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ー心、ロベルト、血脇ー
ニーナ「ゔ…ぉ…」ヒュッ
ニーナ (届かない…)
女郎「ほらほらほら…」ズドドドド
血脇「……」
女郎「もう死んだか?」
血脇「…」
女郎「まぁいいか。次はニーナ…お前だ」
ニーナ「ぅ…この…!よくも…血脇さんを…!」
女郎「あなたも長く吸いすぎたか。もう力が入らない?」
ニーナ「…っ!」ヒュッ…
女郎「届いていないよ」ガシッ
ニーナ「離…して」
女郎「嫌だね」
高野「離せ」
女郎「だから、嫌って言って……っ?」
高野「おらよっ!」ブォンッ
ザグッ
女郎「ぐっ…増援…だと…」
高野「よくも俺の仲間をいたぶりやがったな…。それに、今俺は虫の居所が悪いんだ…容赦なく半殺しにしてやるよ」
ニーナ「気をつけて…毒の…霧が…」
女郎「馬鹿め!近づきすぎたな!」能力:毒霧 プシュー
高野「ゲホッゴホッ…なんだこれ…」
ニーナ「ぁぁ…」
女郎「あなたもタコ殴りにする!」ダッ
ザクッ
高野「がるぁッ!」
女郎「な…効いてない?!」
高野「いや、痙攣がやべぇ…。だから無理矢理動く…骨が外れようが…骨折しようが…お前を倒す!」ブンッ
女郎「脳筋がぁ!」能力:
ザクッ…
高野「吹っ飛べ!」グォンッ
女郎「あああぁぁぁぁ…
高野「ニーナ、大丈夫か?」
ニーナ「わ、私よりも…血脇さんと心さんが…」
高野「心!」
心「ぜひゅ…ぜひゅ…」
高野「落ち着け…もう大丈夫だ。ゆっくり、ゆっくり息を吸って、吐け」
心「はっ…ふっ……ぅ…ひゅぅ…」
高野「血脇って奴の方も…意識がねぇ…」
高野「まずいな…小屋があるからそこまで運ぶぞ」
ー小屋ー
高野「ぜぇ…はぁ…」
ニーナ「その…私は背負わなくても良かったんですけど」
高野「お前も怪我人だろ…」
高橋「ぅおっ、なんだその…なんだ」
高野「こいつを頼む。」
血脇「…」
高橋「凄い傷だらけだ…待ってろ」
高野「心、落ち着いたか」
心「うん…」
高野「ほ…良かった…」
心「…あり、がとう。」
高野「ゆっくりしとけ」
高野「…今動けるのはニーナ、俺、高橋だ。心は多分、すぐ良くなる。問題は血脇…。心の能力で回復…、だが、今の心には負担がかかりそうだ…」
高野「高中…絶対助けるからな…」
ー夜ー
心「…よ、よし!戻ったよ!」
高野「…ダウト、ふらついてるぞ」
心「で、でも…高中を助けなきゃだし…」
高野「…」
心「安心してよ、ちょっと休めば平気平気!」
心「まずは綾を治してくるね!」
高野「…」
高野「不安だな…」
血脇「ん…」
心「気がついた?大丈夫そう?」
血脇「…あぁ…。助かった。」
高橋「便利だな…それ」
心「でしょ。ほら、高橋にも」能力:超能力回復
高橋「あぁ、たすかる」
心「ニーナと高野にもしとかないとな…」
心「ニーナ…高野…あ、いた」
ニーナ「あ、心さん」
高野「どうしたんだ?」
心「問診しに来たよ!それ!」能力:超能力回復
ニーナ「あ、楽になりました。ありがとうございます」
高野「俺は大丈夫だ。弾は抜けてるし、すぐなおる」
心「まぁまぁそんな事言わずに…」
高野「大丈夫だって…」
心「治さないと明日に響くよ!」
高野「こんなん明後日には治ってるんだよ!」
心「頑固だな…」
高野「そっちがだろ…。お前の能力は負担が大きい。特に回復させたあとは特に疲れてるだろ」
心 (こいつ…エスパーかよ)
高野「俺はお前みたいに心を読む、なんてことはできない。けど、仲間の体調くらい…見てればわかる。」
高野「だから、あまり無理すんなよ」
心「…後で後悔しても知らないからね」
高野「おう」
心「…」




