表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
69/281

第68話 手がかりを探せ

★お知らせとお願い★

9月1日からアルファポリスさんで開催中の「第14回ファンタジー小説大賞」 にエントリーしました!

この期間中、大変申し訳ないのですが、アルファポリスさんでの投稿を優先させていただきます。


期間中、アルファポリスさんでの応援をいただけたらとっっても嬉しいです!


どうぞよろしくお願いいたします!!

「なにか嫌な予感がする…。」



「そうね…。

 私たちに起こったことを考えると、ミラを探した方がよさそうね。」


「といっても、エシアドの崖で1人の人間を探すのは不可能に近い。

 何か他に手がかりはないかな?」


「担当教官が、スレッグ大佐という人みたい。」


「その様子だと軍に聞くわけにもいかないし…。

 ギルドに情報屋を紹介してもらえないか、聞きに行ってみよう。」


「そうね。

 ギルドを通じて紹介してもらえる人が、軍の内部情報を調べてくれるかどうかはわからないけど…。」


「ダメなら、冒険者に直接いい情報屋を知らないか聞き込んでみる。

 また嫌なことをいう人に会ってしまうかもしれないけど、そんなこと言ってられない。」


「今日はもう閉まってるだろうから、明日の朝1番で行きましょう。」


「うん。」




翌朝、2人はギルドへ向かった。


扉を開け、受付へ歩いて行く。



「ロックさん、ティナさん!」



突然、横から声をかけられた。


声の方に顔を向けると、そこにはアラートフで受付をしていたレイカが。



「「レイカさん!!」」



思わぬ再会に自然と笑顔になるロックとティナ。


「久しぶりですね!

 いつバルキアに戻ってこられたんですか?」


「つい2日前です!

 レイカさんはなんでアラートフからこっちのギルドに?」


「私は「欠落した蜘蛛」の対応のためにアラートフに行ってたんです。

 お2人のおかげで解決しましたので、あれからまもなくこちらに戻ってきました。

 その節はありがとうございました!」


「いえいえ!

 レイカさんが素早く対応してくれたおかげですよ!」


「ふふ。

 お優しいのは変わりませんわね。

 

 ところで、今日はどういったご用件で?

 素材の買取かなにかですか?」


「実は…。」



ロックとティナは、ミラのことを相談した。


そして、情報屋を探していることも。



「それは…、ギルドが紹介する情報屋じゃ厳しいでしょうね…。

 軍とギルドはそれなりに近い関係性にありますし…。


 でも、ミラさんの置かれている状況は普通じゃないですね。

 早く動いた方がよさそうです。」


しばらく考え込むレイカ。


何か迷っているようだ。



「…これは、ギルド職員としてではなく、一個人の話として聞いてもらえますか?」


「…はい。」


「私が個人的に知っている情報屋を紹介します。

 でも、私から聞いたことは他言しないでもらいたいんです。


 …お願いできますか?」


「もちろんです!

 

 …立場を危ぶませるようなことなんですよね…。

 すみません。」


「いいんですよ。」



レイカは小さな紙に何かを書き、ロックに手渡した。


「これを。

 この場所にあるバーへ行って、この紙をマスターに渡してください。」


「わかりました。


 この御恩は必ずお返しします。

 本当にありがとうございます…。」


「先に恩を受けたのはこちらの方ですから、気にしないでください。

 これからも何かあったらご相談に乗りますので。


 でも、何かきな臭い感じがします。

 くれぐれも気をつけてくださいね。」



レイカの教えてくれたバーが開店するのは夕方から。


2人は再度レイカにお礼を伝え、一度宿に帰ることにした。





そして、その日の夕方…。




「ここだね。」


ロックとティナは情報屋のいるというバーの目の前にいた。


正直なところかなり…小汚い店だ。


普段なら入ろうとはとても思わないだろう。



「行きましょう。」



カランカラン。



扉を開けると来客を知らせる鈴がなった。



「…いらっしゃい。」


「こんにちは。


 あのー、これを。」


レイカから受け取った紙を渡した。


黙って紙を受け取り、サッと目を通すと、ボソッとつぶやいた。


「それで?」


「え?」


「何を知りたいんだ?」


「あ!

 えーと、人を探して欲しいんです。


 探しているのはミラ・ルクサーナ。

 スキル覚醒の訓練に行ってから帰ってきていません。

 同行していたのは、スレッグ大佐です。」


「明日の昼、また来な。」


「わ、わかりました。

 お願いします。」



店を後にするロックとティナ。


「明日の昼って…、そんなに早くわかるものなのかな?」


「今からじゃほとんど調べる時間なさそうよね…。」


2人は不安を抱えながら宿へ戻って行った。





翌日、お昼。




「待ってたぜ。」


情報屋のバーに再び顔を出した。


「何かわかりましたか?」


「もちろんだ。

 その前に情報料の話をしようか。


 今回の件はなかなか厄介でな。

 情報を知りたいなら先払いで、300万ゴルだ。」


次話、ミラを見つけることができるか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ