18
ー翌朝ー
高野「…よし、行くか」
高野「と言っても…誰が運転をするんだ」
高橋「俺がやるよ。世話になったからな」
竹輪「今日からは私達二人も着いてくよ!」
ニーナ「血脇さんも増えて、戦力増強ですね!」
高野「次はどこに行くんだ?」
心「次は岐阜…か名古屋…。」
高野「…どっち?」
心「うーん…東京にいた寒蛇ってやつの心を呼んだ時…曖昧な場所しか読み取れなくて…」
心「でも、岐阜か名古屋に次の研究所があるみたい」
高橋「任せろ。何時間でも飛ばしてやる」
ニーナ「安全運転でお願いします」
ブロロロ
ー車内ー
高野「…にしても人が増えたな」
ニーナ「6人ですね」
血脇「でも、このキャンピングカーが広いお陰で窮屈ではない。」
竹輪「高橋、疲れたら言ってね。代わるから」
高橋「あぁ」
ニーナ「心さんは…寝てしまいましたね」
高野「あぁ。昨日託さ頑張ってたからな。十分寝て欲しい。ただ…俺の太腿が死にそうなんだが…」
血脇「動くなよ。起こしてしまうだろ」
高野「な゛…くそぅ…」
ー新潟県ー
高橋「よし、飯にしよう」
高野「できるのか?」
高橋「こんなんでも俺は一番飯が上手だったんだ。」
高野「なんの中でだよ…」
高橋「そういえば言ってなかったな。俺は昔、今してる事と同じような事やってたんだよ。5人でな」
高野「…何年前ぐらいだ?」
高橋「そうだな…人間以外に種族が出てきた頃だからな…数十年前?」
高野「…おじい…さん」
高橋「やめろ!」
高橋「ほら、飯ができたぞ。」
竹輪「ん〜美味い!」
血脇「うめっ、うめっ…」
ニーナ「美味しです」
高橋「おかわりもあるぞ」
高野「く…美味い…。料理までできるのかよ…」
心 (悔しそう)
ー岐阜県ー
高橋「よし、岐阜県に入ったぞ。…で?研究所はありそうか?」
心「…無さそう…いや、間にある?…名古屋の方かも…」
高橋「…分かった。とりあえず近くなったらまた聞く」
心「了解!」
血脇「そういえば…竹輪さん…も戦うのか?」
竹輪「うん!任せてよ。こう見えても結構動けるんだよ私!」
高橋「あんま無茶するなよ…」
竹輪「心配症だなぁ…」
高野「まぁ、出来れば戦いが無い方がいいけどな」
ボンッ…
ニーナ (…なんの音?)
ボンッ…ボンッ…
バンッ
心「っ!?窓になにか張り付いてる!」
高野「上にもいる…!」
高野「心、車の屋根にテレポートってできそうか?」
心「いや、危ないよ?!良い子は真似しちゃいけないくらい危ないよ!」
高野「つっても、このまま攻撃され続けると…
ドムっ
キキィィイイイ
高橋「あっぶねぇ!すげぇ力で押されたぞ!」
高野「頼む!心!」
心「わ、わかったよ!危ないと思ったらすぐ戻すからね!」能力:テレポート、アスポート
高野「ぅっと…なんだお前ら」
?「敵が来たな、ドール108号、ドール53号」
108号「そうだな、ドール48号」
53号「排除する!」
高野「なんだ…マジでなんだ…布みたいな質感の肌…
108号「とぅっ!りゃっ!」ブンッブンッ
高野「危ねぇっ!暴れんな!」ガッ
108号「ぎゃぁぁああ…
高野「落ちてった…まぁ、大丈夫だろ…いや、大丈夫かな?高速道路だし…他の車にぶつかって玉突きとかに…
53号「108号がやられたな」
48号「あぁ、やられた」
高野「誰なんだ?お前らは」
48号「秘密だ!」ダッ…ガシッ…
高野「なんだ…この…しがみつくな…離れろ!」ゲシッゲシッ
48号「道連れだ!」ダッ
高野「くそっ…力が強ぇ…それに…マジで布じゃねぇか!」グラッ
高野「ぐ…ぅぁぉぉおおお」
ニーナ「高野さん!」バサッ…パシっ
48号「ぐろろろろろ…」ゴロッゴロロロロ…
高野「た、助かった。ありがとうニーナ」
ニーナ「周りの車両からまた飛び移られそうです。」
高野「アイツらは人形だ。操作されてるのかなんなのかよく分からないが、とりあえず落としても大丈夫だろう!」
ニーナ「わかりました!」
53号「降りてこい!」
高野「あぁ、お望み通り…」ヒュッ
ズドムッ
53号「ぐぁっ…」
高野「降りてきたぜ、そして…この車から降りろ!」ガシッ…ポイッ
53号「ごごごこべべべべ…」ズザァァァ
高野「高橋!周りの車両は全部敵のものだ。抜けられそうか?」
高橋「任せろ!振り落とされるなよ!」




