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こんなのもう辞めたいよ  作者: gansobouhanbuza
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洞窟探索2 カミツキマイコムシ

先は真っ暗。

明かりが一つもなく前にすすめない。

「スライム 何か明かりになるもの持ってない?」

「うーん… 太めの木の棒は落ちてない?」

「わかった探すね」

「お願い! 実は僕くらいと目が見えなくて…」

「全く?」

「うん」

「そうなんだ じゃあ早く探さないと」

少しの太陽の光を頼りに進んでいく。

すると目の前に大きい木が。

「これ 使えそうだけど… ちょっと大きいかな?」

私は頑張って担ぎスライムのところまでもっていこうとした、その時!

木の小さい穴から黒い崖が出てきて、私にかみついた。

「痛っ!」

「大丈夫?」

スライムの心配している声がする。

私はかみつかれた足のほうを見ると、

黒い2つの大きな牙のようなものがあるものにかみつかれていた。

結構深くかまれていた大分血が出ている。

かなり痛い!

「なんかカブトムシみたいなものにかみつかれた!」

「? カブトムシ? 何それ? まあ何かに噛まれたんだね?」

「うん!」

「近くに木はある?」

「スライムの前までは運べたよ」

「わかった」

そうするとスライムはぐっと力を入れ始めた。

すると目が「ピカッ」赤く光り、

前に炎の渦が現れ、木へと飛んできた。

すると木が燃えあたりが明るくなった。

スライムが駆け寄ってきた、というよりコロコロ転がってきた。

そしてこのかみついているものを見た。

「これは「カミツキマイコムシ」という虫だね 今取るよ」

というとまた炎の渦が出てきて近くでくるくる回った。

すると私の足を離れ逃げて行った。

「この虫は熱に弱いからね」

「そうなんだ」

私はかばんに入っていたばんそうこうを取り出した。

「何これ」

スライムは知らないようだ。

「これを張ると傷が早く治るんだよ」

「へえそうなんだ!」

スライムは驚いてる。

そうしてそのばんそうこうを張り、私とスライムはまた先へ進みだした。


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