全ての始まりⅲ
通称《全感覚ダイブ》とわれている。俺は、そのゲームを始めるには、魔法の呪文が必要だと店員から聞いていて、俺はゲームを始める時に、
「リンク・スタート」
と言い、ゲームの中に入って行く。そして俺は、真っ暗な空間で、アナウンスの声を聞きプレイヤー名と使いたい武器を、決めた。プレイヤー名は、《yamato》、武器は、片手剣に決めた。そして、俺は《DragonBloodyJudges》の世界に入った。その世界では、剣と魔法を使って、プレイヤーはドラゴンを倒して暗黒迷宮と呼ばれる塔の最上階にいる、ドラゴン、《BloodyDragon》と呼ばれる最強であるドラゴンを倒すというVRMMORPGだ。暗黒迷宮と呼ばれる塔は、いくつもの階層があり、全部で300層もあり、プレイヤーは300層全てを踏破して行き最上階を目指して行く。このゲームには、40000人のプレイヤーが、参加しているが、まだ半分にもいっていない。現在の階層は、30層。まだ、10分の1しかいっていない。まだまだ先は、長い。俺は、まず右手を振りメニューウィンドウを開いて、驚愕してしまい、思わず、
「こ、これは!」
声を上げてしまった。すると、周りのプレイヤーからの、注目を浴びてしまい、俺は走って路地裏まで行く。俺は改めて、メニューウィンドウを開いて、ステータス画面を開いて見ると、始めたばかりなのに、レベルもSTR,VIT,AGI,DEX,命中,回避が、信じられなかった。レベルは80,HPバー38980,MPバー300STRは400,VIT300,AGI250,DEX200,命中240,回避350,俺は信じられなかった。始めたばかりなのに。俺は、他のネットゲームで友達になった奴がいるかもしれないと思って掲示板で探して見ると、それと思わしき名前を見つけた。その男の名は、シドウ。他のネットゲームで最初に友達になった奴だ。今、そいつは20層の街にいるらしい。俺は、転移障壁と呼ばれる魔法陣に近づき、20層の街リンドアに転移した。俺はリンドアについて直ぐにシドウを探すことにした。だが、シドウはなかなか見つからない。そこで俺は、リンドアにいる、プレイヤー達に聞いて見ると、宿屋にいることがわかったので、俺は早速その宿屋に行くことにした。そいつはシドウはカウンターに座っていたので、直ぐに見つけられた。俺はシドウの、隣の席に座った。俺は、隣のシドウに、
「久しぶりだな」
と声を、掛けると最初は驚いていたが、声でわかったのかシドウは、
「ヤマトか。どうしたんだ?」
俺は、シドウにステータス画面を見てもらうために席を移動することを、シドウに促すと黙ってテーブル席に移動した。そこで俺はシドウに、自分のステータス画面を可視モードにして、シドウ見せた。すると、
「なっ!なんだこ──」
声を上げそうになったので、俺は慌ててシドウの口を、塞ぎ、小声で、
「ば、馬鹿。大きな声出すな」
そう言い、シドウにステータスを確認してもらうとシドウは、
「その前に1つ聞くぞ」
そう言って来たので、俺は黙って頷く。
「お前は、このゲームは、始めたばかりだよな」
シドウの言葉に黙って頷くとシドウは話を続ける。