4話「罪滅ぼしの謝罪」
早く投稿出来ました!
でもちょっと雑になってるので甘受していただけると……
後程改稿致します!
「もしかすると天使同士は気配を察知出来るのかも……」
かも?
するとアリアは右を向いて「あの三人はこの方角に居る」と言って「付いて来たいのならおんぶしますから捕まって」と言った。
有昌は「分かった」と言いアリアにおんぶされる。
良い歳した男が羽の生えた女の子におんぶとかなんかめっちゃ恥ずかしくなって来た……
そして天使は飛んだ。
有昌は強い風に耐えながら必死に天使に抱きつく
「怖い!怖い怖い怖い怖いー!」
「うるさいよ!」
「ぎゃぁあ!」
「落ちたら拾ってあげるから黙ってよー!」
「怖いよー!」
そして「あ、見えた」と言うと天使はスピードを落としゆっくり飛んだ。
「あのー……」
「ん?」
「あ!天使だー!」
「仲間ですね」
「はい!私はアリア・メアリーゼといいます!」
「ねぇねぇその背負っている人は誰ですか?」
「まず自己紹介しなきゃいけないでしょ!」
三人天使のAがBを咎めた。
「あっ、ごめんなさい!私はアリア・メレーナと言います!」
「私はアリア・マラージです!」
「私は……アリア……ラミエーテです……」
ん?みんな苗字は違うけど名前が同じ?
それと……あの三人ってもしかして天使内では案外しっかりしてるのかな?
「ところで、その背負っている人は誰ですか?」
「この人は有昌明卦園という貴方達が殺した科学者の事が大っ嫌いな貴方達の共感者です。」
「ほぉー……では仲間と……」
かなりヤバい説明してねーかこの子……
「いや、実はな、お前達を生んだのは合成獣開発研究所という……」
「やめてくださいっ!」
「どうしたんだ……」
「私がこの子達にした説明で察してください!」
「合成獣開発研究所?なんですかそれは!?気になります続きを話してください!」
「しかし……これを話したら貴方達の罪悪感は……耐えられますか?貴方達は関係のない人々を殺してしまったという事実に気付き、それでも貴方達は耐えられますか?耐えれるなら言ってください!話しますから……話しますからっ!!!」
途中で泣き出し震え声になるアリア・メアリーゼ。
なんだこの宗教団体みたいなやり取りは……
「大丈夫です!さっき私達は気付いたので、それに気付いた今、私達は罪悪感によって悲しみに暮れていますか?いいえ、暮れていません。何故なら、もう……断末魔を……いっぱい聴いて……強くなったもん!!!」
涙声で叫ぶアリア・メレーナ。そしてその声につられて二人の天使もすすり泣く。
天使ってこんな感じだったのか……でもまぁ、こうなるって事は罪悪感をまだ背負ってるって事だな。
「よし、罪滅ぼしの謝罪をしよう!きっとそれでみんな許してくれる!」
「本当ですか?」
「本当だよ!それでみんな元気になればお前達の罪悪感も晴れるだろ?」
ごめん……俺めっちゃ無責任な事言ってる!
「じゃあ天使の唄を歌おうよ!」
「唄?」
「うん、謝罪の意を込めて唄うんです!」
「良いですね!」
「まぁ、みんな癒されて元気になってお前達の罪滅ぼしが出来たら良いですよ」
やっぱり天使はめんどくせぇ……
「あ、そういえば!合成獣開発研究所についてまだ聞いていませんでした!」
「分かった。合成獣開発研究所というのは基本合成獣を開発する施設なんだ。」
「つまり私達はそこで生まれたと……」
「そうだ、だから殺しをするならせめて合成獣開発研究所にいる科学者達にしてくれないか、と言おうと思ってた」
「事の発端だからね……分かった!」
「ちなみに何処にありますか?」
「それはインターマップで見せたい、だから俺の家まで来てくれ」
「え?それは誘拐ですか?エッチへの誘導ですか?」
「いやちげーし……てか、まな板ロリなんて襲う気皆無なんですけど……」
「まな板じゃねーしっ!」
むくれた天使アリア・メアリーゼ可愛いなー
「む、ムフフ……はしたない……」
「おい何ニヤニヤしてんだよ」
アリア・マラージよ、何か良からぬ勘違いしてないか?
その後有昌の家による途中天使達は罪滅ぼしの唄を合唱した
「Love! Ah love! And it is sad ...... that was the angel……I'm sorry really people ...... are mourning the dreary feeling lost crying people and ...... neighbor! Oh Oh Oh ...... ah ah ah ah ......Our presumptuous song of expiation.」
それから天使達は有昌の家に向かった。
次話は少し遅くなりそうです!