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私は翌朝目覚めたら、自室だった。夢は多分何も見てないか、覚えてない。もしかしたら、昨日の事を何か分かるかも?なんて思ったが、何も分からないままだ。

私はベルを取り鳴らす。ロッテが音もなく入って来た

「お呼びですか?お嬢様」

「湯浴みしたいの」

「準備しますのでお待ち下さい」


ロッテが湯浴みの準備で出ていく、

私はぼんやりと昨日の事を考える。兄様の目の色は何だったんだろうか?前世にあったカラーコンタクトみたいな物なのかな?


後はあの天使様だ、私あの天使様を知ってる。そして最後に残した・・・娘って言葉。誰かの娘?誰の?・・?

悩んでいると、湯浴みの準備が出来たロッテに呼ばれ湯浴みをする。


◇◆◇◆


全身を洗われ、髪を洗って貰ってる時に

ロッテが何かに気が付いた。


「ロッテ?どうしたの?」

「お嬢様・・髪の色が・・」


私は慌ててロッテが差し出した髪を見た。

一部分だけがオーキッド色をしていた。私は何故そんな事になっているのか、訳が分からず、朝食の時に家族に相談する事にした。


「ロッテ朝食時にお父様達に聞いてみるわ」


湯浴みが済んで、髪を梳いて貰ってる。

何故一部分だけオーキッドなのだろう?

まさか!この髪色の白髪ってオーキッド色とか?!私は見当違いな考えをしている間に、身支度迄整っていたので、朝食に向かう。


◆◇◆◇


朝食後お茶の時間に、髪色についての相談をする。家族は朝食時も視線は感じていたが、後から相談があると言うと、黙ってくれた。


「あの実はこれを見て欲しいのです。」


私は髪色が変わった場所を家族に見せる

家族は驚きながら、次々と見る、


「魔法で誰かイタズラをしたのかしら?」

「トゥカーナの瞳の色と同じ色だね?どうしてだろう?」


お母様、兄様は、思った事を言ったようだが、姉様は驚いてオロオロしてる。

だがお父様だけは少し難しい顔をしている


「お父様少し話したい事があるのです」

「じゃあトゥカーナ王城迄一緒に行こうか?王太子の事も話したいし、馬車なら時間も気にならないだろ?」


私はお茶を飲みきり、身支度の為に自室に戻る。


◇◆◇◆


昨日と一緒で家族に見送られ、私はお父様エスコートの元に馬車へ乗り込む、内密な話の為ロッテは御者台へ、向かい合わせで乗り込む、

お父様は私の緊張を解す為に昨日の事を聞いた。昨日王城で遊んで、王弟レオニス様に会った事も言う。お父様はニコニコしながら聞いてくれて、程よい沈黙が続いた頃に、本題を切り出した。


「トゥカーナは王太子の事をどう思ってる?」


私は昨日遊んだ印象、見た印象を伝える事にした。


「昨日王太子様とお話しをしてとても楽しかったです。それにとても頭の回転が早いので昨日遊んだ遊びは全敗でした。」


かくれんぼの後は、だるまさんがころんだ、鬼ごっこまでした。汗をかいたが、汗だくの私を見て、木陰でひっそりと水魔法で綺麗にしてくれた。私使った事ないよ?って言ったら内緒だよ?って笑ってた。



「ハハッそうか、王太子様もお気に召した様なんだ、また遊んで欲しいって言ってたよ。」


「あの・・お父様?昨日私婚約者だと言われたのですが、」


お父様は胸元から手紙を出した。


「手紙は王太子様からだよ、昨日疲れて寝てたみたいだからね。婚約は決まったよ、もしトゥカーナに困った事があったら教えてね」


「はい。お父様」


王太子と話は終わり、まだ時間がある。王城まで残り30分位だろうか?私は話を続ける。私は何故か夢の話をしなければならないと思った。


「昨日帰ってから、お兄様にからかわれて、気が動転して倒れてしまったのです。その時夢を見たのです。」

「何を言われたのかな?」


私はクスクス笑いながら、ただの兄妹喧嘩ですので大丈夫ですよ。って言いながら、話を続ける。


「そこで天使様に会ったのです。その天使様が私とは違う名前で呼んでいて、名前はアルゲティ呼んでました。時が来て別れ際にまるで生き別れの人に出会った様な、とても悲しい気持ちになりました。」


「何?!名前だと?!」


立ち上がりそうになり頭をぶつけそうになり、そこが馬車だと思い出した様だが、髪色が変わった事迄はわからなかった。

ここまで話し、気が付くと王城に着く頃合だった。


馬車からお父様を見送って、御者台からロッテがこちらに来た。

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