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1章 1話

2020年1月1日


突如と空から隕石が降り注ぎ世界は崩壊へと追い込まれた。


あれから6ヶ月、生き延びた人達は今<異形《死者》>と言うべき存在がいる者と戦っている人達がいる。

何故、異形がいるのかと言うと全ては6ヶ月前に降ってきた隕石が原因だった。激突してきた隕石の正体は謎の青く光った大きな石でその細かい破片が空気中に舞い散りその破片を吸い込んだ者達は異形と言う存在へと変わってしまったのだった。

しかし、そうならない者たちがいる。その者達は異形とは逆に<異能いのう>と言った力に目覚めてそして今、各地で生き残るために異形達と戦っているのだった。


その者達は例え傷がつけられても同じ異形にならない耐性を持っているが別に完全と言うわけではない。空気中に舞う青の破片は言わばウイルスだ。吸い込んで異形になる事が無くとも異形になった者達の体内に含むウイルスは一段と危険な物になっている。その耐性より上回ると奴等と同じ仲間入りになってしまう。最初それを気づかずに異形となった者達がいる。その者はその仲間達の手で殺された、そうするしか無かった。その真実を知った他の者達は今後と異形と戦う時は気をつけるようにした。


そして今1人の少年と2人の少女が出会う時、世界はより大きな戦いへと進んでいくのだった。


その少年は意思を持つ異形となって異能の力を持ち世界を壊す。


その少女の姉と妹は一番強い耐性を持ち異能の力で異形から世界を守ると誓う。


果たして世界はどちらを選ぶのか。


 ◈◈◈◈◈


「アスガ!援護お願い」


「うん、ヒナガお姉ちゃん!」


2人の美少女、姉妹が異形と戦っていた。年齢は13歳で2人の顔は完全に同じでどっちが姉か妹かすら分からない程だった。そして両方ともとても美しい美少女だった。髪と目の瞳は美しく透き通った黒、肌も同じく透き通るように美しく鼻と顔も完全に再現されたほど完璧に整っていた。お互いに身長はぴったりの150センチに服装も同じに髪まで肩に浸かるぐらいの長さで胸も同じAカップ、あととても綺麗で美しい声も一緒との事。まさに分身の術を使っているのでは?ないかと言うほどだった。


だが違いがあるとすれば姉妹が持っている異能の力だろう。姉の方は手から雷をまとった槍を出現させる。一方妹の方は風をまとった弓と矢を出現させる。槍、そして弓と矢それはどちらも神話に出てきそうな雰囲気を漂わせている。


ヒナガは物凄いスピードで迫ってくる異形を怯む事なく槍で雷がほとばしりながら異形の心臓を突き刺すと異形は体内に雷を流されて動かなくなる。すると後ろから他の異形がヒナガに迫ってくる。そうはさせないとアスガは弓を引き矢を放つ。風をまとったは勢い速さで飛び異形の頭に当たり貫く。


「ありがとうアスガ、助かるわ」


「うん!でも、まだ異形がたくさんいるから油断は出来ないよ」


今、戦っている異形達はまだ弱い方で余り苦戦はしないがそれでも油断は出来ない。それで仲間達が何人も異形になったり死んだりしていくのを何度も見たから。


これで止めと最後の一体を倒すと他に異形がいないか見渡す。


「どうやらこれで片付いたようね。アスガ、怪我はない?」


「大丈夫だよヒナガお姉ちゃん。······そう言えばそろそろだよね」


そうね、とヒナガは空を見上げると突如と声が響き渡る。


{ヤッホー、皆元気?<神様>だよー。いやー、清々しい朝だよー。ところで今日は何人生き残ったのかなー、死んだ人はいるのかなー。まあ、どちらでも良いや}


ヒナガとアスガはその声を聞いて顔をしかめる。空から響き渡る謎の人物は神様と名乗りその者は男か女か分からない声をしていて、まるで人の生死などをどうでも良いと思いながら喋っている。それは他の場所にいる人達にもその声を聞いていた。アスガは弓の矢を引いて空に向けて叫ぶ。


「やい!神様や、今すぐ姿を現せ!私がこの矢で頭を貫いてやる!!」


「ちょっと!止めなさい、相手は仮にも神様と名乗る人物よ。そんな奴を怒らしたら何をされるか分からないわ」


神様、それは人々にとって架空の存在が実在している。何故、アスガはその神様に敵意を向けて叫んでいるのかと言うとこの世界に隕石を降らして人々を異形の姿にしたのは神様本人だと自ら言っていたからだ。つまり私達の敵と言うことになる、最初は本当に神様なのか?と疑っていたがそう思うしかない事が私達は目にしている。


{そろそろ食材が尽きるとこでしょー。そんな生き残った人はこの神様からご褒美だよー。あと、これもついでに。じゃあ、それ!っと}


するとヒナガとアスガの目の前に馬が1頭に1台の大きな馬車が現れた。2人は馬車に詰まれた大きな箱のフタを開けるとそこには果物や野菜お肉などが入っていた。あともう1つの箱には服装がなん着か入っている。こんな風に本来ならあり得ない事をこうやって体験している。

世界がこうなってから神様が神様が現れてこうやって服装や1ヶ月分の食材を与えてくれる。神様は敵だ、けど服が着れたり食べて行けるのは神様のお陰でもあるので少しは感謝している。


{いつも通り腐らない様におまじないをかけているから安心して食べてねー。感謝してよねー、こうやって服が着れたり食べて行けるのはこの神様のお陰なんだからー。うんうん、僕って優しいねー。あははははは}


何処どこがよ!」


そう叫ぶとアスガがビックリして私の方を見ていた。どうやら怖がらせてしまったようだ。私はごめんねと謝ると空を見上げて睨み付ける。感謝はしているがやっぱり私の手でさっさと殺したい。


{······うーん、どうやら何か不満を持っている人がいるねー。何が行けないの?隕石を降らして人々をあんなみにくい異形にした事?それとも皆に食材を与える事?量が少ない事?もしかして服装が気に食わなかった?ねえ、何が行けないのか教えて欲しいなー}


ゾワリと身体中からだじゅう悪感あっかんが駆け巡る。

もしおかしなところがあれば、ここの文章はこうだよ、この台詞はこうだよと教えてくれると嬉しいです。

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