このうざい絡みに鉄槌を!
…色んなことを考えていたら朝になっていた。俺はまだ学生なので、学生としての生活を全うしなければいけない。朝食は…昨日の残りでいいや。朝から揚げ物はちとキツいが。雨降るかニュースで確認しよっと。
ピンポーン。
…今日も来たのかあいつ。
「おはよ。今起きた感じ?」
「そうだ。虫入るからはよ部屋来い、三森」
「うい〜」
三森誠。俺の幼馴染のイケメン陽キャ。ズボラなところに目を瞑れば優良物件ってやつだ。
「相変わらず目つき悪いなぁ」
「追い出すぞ」
「やだね。せめて飯を食ってから」
そして毎朝のように俺の家に来て飯を食って行く。別に家と折り合いが悪いわけでも、貧乏なわけでもない。マジでなんでだよ。
「ったく…料理くらい出来るようになれよ。一人暮らししたいんだろ?」
「うっ…。てか告った?」
「話逸らすなよ。…告ってない」
「やっぱ僕の思った通り。多分途中で正気に戻ったんでしょ?戻らなくても面白いけど」
…リアルファイトで勝てるかな?一応元空手してたし負ける事はない…はず。
「あははー。服伸びるから胸ぐらやめてー?」
お望み通りに金的をした。暫く悶えていたが自己責任だ。
「お前の蹴りって痛いし響くしでやばなんだけど…変な性癖目覚めたらどうすんのさ」
「責任持ってお前のお前を潰してやるよ」
「そんな責任の取り方しないで?…あと朝から豚カツって…」
それしかなかったから仕方ない。一応カツサンドにしてやってるしまぁいいだろう。
「俺は…もう時間ないし冷凍チンするか」
グラタンにしよっと。
「それでー?結局好きなの?【Arthur Night】のギルマスの事」
「…まぁ、そうだな」
「どこが好きなの?やっぱ胸?それとも下半身?あれフルスクラッチって聞いた事あるけど」
…デリカシーのかけらもない。もう一度キメて逝ってもらおう。
「さーせんした!狙い定めるのやめて?!」
「じゃあ最初からすんなよ……。あ、そういや【Arthur Night】と近々どんぱちするかもな」
「と言うと?」
「色々聞かれたんだよ。武器とかその他諸々。もうちょいで新顔何人か試験するんだろ?被ったら面倒だし」
「あー、それ気にしなくていいよ。僕が合同訓練しようっつったから。晴樹は教える側な?」
「先言っとけよ…いつ?」
「次の土曜。朝から晩まで、好きな時にって感じ」
「分かった。俺もう食ったから先行く」
「え、早っ?!レンチンしてたのさっきだよな?!」
「これが一人暮らしの知恵ってやつさ。アデュー!」
「煽り下手かよ!」




