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学園へ着き、見張りの先生に挨拶をする。

今日の先生は見た事がない先生、


「「おはようございます。」」

「おはよう!俺はダビーだ宜しくな!」


よ!と顔の横に片手を上げて挨拶をする。

茶短髪でネズミ色の目を細くし、爽やかに白い歯をキラリと光る。肩幅が広く体格もガッチリしている。これは体育会系だな、熱い人でない人の事を祈る。

私達はペコリと頭を下げ、転移魔法陣部屋を出る


「また寮でね」

「はい先輩!寮で!」


エリーゼと別れ廊下を歩き教室に入り、いつもの席へと座る。・・・?

キョロキョロと辺りを見回すが、アウラが居ない、この時間には来てるはずなのに・・・。

アウラがいつも居る席を見てしまう。頭の隅に放り投げたあの言葉を思い出し、1人で赤面しながら筆記用具を出し、下を向いて先生が来るのを待ち、1人授業を受けお昼休みになった。


1人食堂で食べるのも寂しくて、1人で屋上に向けて歩く、上に向かって歩くだけだから迷子にならない、上にと階段を登っていると、ラケルタが階段で会う、


「ラケルタ先輩」

「トゥカーナ様・・・!これを」


ラケルタは私の側に来ると手紙を手渡す。

私は手紙を受け取り裏側を確認する。

王家の蝋印がしてあり、アウラからの手紙なのかも?しれない

王家の家紋は左右に広げた2枚の翼に、その翼の真ん中に盾と剣、


「トゥカーナ様・・・随分探しました。食堂にいらっしゃると思ってましたので、」

「ラケルタ先輩・・・。ありがとうございます。アウラ様はどうされたのです?」

「それは手紙を見て頂ければと思います。私はこれで失礼します。」


ラケルタは頭を下げると、階段を降りて行く、私は軽く頭を下げ、階段を登り続け屋上に着く、屋上は小さな花畑、丁寧に看板まである。


『見学はご自由にどうぞ、ここの花、木は下の園庭に植え用』


「植える用の予備?みたいな場所なのかな、えーっと座る場所・・・」


よく見ると少し影になっていて、ここの花をゆっくりと見られるベンチがあり、そこへ行き座る。


「手紙はなにが書いてあるのかしら?」


ここにペーパーナイフが、ある訳では無いので、花を見るが気が気じゃない、私は立ち上がると、教室に帰る。


教室へ戻ると、1人の女子生徒にラケルタが探していた事を告げられるが、会った事を伝えると、頭を下げ戻って行った。ここにも来てくれたのね、会えてよかったと思うと席へと戻り、筆記用具からペーパーナイフを取り手紙を取り出し読む、



「カーナ、僕も調べ物を手伝う事にした。2日は学園に行けない、大事カーナを失いたくはない、帝国の城の近くに湖がある事が判明して、そちらの事も再度も確認したい、心配しないで必ずカーナを守る。3日後は学園が休みだから、王城へ来て欲しい、その頃には僕や宰相達の調べ物が終わる、愛してるよ僕のカーナ」



手紙がラブレターに見えてしまうのは、どうしてかしら?最近私がドキドキするのは、アウラが最近ストレートに、私への気持ちを言ってくるからなのかな・・・


それにしても3日会えないのね・・・。私はそのままボッーとしてしまう、しばらくすると始業のカネが鳴り、午後の授業が始まる、


私は授業を聞きノートに授業内容を書く、授業は魔法学で魔力の循環と仕組み、私の事で休んでまで調べ物をしてくれているアウラに、ノートを渡せる様に、今私ができる事はこれ位しか無い、私はノートを書く事で寂しさを和らげる、今日の授業が終わる。


私は寮へと戻り、夕食も食べ自室でぼんやりとさていた。

エリーゼとも喋ったのだが、何の話しをしていたのかも覚えていない程。

起きていても仕方がないと、シャワー浴びて寝る事にした。



私は夢を見ている・・・。小さな頃の夢

私の傍には父様、母様が居る・・・。小さな私


「アルゲティおいで今日は飛ぶ練習だよ」

「うん!待って母様!父様!」


父様と母様と一緒に飛ぶ練習をする。パタパタと翼を動かして飛ぶのだけど、上手く飛べない


「アルゲティおいで」

「母様待って!」


母様の後を飛ぶけど追いつかない・・・涙が沢山出てきた。


「父様・・・」

「アルゲティおいで」


父様は優しく私を抱きしめると、一緒に飛ぶ、父様大好き!嬉しくて父様の胸に抱きつく、


それを見た母様は甘やかして将来、飛べなくなったらどうするの?!怒ってた。


「父様と一緒に飛ぶから大丈夫だよね?」

「アルゲティと一緒ならいつでも飛んであげるよ」


私は父様と一緒に笑うと母様は呆れて笑う


「本当に親バカになったわね・・・。私も充分親バカだけどね」


その後父様から母様に私は抱っこされて飛ぶ。母様は優しい香りがして好き、母様は私の頭を撫でて、寝なさいと背中をトントンと優しく撫でる、私は母様の子守唄で眠る。



お読みいただきありがとうございます。

ブックマークと評価ありがとうございます。


小さい頃のアルゲティは可愛い(*´罒`*)

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