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第46話 欠落した蜘蛛⑤

★お知らせとお願い★

9月1日からアルファポリスさんで開催中の「第14回ファンタジー小説大賞」 にエントリーしました!

この期間中、大変申し訳ないのですが、アルファポリスさんでの投稿を優先させていただきます。


期間中、アルファポリスさんでの応援をいただけたらとっっても嬉しいです!


どうぞよろしくお願いいたします!!

「死ねえぇぇぇええ!」



数十人の盗賊による攻撃が放たれた。



「ぐ…、ぐぁ…あ…。」



ロックのステータスはもうS級冒険者の域に達している。


だが、無防備な状態でこれだけの攻撃にさらされれば確実にダメージをくらう。



(【全能力50%UP】!)



攻撃に気を取られている隙をついて、ティナがスキルを発動。


拘束を振り払い、盗賊たちから距離をとる。


「女が逃げたぞ!!

 追え!」


ボスの指示に、盗賊たちの中でも高ランクの数人がティナを追う。



その間もロックへの攻撃は止まない。



「うっ…。」



猛攻に耐えきれず、ロックは地に伏せる。



「粘ったな。


 …死んだか?」


ブリッドはうすら笑いを浮かべている。



「念の為、もうしばらく攻撃を続けろ。」


ボスは慎重に指示を飛ばした。





ポワッ。





突然、ロックの身体が淡く光った。





ドンッ!!





そして、衝撃波が発生し、近くにいた盗賊は後方に弾き飛ばされた。


さらに、ロックに放たれていた攻撃は全てかき消された。



「なんだ!?」


警戒する盗賊たち。


「もう死んでいてもおかしくないはずだぞ!」


ボスの指示のもと、決して油断せずに攻撃をしていた盗賊たち。



その盗賊たちに向かって、突如強力な魔法がすごい勢いで飛んできた。


ロックの使える魔法は風魔法。


突風や風の斬撃が盗賊たちを襲う。



そう、ロックは【起死回生】スキルを発動したのだ。



ロックたちはイキカエルの行動についてゴルドに詳しく聞いていた。


・弱った後に衝撃波が発生して、近くにいたら弾き飛ばされる&攻撃はかき消される

・その後は攻撃をかき消されることはないが、高威力の魔法乱発でとても攻撃できない

・瀕死前にかかっていた状態異常も治っている



そこから30秒間、ロックの猛攻に盗賊たちはなすすべもなかった。


数十人いた盗賊たちはほぼ壊滅状態。


離れたところにいたボスとブリッドは別の盗賊を盾にして生き残っていた。



ロックはブレスレットをチラリと見た。


(…黒く…、なってる…。)


覚悟をしていたものの、人を殺めたことが心に重くのしかかる。




そして、30秒がすぎ、ロックは完全回復した。


ボスとブリッドは放心状態。



「あとはお前たちだけだ!」



ロックは2人を指差し、そう宣言する。


その言葉に、我に返る2人。


「死に損ないが偉そうに!

 まだ隠れ家の中には100人以上のメンバーがいるんだ!


 ブリッド、呼んでこい!」


「はい!」


【脱兎】のスキルを持つブリッドはものすごい速さで隠れ家の中へ入っていく。



「ふっふっふ。

 これでまた形勢逆転だ。


 それに、わしにはまだお前の髪の毛があるんだぞ?」


再び呪いをかけようとする盗賊のボス。




しかし、




発動しない。



「な、なぜだ!

 なぜスキルが発動しない!?」



先ほど指差した時に、すでにロックは【スキルスナッチ】を発動していた。


そして、ボスの【呪怨】を奪っていただのだ。



「新しい媒体が必要だったか!?

 くそっ!


 ブリッド〜!!」



ブリッドが【脱兎】スキルの効果を得たすごいスピードでボスの元へ帰ってきた。


「ロック、これでお前たちも終わりだ!」


 隠れ家の中から100人以上の盗賊たちがやってくる。


「逃げたあの女もそろそろ捕まってくる頃だろう!

 

 …あれ?」



突如、挙動不審になるブリッド。


「どうした?

 ブリッド?」


「い、いや、【気配察知】が働かないんです…。」


「なに!?」



その時、ティナの逃げた方から人の気配が。


「捕まえてきたか!

 ロック、あの女をひどい目に遭わされたくなければ、動くなよ!?」


次話、決着!

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