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ー岐阜県ー
高野「…俺は包帯とかの買い出しだな」
高野「…」コソッ…コソッ
定員「あの…?」
高野「ぁ、あぁ…すみません。これ、お会計をお願いします」
定員「はい」
高野「特に何も起こらなかったな。あとは合流地点で…
ズドンッ
高野「…なんだ今の音?嫌な予感がするぞ」
ーキャンピングカー ー
竹輪「く〜…計画失敗!普通に襲ってくる!」
血脇「ここで捕まると被害が拡大してしまう。人気のない場所におびき寄せてくれ」
竹輪「やってるよ〜!」
心「…追ってきてるのは三体…多分。ここから見る限りは三体。」
ニーナ「このキャンピングカーが敵にバレてしまったのが痛手ですね」
ースーパーマーケットー
高橋「よし、飯の確保はオーケイだ。さっさと帰らなければ」
ズドンッ
高橋「ぅおっ…何だこの揺れ…!」
高橋「まさかスーパーマーケットに襲撃か…?!家族連れだっているんだぞ!」
ズドンッ…ズドンッ…ゴラッ、ドシャャン
高橋「…天井突き抜けて、降りてきやがった…」
高橋 (クソでけぇ…なんだアイツは)
5号「出てこいゴラァっ!」ドカッ…ドゴッ…
高橋「クソ…頭のネジ外れてるだろ…」
高橋 (まずいな…倒れてる客が数人いる…)
高橋「やるしか無いのか」
5号「ん?お前…高橋だな!高橋だろ!見つけたぞ!」
高橋「車に乗ってきた奴らとは違ってよく喋るしよくデカイ…。中ボス枠ってとこか?」
5号「俺は5号!力の5号だ!お前はこの腕力でよーく捏ねて殺す」
高橋「ハンバーグにはなりたくねぇよ!」技:殴
5号「ゔっ…すごい衝撃だ!だが俺達は布と綿でできている!そんな攻撃効かない!」ブォンッ
ドゴッ
高橋「ぐ……。ぺっ…なんで布と綿だけなのにそんな力強いんだよ…」
5号「分からない!」ブォンッ
高橋「殴打しかできない俺とは相性悪いわけだ」ダッ
5号「くっ…動くなぁ!」ダンダンダンッ
高橋「地団駄を踏むな…危ねぇだろうが」
5号「クソッ…こうなったら腹いせに…お前を殴る!」
客「ひっ…」
高橋「っ!この野郎…!」ダッ…
ドゴッ…
高橋「ぐぉっ…」グラッ
5号「な、なんでお前に当たってんだ…ま、まぁいい!」
高橋 (まずい…こいつ…見境なく攻撃するタイプだ…)
高橋 (まずは…逃げ遅れた客から逃がさねぇと…)
5号「動きが急に遅くなったな!」ブォンッ
高橋「ごぁっ…」ズサァァ
高橋「早く…逃げてくれ」
客「ぁ…ひ…ぁし…うごかな…」
高橋「ぐ…まじか。這ってでも…逃げろ!」
客「は…はぃ!」
5号「もう一発!今日はなんだか当たりがいいぞー!」ブォンッ
高橋「ぐぁっ…」ドゴンッ
高橋「骨折したらどうすんだよ…この野郎!」技:機拳銃
5号「衝撃!…効かない!」ブォンッ
ズドンッ
高橋「ぐぶぁっ…」
高橋 (コイツの機嫌を損ねないように時間を稼ぐんだ。客には意識を向けさせない。ダメージを受け流せ)
高橋「どうした…俺はまだいけるぞ」
5号「ぬぅっらっ!」ブォンッ
高橋「がっ…。」
ドンッ…ドスッ…ゴスッ
5号「し、しぶといぞ…お前ぇ…」
高橋「はぁ…はぁ…(よし、みんな逃げたな…)」
高橋 (ただ、倒す方法がまだわかってねぇ。ようやっと、スタート地点ってわけだ)
高橋「まぁ…考えても分からねぇから…殴りまくる」ガシッ
5号「きゅ、急に素早くなった…ぞ?!」
高橋「オラオラオラッ!」技:機拳銃
ドスドスドスッ…
5号「やめろ!鬱陶しい!」ブォンッ
高橋「っ…流石に当たらないぞ」
5号「なっ…さっきは全部当たってたのに!」
高橋「当ててたんだよ!」技:発勁
ドムンッ
5号「ぅぉぁっ?!」ヒュ〜…
高橋「はぁ…クソ、当たってるのに当たってる感触がねぇ…やっぱり斬撃をくらわせるとか…」
高橋「炎…とかか?燃やしたりしたらいいんじゃねぇか?」
高橋「このライターで…一か八かだ!」ダッ
5号「あの野郎…吹っ飛ばしやがって…イライラするぜ…。あ?」
子供「…ぁ…」
5号「何泣いてんだガキ!ムカつく顔しやがって…」ブォンッ
高橋「は…?」
5号「オラァッ!」グォォォッ
高橋「はぁ…はぁっ…大丈夫か?」
子供「ぁ…ぅ…ぅゎぁぁぁ…」
高橋「泣くなよ…早く逃げな。ここは危ねぇぞ」
子供「ぅ…ぅ…」
高橋「腰抜けてるな…俺が運んでやるからまってろ」
5号「な、な…今ものすごく素早かったぞ」
5号「それになんだその姿…や、やめろ…こっち来るんじゃないぞ!」
高橋「お前よぉ…さっきからなんも関係ない倒れてる客を殴ろうとしたりよ…挙句の果てには子供を殴ろうとしたよな?今…したよな。はっきり見てたぞ」
高橋「いい加減にしろよ…人間社会学んでこいよ綿人形!」能力:撃針
5号「な、なんで…なんで身体が燃えてるんだ!お前人間じゃないのか?」
高橋「俺は今キレてるんだ。見てわかるよなぁ?烈火のごとく…キレてるんだ。庇ったせいで、竹輪から貰ったライターぶっ壊れちまったしよぉ…」
5号「それ俺関係ない!やめろ!火はまずいんだ!近づくな…!ってか、なんで身体が燃えてるんだよ!おかしいだろ!」
高橋「お前は…灰にして殺す」ダッ
5号「話聞けって!おい!やめ、やめろぉぉおお!」
ボッ…ズォォオオオ
5号「嫌だ…消えない!…嫌だ!嫌…
ジュッ
高橋「…ふぅ…」シュュュュュ
高橋「アッツ…俺まで燃え死ぬかと思った…。やっぱこの能力はあまり使いたくないな」
高橋「さて…おい、ガキ…安全なとこまでおぶってやる」




