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「えぇ・・・フフ。」


私は微笑む、それだけです見事にスルーをします。

イベント?それなんですか?知らないです。

ふと外を見る茜から闇へ変わる時間の様、随分と長く話しをした。



「グッー」



シーンと静かな室内にお腹の音が鳴り響く・・・鳴らしたのは私・・・恥ずかしい・・・。


アウラが片手でお腹を抑え、お父様はお腹を抑え頭をポリポリと掻き、レオニスはスッと立ちベルを鳴す。



「アウラ、陛下に報告に行くぞ」


「はい・・・カーナまた明日ね」


「では私も御一緒します。トゥカーナ報告は手紙を出す。無理はしない様に」


「また学園で・・・」



お腹の音は見事にスルーして貰えた様でホッとする。

丁寧に礼し見送り、その後ロッテに頼み夕食を食べる、このまま1人で寮に帰る事も出来るが、今寮へ帰りベッドで寝ると、アルゲティの夢をまた見るのか、それを思い出し身震いをする。この夕食も何だか味気なく感じる、


メニューは、


白身魚のムニエル、白パン、彩りサラダ、ビシソワーズ、追加でふわふわなオムレツ


ふわふわなオムレツを食べ思う

誓いを立て、守ると言ってくれたアウラに、私も応えたい・・・私がやる事・・・それは自分を強く持つ事なのだろう、



それと「捜し物ね・・・」



食後ロッテに湯浴み、着替えを手伝いをしてもらい、1日で一番不安な時間へ突入する。それは就寝の時間・・・、ロッテに就寝の挨拶をすると、私は不安な気持ちを抱え、ベッドに潜り込みクッションを抱える、疲れたのかそのまま眠る・・・。





また夢・・・。



「アルゲティ!」



私は振り向き、呼ばれた人物を見て笑顔になる

翼を大きく広げると、その人物に向かって飛ぶ、



「アウスト!」



厚い胸板に飛び込み大きな背中に手を回し、アウストの顔を見る。

ブロンド髪が太陽でキラキラと光り紫色の目を大きく見開き、鍛え上げた身体でアルゲティを受け入れる。



「アルゲティ危ないじゃないか!」



声は怒っていても私を受け止め、彼は優しく抱きしめそのまま口付けをする。私は嬉しくて翼と腕で彼を包む、



「私帝国の兵士が、沢山居る所を見つけた!」


「アルゲティありがとう、また捕まったら大変だ、頼むから俺の傍に居てくれ、お前に何かあったら俺は・・・」


「フフフ・・・大丈夫よ!私飛べるもの、いざとなったらミューも居るから大丈夫」



私は胸を張り答え、近くの兵士にそれを伝え、私も行こうと翼を広げた時、



「アルゲティ待て!」



翼を閉じアウストの傍に行き、彼の顔を見る・・・とても顔が赤い、そんな顔もするのね!そんな彼の頬をグリグリと突くと、顔を背け少し逃げた先で剣を出し、剣を地面に突き立て、声高らかに宣言する。



「アルゲティお前を、守る絶対だ!」


「違う!私がアウスト守るの!絶対よ!」



私は地の人がやる事はわからない、だから真似した木の棒で、アウストはポカンと私を見て笑い出す、次は私がポカンとした。

アウストは説明して今のは剣の誓い、



「剣に誓いを立てる事は、とても神聖な事なんだよ」


「そうなの?空の人にはそんな事しないわ」



私は小指を立て、アウストにも同じく小指を立たせるとそれを絡ませ説明する。



「指切りって言うの、約束を破ったら、嫌いな野菜を一杯食べなきゃダメなの!」


「俺嫌いな野菜は無いぞ、お前あるのか?」


「私の母様は料理上手だったから、無い」



なんじゃそりゃ!と2人して笑う、周りの兵士は私達を囲み、ヤジを飛ばす。



「相変わらず熱いですね!」


「イチャコラは見えない所でお願いします。」


「俺も彼女欲しい!」「奥さんに会い!」



やいやいと言われたアウストは、顔を赤くすると周りに激を飛ばす。



「速く戦争終わらせよう!まずはその準備だ!」


「「「「「「おー!」」」」」」



アウストはバラバラと散っていく兵士を見て頷き、改めて私を見ると膝を着く、何をするのかわからず、そのまま微笑みアウストを見る



「アルゲティ・・・この戦争が終わったら結婚しよう」



「えぇ・・・もちろん!・・・アウスト嬉しい!」



アウストは私を強く抱き寄せると、口付けをする。私もアウストが好き結婚したい、婚姻の印は空の人が愛した人に渡す物、それをアウストに贈る。



「アウストこれを受け取って、空の人は婚姻の印に渡す物なの、」


「アルゲティ絶対幸せにする。じゃあ俺も」



ちょっと待ってろ、ポッケのあちこち触っては、どこだ?と服を叩いている、目的の物を見つけた様でゴソゴソと漁り、小さいな箱を取り出す。キラキラして綺麗な箱



「代わりの物はだが、戦争が終わったら正式に作る、これは地の人が婚姻時に渡す物だ」



「アウストありがとう。これで私達ずっと一緒ね」





翌朝、私は目覚めると嬉しい気持ちで涙を流していた。


「・・・。」


しばらくクッションを抱え、その感情を抑え込む、これを他の人にバレない様に感情を殺す・・・。


私が落ち着いた頃、ロッテが起こしに来て、身支度をして貰い髪色を染め朝食を食べる。

今日は感情が不安定なので、心の中にある微笑みの仮面をカチャリと装着



「行ってきますロッテ!」


「行ってらっしゃいませ、お嬢様」



王城の転移魔法陣部屋で、アウラと会い一緒に登校をする、よく見ると目の下にクマがある、アウラが眠そうに欠伸をしている。



「アウラ様どうされたのです?」


「ありがとうカーナ・・・。おかしな夢を見たそれだけ」



教室に入ると、アウラが久しぶりに登校した為、アウラにあちこちから挨拶が降り注ぎ、嬉しそうに挨拶を返し私も揃って挨拶をしている、

2人して、いつもの席に座る、隣りにアウラが居ると落ち着く・・・。チラリと見る。

アウラも私を見て、目が合いお互いニッコリと笑う、

開始のベルが鳴り、アリス先生教壇に立ち



「今週トランプ大会と、かくれんぼ大会があります」



私は顔を引き攣るしかないが、今教室内はザワザワと楽しげな声も聞こえ、知ってる人が多い事が分かる、



「今日1日を使いトランプを練習してね!」



まずは隣り同士でどーぞと言われ、アウラとババ抜きをする事になった。

実は学園入学時必須アイテムとして、リスト入りしている。トランプ・・・



「アウラ様ババ抜き久しぶりですね」


「あぁ最近出来てない、カーナとの対戦も久しぶりだよ」



自分のトランプを出す。私のジョーカーは猫、足を組んで座っている。最近愛着が湧きミミちゃんと名ずけている。


アウラのジョーカーは、アーロンそっくりさん、私が渡した見本をそのまま使い続けているらしい、律儀だね



「じゃあ私のトランプを使いましょう」

「分った、僕が配るよ」



混ぜ方は宰相を見て覚えた。と言い、あの私も出来なかったパラパラをしている。

パラパラはマジシャンがよくやる、半分に分けて一枚つづ重ねて混ぜるって奴ね、

私はその手際の良さにあ然としている間に配り終わった様だ


ミミちゃんに愛着はあるが、ババ抜きは別!カッ!と目を見開き、揃っているカードを外しすと、

あら?私の所にミミちゃんが降臨してます・・・。うふふふふ・・・ミミちゃん私の事好きなのですね?奇遇ですね、ババ抜き以外のミミちゃんは好きですよ。



「さぁアウラ様どうぞ」


「カーナ負けないよ」



アウラとの戦いババ抜き(微笑み合戦)が始まる。

お読みいただきありがとうございます。

ブックマークと評価ありがとうございます。


ババ抜き、ババ抜きと言い過ぎました。

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