計画通り……(ほぼ想定外)
「いやぁ、ありがと!これで今日は事足りるよ。因みに録音とか……」
なにがだよ。
「その様なサービスは承っておりません」
「晴樹……モテないよ?」
「モテなくて結構」
「マジでお願い!何でもするから!」
……何でも、か。そういえば、もうじきあれが来るのか。……女の意見ってのは大切だろうし、それなら、まぁ。
「……分かった。いいぞ」
「晴樹、ついにお前…性」
「死ね」
「あの、私はじめてだけど……頑張る、ね?」
「んなことするわけねーだろ!そろそろ妹の誕生日だかしプレゼント選び手伝って欲しいだけ!」
「あー……確かにそろそろだなぁ。僕の記憶では去年、個性的なものをせがまれてた気が……」
思い出させないで欲しい。急に妹が部屋に来て、「おにーの使い古した使いたて下着が欲しい!」って三森の前で言っていた事を。
「場所はどーする?」
「あーっと……あの、ショッピングモールによくあるピンクの店。女子人気高そうなあそこ」
「チェリーハウスね。じゃあ色々とするためにこれ!」
スマホ……?あぁ、連絡先交換か。
「うい」
「じゃあ宜しくね!」
…………嵐みたいなやつだったな。
「おい、九十九!」
「あ゛……ぁ、どうかしたか?」
っぶねぇ。敵意向けられたから威嚇してしまった。
「な、なんで明莉さんと仲良さそうなんだよ!」
「……あいつがロリコンだからじゃないのか?」
「俺達がいくらデートに誘っても笑って受け流されるんだぞ!?」
「……あいつがロリコンだからじゃないのか?」
「そもそもなんと言うかお前との間には心の壁がほぼないんだよ!なんでだ?」
「……(以下略)」
「略すなよ。……僕が思うに、2人が猥談ばっかしてるからじゃない?正直キモいよ?」
……逃げていった。なんだったんだ、あいつら。そんなことがありつつ、授業も終わったので家に帰る。
「そういえば、家族以外じゃ初めてだな……女の子の連絡先」
一応送ってみよう。アカウント名は……あいら。これだな。
<晴樹>ども
<晴樹>日程だが、俺は大体暇だから今週中のどこかで頼む
<あいら。>あ、ごめんね!ゲームしてて気が付かなかった……。取り敢えずりょ!明後日の放課後で!
<晴樹>おけ。シュチュは送ってくれたその通りに読むから
<あいら。>あの
<晴樹>?
<あいら。>ちょっとえっちいのでもいい……?
<あいら。>ちょっと喘いで欲しいだけ!
<晴樹>……内容による。じゃ、俺ゲームするから落ちる
<あいら。>なんのゲーム?
<晴樹>WORLD ORDER
<晴樹>一応廃人してる
<あいら。>え!私もだよ!最近は底無し沼の怪魚に苦戦してるけど……
<晴樹>てことはAGI重視の軽戦士か?
<あいら。>それ重視の騎士だよ
<晴樹>パーティー組んで勝てるかってとこだな……俺もソロじゃ瞬殺だし
<あいら。>そもそも沼地で走れないのがね……あのモンスは速いわ多いわ下から丸呑みにしてくるわでもう大変なの!
<晴樹>分かる。正直ドラゴンの方が戦いやすい
<あいら。>同感。じゃあまたゲームも一緒にしよ!
<晴樹>おー
底無し沼の怪魚は後半のモンス。それなりにガチッてんだな……。
「アップ済ませますか……」
電脳世界へいきますよっと。
自分は一人しかヒロインを作りません。負けインがいるからこそなのは重々承知で作りません。だってかわいそうだから!




