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戦争の日々と町の護衛
転移してきた私の目の前には
アニメなどで見る家の数々が広がっていた。
それらに私は魅了された。
私は「鹿島 奈美」社会人。
そして今は見知らぬ世界に転移してしまった。
「まずは目の前の町へレッツゴー」
そうして私は歩き出した。
私が住んでいる星は「PQG9星」という星。
地球の人がそう呼んでいた。
地球とは交流がある。
向こうのほうがだいぶ発達している。
私はいつも地球に行くことにあこがれていた。
でもそんな幸せな日々を打ち砕くように「戦争」が始まった。
相手は隣の国。
そちらのほうが発展していて勝てるはずがない戦争だった。
そして運よくとどめは刺されずに未だに交戦状態が続いていた。
「あ そろそろ町に着く!」
町の前に門がある。
とそこに近づくと
槍を持った集団に囲まれた。
そしてつかめれ何かを言われた。
「お前誰だ」
「ええーと」
「とりあえず怪しいからこっちにこい」
えこれどうなっちゃうの…
捕まえられるの…
私は抵抗する勇気がない。
あきらめてついていくことにした。