エンドワールド・オンライン《End World Оnline》

20××年、とある大手電子機器メーカーが仮想空間への接続機器《ブレイドル》を開発したことで、世界は遂に完全なるバーチャルリアリティを実現させた。この《ブレイドル》対応のVRMMORPG《エンドワールド・オンライン（EWO）》は大人気の内に完売し、接続した1万5千人のユーザーがその世界を楽しむはずだった。
しかし、EWOへダイブした少年ヤマトこと山陵陸人をはじめとしたプレイヤーたちは、ゲームマスター（GM）から恐るべき託宣を聞かされる。EWOからの自発的ログアウトは不可能であること、EWOの舞台《浮遊城アルテミス》の最上部第150層のボスを倒してゲームをクリアすることだけがこの世界から脱出する唯一の方法であること、そしてこの世界で死亡した場合は現実世界のプレイヤー自身が本当に死亡するということを。
ゲームクリアのためにプレイヤーたちは動き出すが、モンスター戦の敗北や現状に絶望した者たちによる自殺などにより、開始から1か月で4000人が死亡。ゲーム攻略は困難を極めた。
そして2年後。《アルテミス》の最前線は第124層、プレイヤーの数は8000人ほどにまで減っていた。

〜これはゲームでありながらも、遊びではない。
命を賭けたデスゲームだ。〜

只今、プロットを作成中の為、暫時休載致します。
ある程度プロットが進んだら再開致します。