アンダーカレント
昨日見た夢の話
登場人物
・マックスフォンシドー、老齢の神父M(エクソシストの時ぐらい)
・ブラピ、駆け出しの神父B(セブンの時ぐらい)
・スネイプ先生、中年の神父S、たぶん主人公(スネイプ先生)
・ティルダウィンストン、S嫁、(ドクターストレンジの時ぐらい、オレンジのワンピースで剃り上げた頭にオレンジのバンダナみたいなのしている)
・老人と少年(坊主頭)
1
教会のドーム状の一室で老齢の神父Mに対峙して新人エクソシスト試験を受ける新人神父ブラピ。老人と坊主頭の少年、それに中年の神父・スネイプ先生が彼らの様子を見つめている。老人は少年の方に手を置いている。ドアの外にいるモブ神父たちが小さな声でブラピが若すぎることを問題にして会話をしている。課題を言い渡されて、ドアから出てくるブラピ。モブたちはブラピにサッと道を譲ったが、ブラピはそのまま彼らを無視して図書分室のある塔に出かけていった。中年の神父スネイプが、ドアの内側で不安そうにしていると、神父Mが「彼なら大丈夫」と声をかける。昼夜問わず籠り、課題に対する回答を作成していくブラピ。
2
数日後、再び同じ場面のブラピ。目がくぼんで、ひげが伸びている。同じメンツで彼の回答を聞き届ける。ブラピが無事に課題をクリアするのを見届けた老人が、隣にいる少年に「来年以降に予定していたが、書を読むのを早めよう、今年からに」と言いながらドアを出ていく。少年も無言で彼に従い出ていく。無言で彼らの様子を見つめるスネイプ先生。
3
スネイプ先生と妻がアムステルダムの早朝の川沿いを歩いている。神経症の妻は無言のスネイプにやたらとうなずき、スネイプの腕にしがみついている。夫婦というより、患者と医者のような関係である様子が見られる。石造りの街と川霧のせいで彼らを取り巻くものはすべてがグレーで、彼ら以外誰も歩いていない。「ブラピが今回合格したので、私が今やっている仕事、世界崩壊の危機の回避方法を調べる仕事に一緒に入ってもらうつもりだ。」と伝える。妻は過剰にうなづく。彼女はアサシン教団の呪いに幼少期からかかっており、仕事のことだけでなく、彼女への除霊の効果が年々低下していることもスネイプの悩みだった。除霊の低下はスネイプがエクソシストとしてのパワーが不足し始めていることによる。新米だが後継者が決まったことは、何年も重苦しかった彼の精神的な負担が大分軽くなってきたことを意味していた。
4
川沿いを歩いていると数日前までブラピがこもっていた図書分室の入る塔にあたる。妻の様子とブラピのことが重なり、アサシン教団の古文書にヒントがあるかもしれない、とスネイプは思いつく。妻を塔のエントランスのソファに待たせ、分室のカギを受け取りにスネイプは教会に戻る。教会の受付で、図書室に入る鍵を受け付けの人から受け取る。受付「先生もコロナが大変な時期に、いろんな仕事を任されていて大変ですね。」
5
さらに妻を1階に残し、上階にある図書分室でアサシン教団の古文書を見つける。取り出した古文書は古く、崩れ去り床へと落下する。本を開かれたページのまま持ち上げると、そこには解決の呪文が書かれており、また本に挟まれていた首飾り(まだ床に落ちている)が鍵となるマジックアイテムであることを見つけたスネイプだった。長く探していても見つかるときはあっさり見つかるものだな、と苦虫をつぶしニヤけるスネイプ。床にある首飾りを持ち上げて絶叫するスネイプ。首飾りには長年放置されていた凶悪なアサシン教団の神父(この世に今起きている悪事を加速するマントラを唱えようとする)の霊が憑いており、取り上げたことによってスネイプにその霊が乗り移ってしまう。under currentのmy funny valentineがかかりだす。大量の汗をかいて、ぶつぶつとなにがしかの呪文を唱えて耐えるスネイプ。激しい一人芝居のように、何度も机や本棚に激突し、そのたびに本やら燭台やらが机から落ち、いよいよ火事の様相を呈してくる。物音と煙に気付いた妻が上ってきてスネイプに駆け寄る、支えられながら妻に首飾りをかけ、命からがら呪文を託し、そのまま建物からすごい勢いで走り出す。妻も追いかけるが、スネイプは健脚、とても間に合わない。スネイプは塔のすぐ横にある水路、その橋の欄干から飛び降りる。スネイプは、水面の下から欄干から見つめる妻を眺め、深く沈んでいき、だんだんと視界が濁っていく。すべてを託すことになった妻とブラピのことを思い、彼らが自分なしでやっていけるだろうかという心配と、問題がどうか解決されることをという祈りを混ぜ込んで1つの胸にしまいこみ、その目を閉じ、川底へと沈む。