戦争は残酷だ
戦争の真っただ中、
私は宿に隠れていた。
ドアの先には
倒れる人、血、そして落ちた武器などがあった。
そう、戦争は残酷だ。
必要なのか必要じゃないのかはさておき、あってはならないことだ。
「上に来なさい」
「はい」
ドアの前にいたら相手軍が入ってきたときに危なくなるしね。
上に上がった。
すると下で「ガドーーン」と大きな物音がした。
相手軍が入ってきたのだ。
追い詰められた私と、宿主のおばちゃん。
そこで私がとった行動は
「戦う」という選択肢だ。
私がいつの間にか背負っていたバック。
牢屋に入った時に気付いた。
その中には「ぼろいナイフ」あと「何か怪しい飲み物」が入っていた。
これで戦うしかない…
と、相手軍が上に上がってきた。
チャンスだ。
階段を歩いている今。
私は勢いよく部屋から飛び出し、
相手軍にそのままナイフを「刺した」
落ちていく相手軍に剣士。
勝ったようだ。
でも戦争の屈辱を知っている以上、
相手軍でもナイフを刺すのは悲しい。
しかもあと0.何秒でも遅れていたら自分が死んでいたかもしれないという恐怖。
本当に戦争は残酷だ。
「話し合いで平和」なんて戦争が始まったらできない。
そうして相手軍の猛攻は去った。
そのあと多くのこの町の軍が「この宿」に訪れた。
そして、私が倒した相手軍は運ばれていった。
私は外に出て大きく息を吐いた。