プロローグ1
ども!
初めてここで小説を書く、なるよし三世です!よろしくお願いします!
未熟故誤字脱字が出てくると思いますので、バンバン厳しく注意して下さい!
僕は現役高校生の、氷葉良規である。
僕の高校は男子校であるため、もちろん非リア充であり、また、異世界に憧れる者である。
今日も、僕たち非リア充三人組、僕と井田山健太郎ことイダケンと本庄安彦ことヤスとリア充を心の中で恨みながら登校していた。
「それにしても、何故リア充というのはあそこまで手を繋ぎたがる?理解できない。」
いつものようにイダケンがリア充の生態について語り出した。彼は賢者ぶっているが、本当は僕らと同じでただリア充が羨ましいだけなのだ。
電車に乗ると、そこには僕らのクラスメイト、山田浩太がいた。女の子と仲良く喋ってやがる。そう、やつはリア充、つまり僕らの敵である。しかし、悔しいことに僕ら三人は山田浩太に顔、勉強、運動全てにおいて負けている。それどころではない、完敗なのだ。僕らが俯いていると、山田がこちらに近づいてきた。そして、
「おはよう、氷葉君たち。」
と言い放った。笑顔で。
周りの女の子達は皆顔を赤くして山田の方を見ている。
イケメン死すべし。
僕ら三人の標語であるが、実にいい言葉だ。
そう思いながら無視するのもあれなので返事を返そうとした。
しかし、返事をしようとした瞬間、僕の足下が虹色に光った。
最初は眩しくてよくわからないかったが、次第に目が慣れていった。
僕はその虹色に輝くものを見て息を飲んだ。
それは何度も何度もアニメで見たもの、
ーーー魔法陣ーーーーであった。
僕は心の底から歓喜した。僕は異世界召喚される!
きっと勇者的存在として召喚されるのではないだろうか?
遂に来たよ、僕の時代が。
「「待って、僕(俺)も魔法陣の中に入れて〜〜〜(入れろ〜〜〜)」」
ヤスとイダケンが叫んでいる。
2人以外の周りもうるさいが僕はそれに構わず召喚の魔法陣に飲み込まれていった。
待ってろよ、異世界。僕がテンプレ道りチート能力使って無双ハーレムしてやるよ!
プロローグ2が終わると本編に入る予定です。