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4話 VSキャデラック8個中隊騎馬隊

「どうやって国境を越えようかしら」

「手ならいくらでもありますけど、ルカ様がどうなされたいのかで大きく変わりますね」

「できれば、穏便な手で乗り越えたいんだけどね」


デュラント教国の国境には、感知用の結界が張ってある。

それは、魔王軍やパンタゴーヌ王国の前身となる『5大種族共同戦線』との相次ぐ小競り合いの末に生み出された結界であり、魔法感知と物理感知を備える高度なものである。

避けるには、通常ルートの国境にある検問所を通過するか、地下に潜って掘り進めて行くしかない。


ゴンサレス魔導国の魔導王の三女、アントニア13歳。

私達3人だけならともかく、幼い王女を抱えている現状で、このまま国境を越えるのは難しい。


「もう、いっそのこと、化け物でもけしかけて混乱している間に通過しましょうよ!」

「わたくしの(しもべ)の中で適任な者がおりますので彼らを…」

「大惨事になるから却下、火計の方が絶対マシな結果になるわよ」


大いなる魔の探求者(エルダーリッチ)(しもべ)なんて、世界を恐慌に陥れる化け物しか居ないでしょ。


「ちなみに誰を出そうとしたの?」

「“鋭角都市(ティンダロス)の猟犬”であれば、結界を無視して大暴れができますので一任しようかと」

「正気!?別世界の時間すら乗り越えて来ようとするあいつらを、しかも厄介な尖兵をこの世界に送り込む気なの!?」

「ご安心ください。劣化複製(インフェリア・コピー)で生み出したものです。さすがに本物(オリジナル)は制御できませんので…」

「そういう問題じゃない!」


奴らは、『尖った時間』の住民、『曲がった時間』のこの世界に本来交わるはずものない化け物。

一度でもこの世界と接触したら限定的でも顕現し活動できる厄介な化け物。

というか、劣化複製(インフェリア・コピー)として生み出してる時点で、なんか可笑しい。


「思ったんですけど、なんで王国から教国経由で魔導国に入国するんですか?魔導国に直接転送した方がよかったはずですよね!?」

「1つ目は、貴女達が暴れても王国ならある程度誤魔化せるから、もう1つは、更に厄介な結界が魔導国にあるから陸路で行った方が良いのよ」


魔導国の異世界人召喚には、文字通り神々が関わってるので、転送魔法なんて使ったらすぐにバレる。

もちろんバレても、神々は直接介入できないので、うまいこと受け流せるけど発覚はできるだけ遅くしたい物。

だから私は、人間そのものの肉体で、二人は、複雑な術式と魔法を複数重ねた高等な術で人間になっている。


「アントニア王女が目覚める気配ですよ」

「王女が魔導国に帰還したいけど、聖印騎士団にも魔導国軍のお世話になりたくないって駄々捏ねたせいで話がややこしくなってますね」


王女は異世界人との戦略結婚が嫌で聖印騎士団の護衛の隙を突いて逃亡した。

そんな話を聴いたけど、王族を警護する護衛集団がそんな無能なわけがないので、

地面ごと王女と護衛集団を転送させた術者が何かしら絡んでいるわけで、どちらかというと、第三勢力に勘付かれる方が厄介。

王女が建前だけでも、騎士団と関わることができれば検問所を突破できるのに

その後なんていくらでも手の打ちようがあるし。


「おっほっほっほ!おはようございます!」

「殿下、体調が回復されたのは喜ばしいですが、まだお身体に響くので、もう少し静粛した方がよろしいのではないでしょうか」

「お黙りなさい!わたくしは、休んでいる暇はないのですよ!」


末娘で甘やかされたお転婆王女と聞いていたけど、まさかここまでとは。


「アントニア殿下、聖印騎士団や魔導国軍に明け渡す事は絶対にしませんので、検問所で正規の手続きを…」

「絶対に嫌ですわ!騎士も神官も魔導兵もみんな大っ嫌いで、会話しただけで!虫唾が走ってしまいますの!」

「正規の手続きをして頂かないと、私達は、王女誘拐犯になってしまい国際指名手配されるので、せめて騎士団と面会をされた方が良いと存じ上げます」

「ならば、強行突破しかありませんわよね!わたくしも微力ですけどお手伝いしますわ!」


あの気絶した護衛集団に返品した方がよかったかしら。

世間知らずでお転婆、無知で自分だけの世界を空想し、突き進んでいく甘えん坊。

まるで、誕生したての自分にそっくりで他人事に見えないけど、直視したくない黒歴史。


「殿下直々にああ仰ってますので、強行突破しますか?」

「本当に我儘ですね!親の顔が見てみたいです!」

「そうね、エレーヌにそっくり」

「ええ!?」


袖にしがみ付いて涙目で抗議するエレーヌ。

どっちも問題児だから双方とも気絶してもらった方が楽に行動できるんだけどね。


「複数の駐屯所で大きな動きがありますね」

「だって、護衛集団と増援の騎兵隊が1人も帰って来ないもの、むしろ動きが鈍かったわね」

「さすがに時間切れ(タイムリミット)ですね!もうこうなったらどう弁明しても私達は死刑を免れませんよ!強行突破しましょう!」


あの我儘王女と同じ事を言ってるのに気付かないのかこの眷族は…。

とにかく、もう正規ルートは潰えたので、別ルートを使うしかない。

エレーヌには、アントニア王女に絡む命令をしておいて放置してベルサンディに作戦を伝えなければね。


ちなみに検問所に結界が張られていないのは、建前では『開かれた外交と貿易』という事になってるが、

実情は自国のスパイや特殊部隊すら結界に感知されて活動できないせいでわざわざ穴を空けている。

そういった例外は結構あって一番近いのは、そこの検問所を遠くから見下ろせる険しい岩盤が見える森林地帯。


「ここで陣取ったのは、失敗を想定したのですか」

「むしろ失敗しかしないと思ったわ。むしろこっちルートが本命よ」

「最初からこのルートを使えばよかったのでは?」

「そんな穴場、騎士団が見逃すわけもなく当然の様に陣取ってるわよ」


ベルサンディが先読みしており、ここに陣取った真意を聞きに来て予定が少し崩れたけどそれはいい。

本隊と思われるのが4個中隊ほど、警備にしては多いので王女がこちらに来るのを想定してると思う。


「しかし、徒歩では王女様の身体が持たないのでは?」

「そう思って馬を用意しておいたわ」

「ですから、我々の格好では乗馬に適さないと仰ってるではありませんか」

「適さないだけで乗れないことは無いわ」


もちろん、ただの馬ではすぐに脚を痛めるのでちゃんとした馬を用意した。


「…水精生物(ノッケン)ですか。騎乗したら水に引き摺りこまれませんか?」

「これは小川の馬(ブルックホース)と分類される水精生物(ノッケン)で懸念の通りの生態をしてるけど、この子は私の身体の一部だから安心して」

「わざわざ、エレーヌ様やわたくしと同じように偽装してるなんて手を込んだことを…」


さすがに見破られたが、馬を入手できる機会なんてなかったから怪しんで調べられて発覚しただけで、本来はバレる心配はない。


「作戦内容については、この紙に記したから確認を終えたら消去しておいて」

「なんでわざわざこんな真似を?」

「念には念を入れてね!用心するに越したことはないわ」


渡す前に読まれてしまった。

せめて、受け取ってから自然に発言してくれないかしら?

ここには私達2人と、その様子を覗いている王女が乗ってきた白馬しかいないのだけど。

まあいい、あとはベルサンディに任せて私はー。





------


ベルサンディさんの指示でこの森を抜けていくことになった。

私の創造主ルカ様は、囮になって騎士団をかき回しに行ったけど、どちらかというと検問所の部隊を惹きつけていた。

私は水精生物(ノッケン)に乗馬して先行して、ベルサンディさんは王女と共に白馬に騎乗して後を追いかけている。

ルカ様もとい水精王女(ルサールカ)様の指示で動いているけど、何か違和感がある。


「前方、聖印騎士団の先鋒部隊16名!目視圏内まであと少しですよ!」

「こちらでも確認しているわ、…進路上に展開していて避けるのは無理ね」

「なんで貴女達は、そうやって兵力を把握できるの!?意味が分かりませんわ!」


この傾斜と森林じゃ、限られる道しか馬を走らせることはできない。

だから、水精生物(ノッケン)に騎乗している私はともかく、ベルサンディさんの白馬はとてもじゃないけど向いていない。

私達の創造主、あこがれであり最強であり頂点であるべき人は、時折思考回路が全く分からない時がある。

それでも私はそれを信じて進んでいくけど!


「ベルサンディさん!今乗っている白馬の調子はどうですか!」

「特に問題ないわ!場慣れでもしているのか、この悪路でも馴染んで指示通り動いてくれていますわね!」


そう、良かった。

でもやっぱりここを走らせるべきじゃなかったと思う。


「おい待て!そこの騎手!止まれ!おい!!」


聖印騎士団の弓兵の制止を振り切って、全速前進!私に後退の道はない!

後方で呼子笛(ホイッスル)の音が鳴り響き、待機していた兵士が臨戦状態になったのが確認できる。

その音に波及して別の呼子笛(ホイッスル)の音がいくつもの聴こえてきて、音波の差によって距離が正確に把握できた。


「もうめんどうだから、こいつらぶっ飛ばしていいですか!?」

「残念ながらルカ様は、交戦を極限まで避けろという命令です」

「もういいでしょ!この斧でぶっ飛ばせば問題解決です!」

「命令は絶対です。まあ()()()()()()()()()()()()()()()()()。でもこの時間帯はー」


ベルサンディさん!煽ってるんですよね!

やるなよ!霧を出すなよって!?

でも私は、やっちゃいます!私は水の精霊の一員、霧を出すなんて造作もない!


「あら偶然にも霧が出てきましたわね」

「ホントですよねー偶然にも出てきましたねーこれで逃げられますねー」

「大丈夫ですの!?濃霧でまったく前が見えませんけど!?」

「大丈夫!ダイジョウブ!」

「ぐああああああっ!!」

「ひーいいいいいい!木に激突して死ぬのは御免ですわあああ!」


樹に激突して断末魔の叫びをあげた騎手1名!ご冥福をお祈りいたします!

そして立ち塞がるように前方から向かって来る騎兵を!


「邪魔!」

「ごがっ!ああっ!!あああああああっ!!」

「あーあ、やっちゃいましたね。交戦を避けろと念入りに推されましたのに」

「進路に立ち塞がったのが運の尽きよ!それとも彼と衝突したかったの!?」

「いいえ全く」

「でしょ!」


私だってやりたくなかった!

嗚呼、いい男だったのに!こんな事態じゃなければ話をしたかったのに。

私の道に立ち塞がってきたならこの斧で退場してもらわないとね。

下手に勇気とやる気と士気があったせいで、文字通り転落人生、幸いなのは、相棒と一緒で苦痛はすぐに消える事かな。

あっ!追手の馬に激突して派手に事故って、後続部隊が悲惨な状況になった。


「これで撒けるかな」

「エレーヌ様は、本当にできるとお考えでしょうか?」


視覚を潰したのでその大半で情報を得ている人間では、これ以上追跡はできませんね!

まあ、これで楽に逃げられるなら良かったんだけど、逃げきれないのが残念!


「聖印騎士団って意外と冷酷で非情なんですね」

「所詮、赤の他人ってことなんでしょう」


邪魔だと言わんばかりに樹木と、後方で展開していた兵士が次々となぎ倒されていく様子を感じながら障害物を回避しつつ情報収集を務める。

うーん、ご自慢の銀色の鎧すら切断するところをみると相当、厄介な相手。

腕に当たるの前脚が小さめの鎌型の亜鋏状になっており、残りの四肢が剣のように鋭く皮膚は装甲のように硬くて味方ですら躊躇なく絶命させる冷酷さ。

人が騎乗しても動かす事ができる滑空時間を伸ばす羽。

一瞬で得た情報はこんなところだ。

こんな化け物が聖印騎士団に所属しているのは信じられないけど、どの部隊かは大体察しが付く。


「キャデラック8個中隊騎馬隊って精鋭部隊でしたっけ?」

「【B+ランク討伐対象】の蟷螂剣種(マンティスクーシポス)に騎乗する騎兵だから精鋭なんでしょうね」

「騎馬隊なのにカマキリじゃないですかヤダー」


特殊な霧で目視と感知魔法を妨害してるのに、的確に追跡できるって事は聴覚か嗅覚に優れているみたいですね!

もちろんただのカマキリにそんな機能なんてないので、独自の進化を遂げた化け物ってところ。

言いたい事はたくさんあるけど、敵の私ですら直接は、手を下してないのに躊躇いもなく味方殺しする奴らには、おしおきしないとね!

5、4、3、2、1、接触、今!


「おりゃああああ!」

「ごふっ!!」

「硬っ!?軍艦の鉄板を割るつもりで叩き斬ったのに!?」


樹木を切り倒しながら高速に接近してきた蟷螂剣種(マンティスクーシポス)を騎兵ごと叩き斬ったのに、致命傷を与えることができなかった。

硬さは、鋼鉄以上ですか。

ルカ様に制限されていなかったら、ぶった斬れたのにいいいい!悔しいいいい!


「貴女達は一体、どんな修羅場を乗り越えてきたのですか!?明らかに強さが可笑しいですわ!?」

「生半可な人よりは経験しているつもりですけどなにか!?」

「誉めていませんよ!?そして貴女ではありません!」


そーなのかー。

ベルサンディさんが王女を落とさない様に抱きながら右手で手綱を握って、左手で握りしめた杖で的確に急所を殴打して、蟷螂剣種(マンティスクーシポス)を撃退していた。

でも馬は地べたを駆け周るしかできないのに、蟷螂剣種(マンティスクーシポス)は自力で道を切り開くわ、樹木を飛び回って立体的に追い回してくるわで散々。

人間という縛りプレイをしている私達からしてみれば、鬱陶しいことこの上ない。

しかも魔法支援班も接近していて、私達はともかく、王女が乗ってきた白馬が持たない!


「ベルサンディさんー!なんとかなりませんか」

「あくまで私は支援だけなので、敵を殲滅する気はありません」

「またまたご冗談を!魔法でドカーンってやっつけてくださいよー!」

「この霧では魔法を使うのは得策ではないかと」


ああもう!こういう時は律儀なんだから!

もういいわ!目の前を立ち塞がる敵は叩き斬るのみ!

人間らしく戦えという命令だけど相手が人外なら手加減しなくていいわね?


「白馬の少女には手を出すな!まずは先鋒の斧使いを始末しろ!」

「あら聴きました?わたくしが少女だなんて…」

「絶対にアントニア王女殿下のことですって!」

「それより四方八方、上空からも敵襲ですが捌けるのですか?」

「無論よ!」


私に不可能は2つだけ!恋愛ができないことと、ルカ様の勅令に逆らえない事!だから必ずルカ様に認められるように…貴方達には犠牲になってもらう。

前方4名、後方6名、側面8名、上空4名,、合計22組、3個分隊規模。

まずは、私の首を狙ってきた薙刀使いを仕留めて、その相棒は水精生物(ノッケン)の蹄で首を潰して足蹴りにして空中へと飛び立つ。

いくら皮膚が鋼鉄より硬くても、急所は柔らかい、つまりそういうこと。

想定外の行動で隊列が乱れた隙を見逃さずに、一振りで上空で展開していた2名と2体を、もう一振りで1組を両断して樹木を飛び回るのは気持ちがいい。

ちなみに最後の1人は、撤退したので追撃はやめておいた。


「なんだこいつ!?化け物か!?聞いていた話と違うぞ!?クソ!やむを得ん!散開だああああっ!?」

「マルコ大尉殿!?」

「フォルスト分隊長!指揮を引き継げ!」

「了解!」


小隊長格を仕留めれば、少しは連携が崩れると思ったけどダメだったか。

これ以上、殺すとルカ様に折檻されかねないので奥の手を使いましょうねー。


3人一組(スリーマンセル)でいっきにケリをつけ…ボース少尉、何を…ぐぎゃあああああ!」

「ボース少尉!?裏切ったか!」

「違う!俺じゃない!俺じゃないのに身体が勝手に!」

「問答無用!」


殺すのがダメなら殺し合いさせればいい。

たった3組の身体を操作しただけなのに、本気で殺し合いしてるところをみると本当に仲が悪いですね。

所詮、王女の護衛部隊に抜擢されなかった方の部隊だからこんなもんか。

それと蟷螂剣種(マンティスクーシポス)同士の矛と盾の対決は、最強の矛に軍配が上がったみたいだしいい感じ。

水で構築された生物が、水を操る精霊に勝負を挑むなんて5000億年早いわ!


「一体何が起こったですの!?」

「ちょっとした計略みたいなものよ。要するに同士討ちさせてその間に逃げる算段ってところかしらね」

「やりすぎではなくて?」

「もう私達は、凶悪な王女誘拐犯だから死刑は免れない大罪人よ。もう少し殿下が私達に配慮してくれたら別の未来があったかもね」

「そんな…私はそんなつもりで行動したわけじゃ…」


貴族たる者には相応の責務がある。

軽々しくその責務を放り投げれば、相応の犠牲を伴う。

落ち込んでそうな彼女の様子を見るべく後方を振り返れば、ベルサンディさんから視線を感じた。


うん、言いたいことは良く分かる。

でも何か勘違いしている。

別に精霊は人類の味方ではなく、小川の馬(ブルックホース)型の水精生物(ノッケン)のように人類に危害を加える精霊の方が断然多い。

特に水の女神に裏切られた影響からか、創造主を迫害したせいか、神々にそしてその駒である人類に敵意を抱くの水の精霊は多いから。


「さあ行きますか!」


私は過去を振り返らない。

未来に向かって全速前進するのみ。

後方で殺し合いをしているキャデラック中隊の悲鳴と怒声を聴きながらルカ様との合流するポイントへと馬を走らせた。


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