第66話 バルキア帝国へ
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9月1日からアルファポリスさんで開催中の「第14回ファンタジー小説大賞」 にエントリーしました!
この期間中、大変申し訳ないのですが、アルファポリスさんでの投稿を優先させていただきます。
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どうぞよろしくお願いいたします!!
「着いた〜〜。」
かなりの距離を歩いてきたため、疲労困憊の2人。
「さすがに疲れたわね…。
今日はもうゆっくりしたいわ。」
「ギルドで素材を換金したら、宿で休もう…。」
ゴールドゴーレムとミスリルゴーレムの素材である鉱石を換金するため、ギルドへ向かった。
「み、みすりる!?」
ギルドの受付嬢がびっくり。
「お2人はCランクでしたよね…?」
「はい!
すごく苦戦しましたけど、なんとか倒せました。
おいくらになりますか?」
「え、えーと、B級モンスターのゴールドゴーレムは以前お伝えした通り120万ゴル。
A級モンスターのミスリルゴーレムは、…1千万ゴルです。」
「「い、いっせんまん!!」」
「ええ…。
ですので、C級冒険者であるお2人が倒してきたとは…。」
その後アラートフの町と同じようなやりとりが始まりそうになった。
「待ちな。」
そこで助け舟を出してくれたのは、なんと案内をしてくれたウェス。
「ウェスさん。」
「この兄ちゃんの強さはS級冒険者上位並みだ。
倒せても不思議じゃねえよ。」
ウェスが【気配察知】を使えることは、案内役を仲介するギルド職員にとって周知の事実。
【気配察知】である程度の強さがわかるウェスの証言は信用するに値したようだ。
「こちらでも今ロックさんとティナさんの記録を照会しましたら、アラートフのギルドで実績が確認できました。
幹部職員が直接実績登録しているので、お2人の実力は確かのものに間違いありませんでした。
大変失礼致しました!」
「幹部職員って…、レイカさんですか?」
「はい!
ギルド内で一目置かれている存在で、確か盗賊の対応をするためにアラートフに派遣されていたはずです。」
「レイカさんって…、すごい人だったんだ…。」
「それはもう!
私も憧れてる人なんです…!」
受付嬢がポワーンとしてきた。
「そ、そうなんですね…。
では換金お願いできますか?」
「そうでした!
すぐに用意します!」
こうしてなんとか、無事換金できた。
「ウェスさん、ありがとうございました。」
「いいってことよ。
儲けさせてもらったしな。
バルキア帝国に帰るんだってな。
気をつけてな。」
「はい!
ありがとうございます!」
セクハラでだだ下りだったウェスの評価が急上昇。
意外な人物からの助力もあり、無事バルキア帝国に向けて出発することができた。
(ミラ、元気にしてるかな?)
そして、およそ160日後…。
「おー!見えてきた!」
「もう何年も離れていた気がするわね。」
2人の乗った乗り合い馬車は、旅の終着点まであと少し。
バルキア帝国の首都に到着しようとしていた。
…ここは、バルキア帝国のある屋敷の地下室。
虚ろな目で体を鎖で繋がれている少女がうわごとのように呟いている。
「ロ…、ック……。た…す…け…、て…。」
次話、ミラに再会できるか…!?




