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4/9

レビューを書こう!初心者編

 前話で話題にしてたら『shiba』さんのとこにレビューが飛んでいきましたね。よしよし。

 『ナマ子さん』に限らず、わたしのなろうにおける相互お気に入りの人、以下『友人』とする、が言う訳だ。

「レビュー書きたいがどうやって書いたら良いのかわからん」


 まあ、エッセイでもレビューの書き方講座みたいなの何個もあるよね。つまりレビューってそれだけハードル高いって思われてるってこと。



 さて、レビューは作品を紹介したい!という思いによって成り立つものだ。

 つまり、レビューしたい作品の良いところを書け、悪いとこは書くな。


 当たり前だ?それが当たり前にできてないレビューがあるから書いてるんです。

 よく、ネガティブな意見ばかり書いてあるレビューがある。本人の悪意の有無は別として(いや、悪意無く貶すやついるんだよこれが)、ネガティブなレビューは貰った側は悲しいし、レビュー一覧から探す人にも不利益だし、それによって新着レビュー一覧から押し出された人にとっては怒髪天を衝いてもおかしくない。


 なに?ネガティブワードを続けることで逆説的にポジティブになることがある?『俺達は今だからこそ「宇宙船サジタリウス」について深く考えなきゃならんのだ』というエッセイを書いた『稲村皮革道具店本館』さんならそう言われるかもしれない。あれはすばらしいエッセイだった。


 たしかに『宇宙船サジタリウス』のオープニング曲『スターダストボーイズ』は神曲で、内容は主人公たちのイカしてないところを列挙しつつ、でもダメじゃないと歌う内容である。知らなきゃ検索して聴いといで。


 わかる、わかるぞ。だが「プロになってからやれ、そういうのは」、初心者がやっても貶すだけになって終わりだ。



 特になろうのレビューの場合、「貶す→でも凄い」という文体は難しい(もちろんうまくやる人もいるが)。「凄い→でもここはちょっと」という文体はそもそも人に勧めるという構成では論外だ。


 じゃあ何を褒めればいい?文章読んで何が良かった?


 これがさっと言える奴は読書感想文とかレビュー書くの上手いと思う。書くのが苦手な人は、このあたりを言語化する段階で躓くと想定して、この先は進めよう。



 感想は「面白かったです」だけでもいいんですよ。でもレビューはだめなんです。だって「面白いのは当たり前」だから。面白いと思ったからレビュー書いたんでしょ?


 どこが面白いんだろう、なぜ面白いんだろう、何が魅力的なんだろう。

 このへんを追求してみてください。



 『なまこ×どりる』のレビューを眺めていると、なまこがゲシュタルト崩壊しそうになるんだが、まあそれは仕様なのでおいといて、大体こういうことが書かれている。


・作品のオリジナリティを褒める(なまこ)

・文章の良さ(読みやすい、軽快)

・文章の特徴(コミカル、作品に没頭できる)

・設定の良さ(深い世界観、ガチSFベースのファンタジー)

・キャラクターの良さ(ヒロインが可愛い、なまこが可愛い)

・簡単な説明(学園ものですよ、ガチバトルあり、ラブコメあり)

・特徴的なシーンを抜き出し(黒くて太いアレから白いネバネバが放出)

・おまけ要素(なまこに詳しくなる)

・作品外要素を褒める(感想欄すら面白い)

・作者を褒める(才能ある、割烹で絡むと楽しい)

・読者が疑問に思うことを説明(どりるとは縦ロールの髪形だ)

・全く関係ないことを書く(東スポ)



 最後のせいで、要は何書いてもいいんだな感がありますが、まあ実際何書いてもいいんです。


 詳しくは次で説明。今回は初心者向けなので。



 どうかな、『ナマ子さん』、どれか当てはまるもの、書きたいものとかある?まあ当てはまらなかったらそもそもレビュー書こうとは思わないだろうけど。


 全部?

 ありがとう、でも全部は書けないんだ。400字までだからね。



 作品のオリジナリティや特徴があればタイトルや先頭に、次に一番読んで魅力的に感じたところを書くのが良い。文字数が余れば2番目以降の要素を入れる。必ず1番魅力的なのが先頭だ。順番は変えない。


 なになに、「魔法使いの使い魔が『なまこ』って作品を読んだことはありますか?」


 うん、この作品のオリジナリティだね。タイトルでいいんじゃない?

 『なまこ×どりる』はオリジナリティがあるけど、それが浮かばない作品はどうすればいいかって?


 物事は、どんな内容であれ褒めることと貶すことができるんだ。


例えば、

珍しい展開→〇オリジナリティ/×読者が理解できない

よくある展開→〇まさに王道!/×はいはいテンプレ

かわいいヒロイン→〇魅力的だ/×読者に媚びた


ね?


「まさになろうファンタジーの王道!これを読まずしてなろうを語るな!」

 めっちゃテンプレ通りの作品もこう書けばかっこよくない?



 あとは文章のしめかな。最後にどういう読者にお勧めと書くのが一番パターン化しやすいと思う。


 変な話だけど、万人にお勧めな話ってないと思うんですよ。


 たとえば『なまこ×どりる』めっちゃ英語のルビ振ってるんで、英単語見るだけで嫌だという人とか、小学生の読者が読んで面白いというかというと、そんなことないだろうと思う。


 だから、こんな人にもお勧めだよと書いた方が、あー当てはまる、と思うと見に行ってくれるかな。


「SFですけど、異世界恋愛とか読む人には特におすすめですよ」うん、そんな感じかな。



 一般的には、テンプレ好きな(苦手な)人にお勧めとか、あまーいラブコメ読みたければぜひ!とかね。



まとめ


1:ネガティブなことをかくな

2:褒めるところを複数考えよう

3:特徴をタイトルに

4:特徴、一番お勧めのところから書き出す

5:こういう人にお勧めで締める



 これで大体書けるはず。


 これでも書けない?じゃあ裏技。既に書かれてるレビューがあればそれを参考にする。全部コピペは無しだが、多少切り貼りしてしまえばですね……。すでに複数レビュー書かれている作品なら、それだけでやれます。つまり『なまこ×どりる』へのレビューは簡単に書けるぞ……。



 すでにレビューを書きなれている諸兄には物足りない内容だろう。


 だがまあ、初心者向けならこの程度で十分じゃない?最初のレビューはこれで100点だよ。


 次からは効果的なレビューとか応用に入っていく予定。

 ちなみに、この作品、レビューをすでにたくさんいただいておりますー。


『ThebesWorldOnline』の『海村』さん!


『自由気ままな操血女王の転生記』の『シンG』さん!


『いねむりひめとおにいさま【プロット版】』の『つこさん。』さん!


『辰巳先生の国語科授業』の『瀬川 雅峰』さん!


みなさま、応援感謝ですのー!

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ξ゜⊿゜)ξ <筆者のメイン小説をよろしくですの!
i521206
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