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王城から帰り数日が経つ。
あの日から考える日が多いだか!
今日は暖かく青空が眩しい!
今日は私の誕生日。花も最盛期の春の頃だ。前世での中学生はこの日辺りが卒業式の頃だろう。今年で6歳かぁ。弟のマサは大きくなってるのかな?妹達はどうしてるのだろうか?お母さんにはビックリさせたよなぁごめん。と、しみじみと思う。今世では弟のマサよりも年下だ。人生何があるかわからないと、ぼんやり考えていると、
「お嬢様支度が整いました。」
「ロッテのセンス素敵ね」
「ありがとうございますお嬢様」
私は身体をクルリと回る。ふんわりと膨らんだドレス姿に嬉しくなり。姿見を見ながらドレスを見る。
Aタイプの質のいい布地で可愛らしいピンク色のドレス。そのドレスのスカート部分に被さる様に淡いピンク色レース、薄らとスカート部分が透けてるがそれをカバーする様に花や葉の刺繍が施されている。ワンポイントで胸の斜め下にドレスと同色の小さめのリボン、そして背中にもワンポイントとしても同色の大きなリボンがある。
白金の髪は後ろから編み上げふんわりとお団子ヘアー
後ろ姿を見ると綺麗に編み込みがしてあり、頭頂下のお団子ヘアーへと入って隠されていく
お団子横にピンクの花が2輪添えられ花の横につる状の葉が垂れている。可愛らしい仕上がりだ。少しだけ踵が高い靴を履かせてもらう。
ロッテは以前侍女のスキルだと言っていたが、私にはとても無理だ。今回も観察をしていたが、手元が速くて何をしてるのか分からなかった。姿見の方へ振り向こうとすると、ロッテに「前を向いて下さい」と出来てからのお楽しみ状態だったんだー。ちぇー。
主役は最後と言われ。小さめサイズの抹茶クッキーを食べる。最近色々とあり過ぎて忘れがちだが、今日はアウラと色々と招待してる貴族が来る。あれを忘れては行けない・・・そう!瞑想だ。時々迷走しそうになるが間違いだと信じたい。。。大丈夫だよね?私
主役だけど、お預けの状態になるので今の内に食べておく。
そして途中でお腹が鳴ったら逃げ出したくなるだろう。
貴族の誕生日会って?前世での誕生日会を思い出すが比べ物にならないだろう。
◇◆◇◆
階段を降りて家族にお披露目をする。
家族も着飾り普段より貴族らしい姿になっていた。そんな家族は私のドレス姿を見て満足そうに笑う。
今日お父様は誕生日会が終わったら、また王城へ仕事へ行く。どうしても片付けなきゃいけない事があるそうだ。
「トゥカーナお誕生日おめでとう。今日の素敵なドレス姿を目に焼き付けるよ」
「ありがとうございますお父様。」
お母様は今日はお休み。
お誕生日会を仕切るそうだ。
「トゥカーナお誕生日おめでとう。
「ありがとうございますお母様」
後から少し話しがあるの。と言うので何の話しですか?と聞くとトランプの話しだった。私は分かりましたと了承をする。
姉様は横にピッタリと張り付く様に居る。
「お姉様?どうされたのですか?」
「トゥカーナお誕生日おめでとう。」
「ありがとうございます。お姉様」
私はニッコリと微笑み考える。
姉様の様子が少しおかしい。何故だろう?
もしかしたら緊張してるのかな?兄様よりも私の方が姉妹だから、引っ付きやすいのかな?
私も前世で良く妹達と一緒だと落ち着いた。
ミユキとは本屋巡りに付き合ったけ。ちょっと思い出を引っ張り出す。兄様と目が合った。私はニッコリと微笑む。兄様は微笑み返しながらクッキーの包みを私に差し出す。
兄様流石です。もう少し食べたかったの!キラキラ私は微笑む。
「トゥカーナお誕生日おめでとう。」
「ありがとうございます兄様」
「もう少し感情を抑えようか?」
「えっ私抑えてましたよ?多分。」
「もう少し頑張るか!」
えっ!と驚いていると兄様がババ抜き余り出来なかったからなぁ。と言う
兄様からクッキーを姉様が受け取る、それを姉様が
「クッキー少し食べなさい。口角が上がり過ぎて感情が見え見えよ?」
「ありがとうございます。精進します」
と受け取ったピンク色の可愛い包みだ。
姉様もしかして助言の為の位置だったのですね?ありがとうございます。と受け取りパクリと食べたら
「トゥカーナ?美味しい?」
「はいお姉様とても美味しいです。」
姉様は私に微笑みながら、明日から勉強頑張ってね!っとエールをくれた。明日から勉強ラッシュが始まる。。食べなきゃやってられない!
毎回ドレスで悩むー。
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