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☆第6回ESN大賞W受賞☆④発売中☆元貴族の四兄弟はくじけない! 〜追い出されちゃったけど、おっきいもふもふと一緒に家族を守るのだ!〜  作者: 撫羽
第7章 お祖父様のお邸に行ったのら

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502/517

502ーレオは気付いてた

レオ視点が続きます

 そんな時に、お祖父様が僕の顔をまじまじと見て言った。


「レオはロロに、いや、ロロとレオは似ているのだな」

「お祖父様、兄弟ですから」

「アハハハ! そうなのだがな! ロロがいるから目立たないのだ! レオもロロと同じように表情で心が読めるぞ!」


 え、そんなこと初めて言われた。お祖父様が言うように、ロロは良く分かる。顔を見ていると今何を考えているのか、手に取るように分かる。でもそれはロロだからだと思っていた。

 なのに、お祖父様は僕もそうだと言うのか? まあ、それも兄弟だから。でも気を付けよう。


「わふん」

「え、ピカ。そうなの?」

「わふわふ」


 ロック鳥の卵をクンクンしていたピカが言った。まだ中で生きていると。


「お祖父様、ロック鳥の卵はまだ生きているそうです!」

「なぁにぃッ!? リアのあの炎の中で生き残ったのかぁッ!?」


 ふふふ、お祖父様って本当に声が大きい。そして熱い。きっとロロもそう思っているだろうな。


「ピカ、放っておけないよね。持って帰ろうか?」

「わふん」


 持って帰って魔力を流してあげるといいよ。と言った。フォリコッコの時もそうだったね。魔鳥の卵って魔力が必要なのかな? でもこの大きな卵を、どうやって持って帰ろうか?


「わふわふ」

「え、そうなの? じゃあお願い」


 僕が持って帰るよとピカが言った。どうやって、持って帰るのかな? と思ってたら。ロック鳥の卵が宙に浮いた。そして、そのままフワフワと浮いている。


「え、ピカがやってるの?」

「わふん」


 これで持って帰るよ。だって。本当にピカの能力って未だに驚かされる。


「レオ! どうなっているのだぁッ!?」

「お祖父様、ピカがこうして持って帰るそうです」

「持って帰るだとぉッ!? 持って帰って大丈夫なのか!?」

「そうみたいですね。持って帰って魔力を与えてあげるといいそうです」

「はぁ~、本当にレオはどうしてそう冷静でいられるのだ? ロック鳥の卵が浮いているのだぞ!?」

「アハハハ! 色々もう慣れちゃって」


 周りを見ると、兵士さんたちも呆気に取られている。

 あれ? ロロが一緒にいると、いつもこんな感じだよね。思いもしないことがよく起こる。なんて思っていた。


「他に異常はないかーッ!?」


 お祖父様が兵士さんたちに呼びかけて確認をする。大丈夫みたいだ。他の卵は全て姉上の炎で焼かれて丸焦げになって割れていた。鎮火も確認できた。

 魔鳥の巣にロック鳥の卵があったことって、かなり異常だと思うけど。一体どうしてだろう?

 それが分からないままだったのだけど、僕たちはお邸に戻ることにした。

 昨日のことがあったから、何度も注意深く空を見ていたけど魔族らしき姿はなかった。

 ロロはもう起きているとピカが言ってた。ならテオさんとジルさんが、魔族のことを話してくれているはずだけど。

 もしかしてロロは気付いたかな? どんな反応をしたのだろう? それが少し楽しみだったり、不安だったり。泣いていなければ良いのだけど。ロロは感情が処理しきれないと、泣いてしまう時があるから。

 昨夜ニコに話した時の反応を思い出していた。


「マ、マ、マジかよッ! ディさんは何にも言ってくれなかったぞ! スゲーじゃん! 俺、毎日お野菜を一緒に収穫してたぞ! え、いいのか!?」


 そう言いながら、手に持っていたフルーツを落としていた。あれはかなり動揺していた。だって毎日一緒に麦わら帽子を被ってお野菜を収穫していたディさんが、あの四英雄の一人だったのだから。

 学園では教わるそうなのだけど、僕と姉上は途中で退学していたから知らなかった。でもディさんを見ていると、僕は気付いたんだ。四英雄の一人がエルフだってことを思い出した。決定打はルルウィン祭だ。あのパレードと夜に川辺で結界を修復していたことだ。

 こんなことができるのって……と思って、こっそりディさんに確かめたことがある。


「レオ、ニコやロロたちには黙っていてね。みんなが大人になって自分で気付くまでさ」

「けど、ディさん。そのうち気付きますよ?」

「気付いたらその時に話すよ。僕はニコやロロと普通のお友達でいたいんだ」

「ディさん……分かりました」


 ディさんは少し寂しそうに微笑んだ。特別扱いはされたくないってことかな? 四英雄だと分かっても、ニコやロロなら変わらないと思うのだけど。でもきっと、二人はショックだろうな。


「ふふふふ」

「レオ、何を笑っているんだ?」

「お祖父様、テオさんがロロに話してくれているのですよ。その時にディさんのことに気付くかなって」

「ああ、そうか。リアやニコも知らなかったな」

「はい」

「やはり、皆学院に行く方がいい」


 お祖父様が『学院』と言った。この帝国の学院のことだ。僕たちが通っていたのは、テンブルーム王国の『学園』だ。どうして『学院』と言ったのか? それは教育体制や内容に理由があった。


「この国の学院の方が、専門的なことまで教わるのだ。希望すれば上のアカデミーにも進める。王国はそこまで教育体制がなっていない。やはり学力をつけるのなら学院だろう」


 教わる内容も違うらしい。確かに、学園ではドルフ爺のことは教わらない。だけど、学院では普通に教わるらしい。ドルフ爺の一族はそれほど有名なのだそうだ。

 隣国では教えているのに、自国では教えていないなんてどうなんだ? と思う。四英雄のこともそうらしい。


お読みいただき有難うございます!

応援して下さる方、続けて読んで下さる方は是非とも下部↓の☆マークで評価をして頂けると嬉しいです!

宜しくお願いします。


これからクライマックスへと!

ラストまでもう決まっているのですが、やっとここまでこれたかと感無量です(^◇^;)

とは言っても、まだまだ続きます!

あんな人やこんな人が登場するかも知れません。

楽しみにしていただけると、嬉しいです(◍˃ᗜ˂◍)ノ


さて、花粉症が本格的になってしまいまして(^◇^;)

鼻&目&喉がやられてしまいました。

これから4月まで、できるだけ外出しないようにしようと決意しました(^◇^;)

毎年のことですが、辛い( ߹꒳߹ )

頑張りますけどね!

皆様もお気をつけてくださいませ(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゜

5巻の作業をしてますが、まだまだイラストは出せないので、お気に入りの口絵をどうぞ!

挿絵(By みてみん)

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― 新着の感想 ―
やったね。コッコちゃんのおともだちがふえるよ 増えなかったら、チキンライスかな?
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