表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/176

21

翌朝、朝食を食べ身支度を整えられ、私は王城から転移魔法陣で寮へ着く、てっきりあの場所へ飛ぶのだと思っていたので、ホッとした気持ちと、違う何かの気持ちが入り乱れ複雑な気持ちになる。

まずはシータに帰りの挨拶をする為、部屋から出て食堂へと向かう、


「おはようございます。」


私は扉をそーっと開けて扉から顔を出し挨拶をする。

あの家政婦の様に見てはいけない物を見ている訳ではない。


ドカドカと大きな音と一緒に、シータが調理場からこちらへ来る。シータは私の顔を安心顔で見る。


「トゥカーナ様聞いたよ、あんた大丈夫かい?」

「シータさん大丈夫です。心配頂きありがとうございます。今日は1日お休みですが、明日から学園に行きます。今日は少し部屋でやりたい事があるので、夕方まで出ないと思います。」


私はニッコリ笑う。今日は1日部屋で帝国の勉強をしたい。

行くならどんな所なのか勉強が必要、私はアウラの婚約者として向かうのだから、あちらへ向い何も知らないとは言えない、


「じゃあお昼はどうするんだい?」

「お昼・・・。何も考えてなかったです。」


ちょっと待ってな!とドカドカと調理場へ消え、しばらくして帰ってきて1人では食べきれない位の包みを渡される。


「やる事があるなら、時間も忘れるだろう?保冷庫に入れておいてお腹空いたら食べな、空腹で部屋で倒れないように」


言葉の最後は苦笑いをしていて、何回も夕食を抜いているから出た言葉なのだろう、今日はやる事が多い1日では終わらない量にもなると予想も着いたのに、夕方までなんて出来ない事を言ってしまった事に後悔をしていると、シータが背中に手を置き


「はい!行った行った!やる事あるんだろ?私もまだ途中だよ、朝食の時にでも毎日心配していたエリーゼ様に、何か言ってやりな!」


私は背中を軽く押され出され、食堂から出ると扉を閉められ、ドカドカとシータが戻って行く音が聞こえる。

明日エリーゼに、約束を破ってしまった事を謝ろうと考え自室へ戻った。


部屋に帰るのは久しぶりだが、空調のお陰で部屋の中は熱気もない。帝国の事を調べようと思ったが、資料はここには無い事を思い出す。


「はぁ・・・そうだ帝国行きがいきなり決まったから、ここに資料がないのを忘れてた・・・。」


王城の図書室へと向かう為に、シータから貰った包みを開けると、ゼリーやサンドイッチが入っていた。王城で食べる量を取り出し残りは保冷庫へしまう。


そのまま転移魔法陣部屋に戻ると、私は王城へ転移した。


王城に着き、そこで警備をしている兵士に図書室で調べ物をしたいと言えば、メイドが来てそこまで案内をしてくれる。

王太子妃教育で何回も来た事があるが、王城が広すぎて毎回迷子になる。

案内され図書室へと着きそこで調べ物をする。


私達はあの国を帝国と呼んでいるが、平和条約後しばらくしてから、エニフ王国と名前を変え、今も平和条約もある国で、交易や国交や人の出入り等のやり取りもある。


私達が帝国と今も呼ぶのは理由があり、またあの誤ちをおかさない為と言われているが、その真相はわからない。

昔の王と呼ばれた人達は、青髪が多かったが平和条約以降産まれなくなったと言われていたが、沢山いる兄妹の内の1人が青髪、名前はルピー

・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・。


調べ物を沢山して、窓を見るとすでに夕方で私は、ベルを鳴らしメイドを呼び、転移魔法陣がある部屋まで戻る為に歩く、

しばらく歩いていると、ふいにメイドが頭を下げ、前を見ると制服姿のアウラが少し慌てた様子でこちらへと来る。


「カーナ体調は?もう歩いても大丈夫?」

「はいアウラ様、挨拶が遅れて申し訳ありません。ご心配お掛けしました。帝国の事を調べてました。行くなら不勉強では行けませんから。」

心配し過ぎな位に気を使ってくれるアウラに、私は微笑む。将来の事を考えれば不健康ではいられない、将来アウラと結婚を考えるなら尚更だろう。


アウラが手を出してくれたので私も差し出すと、アウラに差し出した手をギュと握られ、私は肩がビクッと揺れる。いつもと違うアウラの態度がとても気になる。


「アウラ様?どうされたのです?」

「カーナ話しをしたいんだ、ちょっと来て」


強引に手を引くアウラに連れられ、そのまま転移魔法陣で学園向かった

お読みいただきありがとうございます。

ブックマークと評価ありがとうございます。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ