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なんで①が読めないのよ?  作者: 鈴宮 ねこ
3/5

ジョブス、現る

今に見てろ。

と思ったものの、実際問題として、

コンピュータは アホすぎました。


そもそも 日本には ひらがな カタカナ 漢字

三種類もいりまじり、

日本人でも てにをは を 間違えるひとがいるくらいなのですから、

0か1かしか わからん アホ コンピュータに

日本語の命令書 なんて わかるわけないのでありました (あーあ)。


それに、英語の命令書でも 書き間違いやデータエラーなどが原因で

暴走とかありましたし、ね。(英語圏のひとも 間違いはするのだよ)


いまだに ここのサイトでも使われているのですが

html など、ホームページ用の言語でさえ

英語の影響があるのは、そういう歴史があるからです。


ときどき、a href=ってなんだろー と わたしなどは思ってしまいますが

そういう 約束事だと 割り切らねば プログラムなんて出来ません(汗)

日本語で HTML 書ければいいんですが。


しかし!

世の中には、できないと言われてやり遂げる人はいるものです。

(ああ、わたしは足を向けて眠れない)

直接の命令書がムリなら、

アプリケーションでやっちまおうぜ、

という気運が高まりました。


この辺は、『ジャストシステム』って会社の歴史とも関わってくる話なので、

脇道にそれちゃうんですが、

まずは この会社、70年代にワードプロセッサという機械で

日本語変換のワザを提案。


いま、キーボード入力で日本語変換ができるのは、ジャストシステムのおかげと

言ってもいいでしょう。

あと、その企業の心意気に感銘した小松左京先生が

当時のお金で 三十万だったかな?

ワードプロセッサ に ぽーんと お金を出した、というのも

忘れちゃダメよ。


閑話休題。

ともかく、時代はどんどん流れていき、70年代のアメリカ。

ひとりのオタク青年が、ゼロックスに遊びに来ていました。

ゼロックスというと コピー機が有名ですが

コンピュータも 扱ってました(といっても パソコンではなく

大型コンピュータにくっついている 端末機だったそうですが)


オタク青年のちのスティーブ・ジョブスは、このコンピュータを見て、

「べんりだなぁ、うちでもつかいたいなー」

と思いまして、実際に作っちゃった(すごすぎる)


そして、「こんなの作ったんだけど、買う?」

と、ガレージセールしました。

つまり、うちのガレージでパソコンを売りに出しちゃったんですね。

ガレージセールそのものは、アメリカではよくあることで、

フリーマーケットみたいなもんなのですが、

買ったひとは


「これは面白い! 計算させたらめっさ早いし、正確だ!」


と大好評で、飛ぶように売れたので、ジョブスはそれを資金にして、

アップル社を立ち上げました。


最初のパソコンの登場です。


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