…そろそろ効果時間が切れる頃か。他の奴らは寝てるし…ドラゴンは効き目が薄いのか?」ブツブツ
ニーナ「みんな…!」
レイ「いきなりで悪いね。今君達を運んでいる。どこに着くかは着いてからのお楽しみってことで」
ニーナ (よく分からないけど…心さんを起こせばテレポートで!)
レイ「あぁちなみに、その子は要注意だったからね…能力にロックをかけた。そのテレポートって奴は使えないよ」
ニーナ「そんな…」
レイ 「そんなに身構えないでよ」
レイ「そうだなぁ…着くまで暇だし、雑談をしよう。」
ニーナ「…」
レイ「いいよいいよ。勝手に話すから」
レイ「私はレイ。兵庫の研究所のリーダーだ。君たちみたいな能力者を作った張本人みたいな人だよ」
ニーナ「どういう事ですか…?」
レイ「君や…そこに寝てる血脇、御影池なんかは知ってるかもだけど、この研究所は様々な研究をしているよね?」
ニーナ「…はい」
レイ「不死を追い求める研究。人間に異種族の性質を付与する実験。能力を持たない者に能力を付与する実験…」
レイ「君がどこの県の担当かは知らないけど、兵庫は能力の研究が主だった。能力を持たない者に能力を付与する研究だ」
ニーナ「血脇さんのも…御影池さんのも…」
レイ「そう僕が…僕達研究員が与えたんだよ。そしてね…その時副産物があったんだ。能力を抽出する方法を見つけた」
レイ「それでその子の能力を抽出した。いや、驚いたよ。まさかこんなに取れるなんて…」ジャラッ
ニーナ (数珠…みたいな…)
レイ「この玉を使用すると能力が使える。試しに使ってみたよ。瞬間移動…そして、思考を読む能力」
レイ「この玉が賞味期限付きで、使い切りなのが残念だよ」
ニーナ「こ、心さんは…無事なんですよね!」
レイ「あぁ無事だよ。抽出されると少しの間能力が使えない。と言うよりも無理に引き出したもんだから、使う程の体力が無いってところかな?」
ニーナ「…!」
レイ「そんな顔しないでくれよ」
ニーナ (手足は縛られてる。…けど、口が自由なら私は!)
ニーナ「ぶはぁっ!」能力:口火
ゴゥッ
レイ「おっと」能力:四元素
ザバッ
ニーナ「な…」
レイ「残念。読めてるよ…心」
レイ「はぁ…高知に着くまで暇だから話し相手が欲しかったが…君の能力は危険だな。もう少し眠っていろ」魔法:催眠
ニーナ「ぅ…視界……が……」
レイ「はぁ……暇だ」




