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☆第6回ESN大賞W受賞☆④発売中☆元貴族の四兄弟はくじけない! 〜追い出されちゃったけど、おっきいもふもふと一緒に家族を守るのだ!〜  作者: 撫羽
第7章 お祖父様のお邸に行ったのら

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499ー驚き

「れおにいも、みたのら!?」

「ああ、最初に気付いたのがレオだったらしい」

「ぴゃーッ! しゃしゅが、れおにい!」

「れおにいか!」


 いかん、二人して変なテンションになってしまっているぞ。俺たちは変なテンションで、驚きまくっているのだけど。

 要するにテオさんが言うには、魔鳥の巣の上空に黒い影が浮いていた。それを最初に見つけたのがレオ兄で、あまりのことに鑑定眼の結果を信じられなかったらしい。

 そりゃそうだ。レオ兄だって、魔族なんか見たことがないのだから。

 すぐにお祖父様もそれを確認した。魔族だと確信したお祖父様は、自分たちだけでは手に負えないと判断した。早急にエルフのクリスティー先生に、相談することにしたということだ。既にクリスティー先生宛てにお手紙は出したらしい。


「まだ姿を見ただけだ。レオが鑑定眼を使えるだろう、それで確認している」

「れおにい、しゅごいのら」

「な、しゅげーな。やっぱ、しゃしゅが、れおにいらな」


 二人で、うんうんと納得していた。


「こら、俺だっているんだぞ」

「らって、ておにいは、おるしゅばんらったじょ」

「エル、留守番じゃなくて、お邸を守る方だったんだって」


 まあ、それはどっちでもいい。


「ロロ、今どうでもいいとか思っただろう?」

「え、しょんなことないのら〜」


 そう言いながら、俺は視線を泳がせた。だってテオさんったら鋭いことを言うのだもの。


「とにかくだ。魔族と確認できているのだから、これはもうこの領地だけの問題じゃないんだ」


 と、言うと? どういうことなのかな? 俺は分からないとキョトンとした。


「国の問題なんだ。いや、この国だけじゃない、周辺国全部の問題になる」

「もしも、この領地で抑えられなかったら、その被害は他国にも及ぶだろうということです。分かりますか?」

「えっちょぉ、しょれだけ、まじょくがちゅよいってこと?」

「そうですね」


 今から約300年前に確かに魔族が攻めてきた。それはルルンデのお祭りになっているように、四英雄が戦ったと言い伝えられているのだから確かなのだろう。

 その時は四英雄がいたから良かったけど、今はどうなのだろう。そして、光の精霊さんだ。300年前は精霊さんの力も借りたと、残っている。また助けてくれるかなんて誰にも分からないじゃないか。

 いや、あの女神なら放ってはおかないだろうと思うけど。


「ておしゃん、しょのまじょくは、しょれから、どうしたのら?」

「しょうらよな。れおにいと、おおじいじがやっちゅけたのか?」

「いや、いつの間にか消えていたらしい」


 消えていた? 姿を消したのか? え? 消えるの? それってどう考えたら良いのかな? まだ攻撃してくるつもりはないのかな?


「魔鳥がやたらと出てきていただろう? それを操っていたのが魔族だったのだろうってことだ」

「まちょう……」

「しょっか、どうくちゅにも、でてきたもんな」

「ロロたちが、この領地にくるまでにも魔鳥に襲われただろう。あれもそうかも知れないんだ」


 じゃあ、最初から魔鳥は魔族に操られていたのか? あの数の魔鳥を? そんなの能力なんて言葉で言って良いのか? とんでもないじゃないか。

 数百、いや、もしかしたら、数千かも知れない。その数の魔鳥を動かすんだ。


「それだけの能力があるってことだ。とにかく魔族なんて、今の世代だと誰も戦ったことどころか見たこともないんだ」


 それってどうなのだろう? 300年前……


「ておしゃん、しゃんびゃくねんまえ」

「ああ、300年前か? ルルンデで魔族を抑えたんだな」

「しょう、しょれからまじょくは、でてきてないの?」

「それ以降の目撃はないらしいぞ」


 じゃあ、なんで今更? いや、父様と母様が戦ったのは魔族かも知れないとディさんが言ってた。でも今回はルルンデじゃなくて隣国だ。


「るるんでじゃないのに」

「あれは、偶々ルルンデだったんだ。魔族は多分どこでも良かったのだろうという話だ」


 ルルンデに丁度良いダンジョンがあった。ただ、それだけだとテオさんは言った。


「四英雄の子孫がみんな戦えるわけじゃない。ルルンデの街がある領主は戦わないだろう?」

「あー、りょうしゅしゃまは、たたかわないとおもうのら」

「だろう? それに四英雄の一人は妖精だったと言われているしな」

「ひょー!」

「よ、ようしぇいか!」


 またまたビックリワードが出てきてしまった。ちびっ子が食いつくようなワードだ。思わず座っているのに、お尻をピョンと弾ませてしまう。

 妖精さんって本当にいるのか? て話なのだけど。光の精霊さんでさえ、とんでもなのにここに来て妖精さんまで登場だ。


「妖精族ってのがいるらしい。僕も見たことがないけどな」

「よ、よ、ようしぇいじょくぅ!?」

「しゅげーなッ!」


 エルったら拳を上げてたりする。ノリノリだ。妖精なんて言葉を聞いちゃったら、そりゃもうテンションあげあげだ。

 魔族の怖いお話だったのに、妖精というワードが出てきた途端におとぎ話になった。

 その四英雄って、一体どうなっているのだ? その子孫の一人が、ルルンデの街があるフォーゲル領の領主様。それと辺境伯家もそうだ。それに妖精さん。これで三人だ。あと一人……


お読みいただき有難うございます!

応援して下さる方、続けて読んで下さる方は是非とも下部↓の☆マークで評価をして頂けると嬉しいです!

宜しくお願いします。


ロロが何か考えてますね〜

書籍版では魔族も妖精さんも登場していたのですが、やっとweb版にも登場です!

そしてロロは何を考えて気付いたのでしょうね〜(^◇^;)


ロロ⑤のご予約が開始されました!

4月発売に向けて、めっちゃ加筆して頑張っております!

皆様、よろしくお願いいたします(◍˃ᗜ˂◍)ノ

疲れた時、心がささくれ立った時にロロはいかがでしょう? きっと癒してくれるはず!?

よろしくお願いいたします(*ᴗ͈ˬᴗ͈)ꕤ*.゜


コミック②も発売中!

挿絵(By みてみん)

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― 新着の感想 ―
 おいついた…_(:3」∠)_のんびりまつのら…むりはらめ…
5巻発売決定おめでとうございます で……もしかしてこの一家が子孫達なのかな?
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