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短編  作者: Nnnnn
20/43

20

ー岐阜県ー


高野「…俺は包帯とかの買い出しだな」


高野「…」コソッ…コソッ


定員「あの…?」


高野「ぁ、あぁ…すみません。これ、お会計をお願いします」


定員「はい」



高野「特に何も起こらなかったな。あとは合流地点で…


ズドンッ


高野「…なんだ今の音?嫌な予感がするぞ」



ーキャンピングカー ー


竹輪「く〜…計画失敗!普通に襲ってくる!」


血脇「ここで捕まると被害が拡大してしまう。人気のない場所におびき寄せてくれ」


竹輪「やってるよ〜!」


心「…追ってきてるのは三体…多分。ここから見る限りは三体。」


ニーナ「このキャンピングカーが敵にバレてしまったのが痛手ですね」




ースーパーマーケットー


高橋「よし、飯の確保はオーケイだ。さっさと帰らなければ」


ズドンッ


高橋「ぅおっ…何だこの揺れ…!」


高橋「まさかスーパーマーケットに襲撃か…?!家族連れだっているんだぞ!」


ズドンッ…ズドンッ…ゴラッ、ドシャャン




高橋「…天井突き抜けて、降りてきやがった…」


高橋 (クソでけぇ…なんだアイツは)


5号「出てこいゴラァっ!」ドカッ…ドゴッ…


高橋「クソ…頭のネジ外れてるだろ…」


高橋 (まずいな…倒れてる客が数人いる…)


高橋「やるしか無いのか」


5号「ん?お前…高橋だな!高橋だろ!見つけたぞ!」


高橋「車に乗ってきた奴らとは違ってよく喋るしよくデカイ…。中ボス枠ってとこか?」


5号「俺は5号!力の5号だ!お前はこの腕力でよーく捏ねて殺す」


高橋「ハンバーグにはなりたくねぇよ!」技:(ショットガン)


5号「ゔっ…すごい衝撃だ!だが俺達は布と綿でできている!そんな攻撃効かない!」ブォンッ


ドゴッ


高橋「ぐ……。ぺっ…なんで布と綿だけなのにそんな力強いんだよ…」


5号「分からない!」ブォンッ


高橋「殴打しかできない俺とは相性悪いわけだ」ダッ


5号「くっ…動くなぁ!」ダンダンダンッ


高橋「地団駄を踏むな…危ねぇだろうが」


5号「クソッ…こうなったら腹いせに…お前を殴る!」


客「ひっ…」


高橋「っ!この野郎…!」ダッ…


ドゴッ…


高橋「ぐぉっ…」グラッ


5号「な、なんでお前に当たってんだ…ま、まぁいい!」


高橋 (まずい…こいつ…見境なく攻撃するタイプだ…)


高橋 (まずは…逃げ遅れた客から逃がさねぇと…)


5号「動きが急に遅くなったな!」ブォンッ


高橋「ごぁっ…」ズサァァ


高橋「早く…逃げてくれ」


客「ぁ…ひ…ぁし…うごかな…」


高橋「ぐ…まじか。這ってでも…逃げろ!」


客「は…はぃ!」


5号「もう一発!今日はなんだか当たりがいいぞー!」ブォンッ


高橋「ぐぁっ…」ドゴンッ


高橋「骨折したらどうすんだよ…この野郎!」技:機拳銃(ラッシュ)


5号「衝撃!…効かない!」ブォンッ


ズドンッ


高橋「ぐぶぁっ…」


高橋 (コイツの機嫌を損ねないように時間を稼ぐんだ。客には意識を向けさせない。ダメージを受け流せ)


高橋「どうした…俺はまだいけるぞ」


5号「ぬぅっらっ!」ブォンッ


高橋「がっ…。」



ドンッ…ドスッ…ゴスッ



5号「し、しぶといぞ…お前ぇ…」


高橋「はぁ…はぁ…(よし、みんな逃げたな…)」


高橋 (ただ、倒す方法がまだわかってねぇ。ようやっと、スタート地点ってわけだ)


高橋「まぁ…考えても分からねぇから…殴りまくる」ガシッ


5号「きゅ、急に素早くなった…ぞ?!」


高橋「オラオラオラッ!」技:機拳銃(ラッシュ)


ドスドスドスッ…


5号「やめろ!鬱陶しい!」ブォンッ


高橋「っ…流石に当たらないぞ」


5号「なっ…さっきは全部当たってたのに!」


高橋「当ててたんだよ!」技:発勁(ハンマー)


ドムンッ


5号「ぅぉぁっ?!」ヒュ〜…



高橋「はぁ…クソ、当たってるのに当たってる感触がねぇ…やっぱり斬撃をくらわせるとか…」


高橋「炎…とかか?燃やしたりしたらいいんじゃねぇか?」


高橋「このライターで…一か八かだ!」ダッ




5号「あの野郎…吹っ飛ばしやがって…イライラするぜ…。あ?」


子供「…ぁ…」


5号「何泣いてんだガキ!ムカつく顔しやがって…」ブォンッ


高橋「は…?」


5号「オラァッ!」グォォォッ




高橋「はぁ…はぁっ…大丈夫か?」


子供「ぁ…ぅ…ぅゎぁぁぁ…」


高橋「泣くなよ…早く逃げな。ここは危ねぇぞ」


子供「ぅ…ぅ…」


高橋「腰抜けてるな…俺が運んでやるからまってろ」


5号「な、な…今ものすごく素早かったぞ」


5号「それになんだその姿…や、やめろ…こっち来るんじゃないぞ!」


高橋「お前よぉ…さっきからなんも関係ない倒れてる客を殴ろうとしたりよ…挙句の果てには子供を殴ろうとしたよな?今…したよな。はっきり見てたぞ」


高橋「いい加減にしろよ…人間社会学んでこいよ綿人形!」能力:撃針(ファイアリングピン)


5号「な、なんで…なんで身体が燃えてるんだ!お前人間じゃないのか?」


高橋「俺は今キレてるんだ。見てわかるよなぁ?烈火のごとく…キレてるんだ。庇ったせいで、竹輪から貰ったライターぶっ壊れちまったしよぉ…」


5号「それ俺関係ない!やめろ!火はまずいんだ!近づくな…!ってか、なんで身体が燃えてるんだよ!おかしいだろ!」


高橋「お前は…灰にして殺す」ダッ


5号「話聞けって!おい!やめ、やめろぉぉおお!」


ボッ…ズォォオオオ


5号「嫌だ…消えない!…嫌だ!嫌…


ジュッ


高橋「…ふぅ…」シュュュュュ


高橋「アッツ…俺まで燃え死ぬかと思った…。やっぱこの能力はあまり使いたくないな」


高橋「さて…おい、ガキ…安全なとこまでおぶってやる」

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