町に着いた!
町へ向かって歩いている私と、スライム。
のんびり歩いていると…
「あ 町だ!」
「あの町が行ってた町だね」
「うん」
そうして私たちは村に着いた。
戦争で壊された街の外側が修復されて行っている。
この世界は「ショベルカー」などの機械はないのに、どうやってこんなに早く修復できてるんだろう。
まだ工事しているところがあり1人のおじさんがたっていたので聞いてみる。
「おじさん なんでこんなに早く直せるんですか?」
「ああそれはなみんながしっかり役割分担などをして効率を上げているんだよ」
「へえそうなんですね すごい ありがとうございました」
「そ それより君の横にいるスライムは何だい…」
「ああこのスライムですか? ご飯をあげたらなついちゃって…
人間には何もしないので大丈夫です」
「そ そうなのか…」
「ありがとうございました」
「あ ああ」
スライム、大丈夫かな?
捕まったりしないよね?
まあ捕まるときは一緒にいる私もか。
そうして冒険者ギルドに歩いていこうとしたが、
もう空は暗くなっていた。
「スライム もう宿に行く?」
「うん そうだね」
「ここが宿だよ」
「めっちゃ近いね しかもいたるところに宿が…」
「ああ この町は冒険者がよく来るから宿が多いんだって しかも無料で泊まれる
でももうご飯何日か食べてないからおなかすいたなあ」
「え もしかして僕にくれたの全部?」
「うん」
「ごめん!」
「いや全然大丈夫 でも今日は宿でご飯を買おう 100円くらいのを」
「ちょっと贅沢しよう!」
この世界はお金の価値が違うのだ。
それもかなり。
この世界に転移した時に持っていたお金が1000円あったから、
そのお金をお使っている。
これで860円。
ちょっと少なくなってきちゃったなあ。
また任務をして、お金を稼がないと。
そして私とスライムはご飯を食べて、
ぐっすりと寝たのだった。