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冷たく降る秋雨に、君思う

優しく降る秋雨が涙で濡れた頬を隠した


寂れた駅のホームに2人

隣に立つのはこれが最後


「電話するね」

「LINEするね」

「絶対また会おうね」


その言葉に

曖昧な返事しか出来ない


音を立てて来る電車

焦りと不安が押し寄せる

荷物を持ち、乗り込む君


「またね」


俯いた僕に君が掛ける最後の言葉

震える声

顔を上げることが出来ずに

言葉だけを受け止める


再び音を立てて動き出す電車

去りゆく君


伝えずにいた微かな想い

誰もいないホームに1人

届かない想い胸に秘めて


君に届けと小さく呟く

「頑張れ」


雨の止んだホームを背に1人歩き出す

雨後特有の湿気と匂いをはらんだ秋の風がふわっと吹き


「ありがとう 行ってきます」


背後からそう聞こえた気がした


君に逢いたい

今回のテーマは秋でした。

どうだったでしょうか?


次回のテーマは一体何なんだ!?

また次回もお楽しみくださいませ♪

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