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ー洞窟ー
高野「…結構…たったな…」
レイ「強情な奴だな」
レイ「なぁ、早く言えよ…意地はってるんじゃないよ」
高野「言うわけ…ねぇだろ」
レイ (チッ…面倒くせぇなぁ…無駄にタフで口がかたいやつが一番面倒くせぇ)
レイ「こっちもやっておこう」能力:四元素
高野「づぁっ…熱ッ…」ジュォッ
レイ「言わないと身体中が焦げるぞ」
高野「いう…かよ…」
ジュォッ…ジュォッ……
高野 (この野郎……絶対…ぶっ飛ばす)
レイ (…これ以上拷問しても無駄か。他にも任務はある。早いところ切り上げた方が良さそうだな)
レイ「もういい。お前は干からびて死ぬ」コツコツ
高野 (お前の能力…嫌でもわかったぜ…。その光が何かしら効果をもたらす。今俺の足の裏側にある光…あれは土。今あいつの手にあるのがドライ。)
高野 (どうやらドライってやつは遠隔で飛ばせないようだな…。近づいて来るしかない。なら…近づいたところを斬る)
高野 (身体から水分飛んで……ぶっ倒れそうだけどよ…)
高野「俺は……お前をぶちのめして…生き残って!…高中との日々を…取り戻す!」
レイ「死ね」能力:…
高野「ぐるぁっ!」フラッ…ゴテン
レイ「なんだそのフラついた素振りは…」
高野「ぅ…ぐ…あ゙あ゙あ゙!」ブンッ
ゾリッ
レイ「何して…コイツ自分の足を?!」
高野「みずみずみず…!」ダッ…
ズゾゾゾゾ
レイ「っ……は?」
高野「洞窟の天然水!」ズゾゾゾゾ
レイ「…なんなんだお前は!」能力:四元素説
高野「はぁ…飲んだ飲んだ。完全回復だよッ!」ポイッ
レイ「鎌の投擲…!危ないっ…」ヨロッ
ヒュー〜…カツンッ
レイ「自由奔放な奴め…。だがもう武器は無い。万策尽きたな!」
高野「あぁ、もう戦えねぇ。ってか石はゲットしたし今戦う必要もない。まぁ…つまり!」ダッ
高野「逃げる!」
レイ「っ!待て!」能力:四元素…
高野「ちなみに頭上注意だぞ」
レイ「…?」
ズズズズ…
レイ (まさかさっき投げた鎌で?!)
ズドンッ…
高野「はぁ…はぁ…いっでぇぇぇ!!?足の裏!ぁが!あ゙あ゙!」ダッダッダッ
レイ「クソ……ここまでコケにされたのは初めてだ…」
レイ「だが…幸い無事。計画通りに…物事は実行できる!」ピッ
レイ「聞こえるか、天童」ザー
レイ「実行しろ…!」
ー洞窟の入り口ー
高野「はぁ…くそ…もう……歩けねぇ…」
高橋「っ!高野!」
高野「あぁ…運が良がいい。…コレ…目的の物だ」
高橋「その足…何にやられた?」
高野「洞窟の中…研究所の奴…今のうち…逃げるぞ」
高橋 (コイツのこの状況…早く戻らねぇとだな)
高橋「あぁ!」
音黒「はぁ…はぁ…」
高橋「うぉっ…着いてきてたのかよ」
音黒「あぁ。俺は随分とメンタルがやられてたな…」
音黒「研究所の奴らが悪い!ぶっ殺す!竹輪麩も絶対に助け出す!」
高橋「…立ち直りすぎて逆に怖いぞ」
音黒「そいつ…高野」
高橋「痛みで気絶してるだけだ。早く戻って治療するぞ」
音黒 (その石…唐草紋が書かれた石…)
音黒 (竹輪麩がくれた…大事な石…。まだちゃんと残ってたんだな)
音黒「ありがとう。高野」




