表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
78/281

第76話 3つ目のユニークスキル 

「そういえば、ロックさん。」


「なんでしょう?

 レイカさん。」


「イーザさんという方から、お金が送金されて来てますよ。

 200万ゴル。」


「え!

 200万!?

 貸したのは100万ゴルだったのに…。」


「だいぶ多めに利子をつけてくれましたね…。」


「はい…。

 ちょっと多すぎるので、今度会うことがあったら返そうかと思います。」


「ふふ。

 律儀ですね、ロックさん。」


「いえ…、そんなこと…。」




バンッ!




「ギルド職員にも手出してんの!?

 ロック!」


ロックとレイカが話している所へ乱入してきたミラ。


「手出してるって…。

 話してるだけだよ!」


「本当に〜?

 ロックってば意外と女たらしなんだから…。

 気をつけとかなきゃ!」


ミラがロックの腕に抱きつく。


(あ、あれ…?

 1年会わないうちに、なんかこう、成長してるような…?

 ティナほどじゃないけど、全体的にいい肉付きで…。)


「ちょっとロック?

 いやらしい顔してるわよ?」


「し、してないよ!

 ミラはそんなことばっかり言って!

 もう!」


「えへへ。

 なんかこんなやり取りも久しぶりだね。」


「…そうだね。

 でも、あんまりからかわないでくれよ。」


「いやだよ〜!

 ロックからかうの楽しいもん。」




「幼馴染っていいわね。」


今度はティナがやってきた。


「ティナ…、ミラをなんとかしてくれよ…。」


「あら?

 そんなこと言う割に、デレデレした顔してるわよ?」


「ティナまで!

 なんかパーティでの立場が弱くなったような…。」


「ふふ。

 そんなことないわよ。」


「先行き不安…。」


(もしかして今までもいやらしい顔してたのか…?)



ティナのような正統派美少女ではないが、ミラもかなり可愛い女の子。


愛嬌があって元気いっぱい、誰からも好かれるタイプだ。


15歳になって、体つきも大人びたようだ。


ティナのようなスリムな体型ではなく、程よいグラマーなボディ。


ロックの知っているミラより破壊力が上がっていた。


(絶対いやらしいこと考えちゃうよ…。

 どうしよう…。)



ロックのどうでもいい悩みは知る由もない2人と、真面目に今後の話し合いを始めた。



「まずはレベルを上げよう。」


「わたしだけ低いから追いつきたーい!」


「私も足手まといにならないように、もっと強くなりたい。」


「そのことだけど、ミラ、大事な話があるんだ。」


「なに?

 プロポーズ?」


「ぷ…!

 ち、違うよ!

 スキルのことだよ!」


「スキル…、私教官に取られちゃって、スキルないのと変わらないんだよね。」


「それ、なんとかできると思うんだ。」


「…どういうこと?」


「あ、もしかして…!」


ティナは気づいたようだ。


「ミラにはまだ話してなかったけど、僕の5つ目のスキルもユニークスキルだったんだ。」


「え!?

 ロックも!?」


「うん。

 スキルの名前は【スキルスナッチ】。

 スキルを奪うことができるんだ。」


「…なにそれ…。

 反則でしょ…。」


初めて【スキルスナッチ】のことを聞く人は、大体同じ反応をする。


「それでね、ミラの【スキルギフト】を奪ってもいいかな?」


「わたしのスキルを?」


「うん。

 そうしたら、ミラとティナに、スキルを与えることができると思うんだ。」


「そんなことできるの!?」


「これは…、できたらかなりの戦力UPね。」


「うん。

 ただ、ユニークスキルを奪うには相手の同意が必要なんだ。

 僕を信じて、【スキルギフト】を僕にくれるかい?」


「もちろんよ!

 ていうかこんなスキルいらないわ!」


確かに役に立たないが、仮にもユニークスキル…。


「私もユニークスキルだったけど、最低なスキルだったわ。」


そうだったけど…。


女の子が2人になると、なんだか勢いがすごい。


「じゃ、じゃあ、【スキルギフト】もらうね?



 <スキルスナッチ>!」




『【スキルギフト】スキルを奪いました。どのスキルと入れ替えますか?』



「【マインドコントロール】。」



『【マインドコントロール】スキルは完全に消滅しますが、よろしいですか?』



「いいよ。」



『【マインドコントロール】スキルと【スキルギフト】スキルを入れ替えました。』



【マインドコントロール】は強力なスキルであったが、使った時に精神的な負荷が大きかった。


多用すれば何かしらの影響があるとロックは感じた。


スレッグ大佐も正気ではない様子が感じられたので、【スキルギフト】と入れ替えた。



この瞬間、ロックは ★5ユニークスキル 3つ持ちの冒険者となった。




************


名前:ロック

パーティ:ラフリンクス

Lv:46

HP:8903

MP:880

体力:870

力:877

素早さ:890

器用さ:883

魔力:869

スキル:

【起死回生 ★★★★】

成長促進パッシブ ★★★★★】

【隠密 ★★★】

【スキルギフト ★★★★★】

【スキルスナッチ ★★★★★ 】


************


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ