スピンオフ その43 伝染病
こうなると…
我がイズサンずには…
恒例の…
悪い病気が…
「お~なじようにやればぁ~w?お~なじようにかてたはずぴゅうう~w?」
「か~てへんのはぁ~たんと~しゃのぉ~の~りょくがひくいから~っぽぅお~w?」
↑故某野球監督ばりの陰湿声
「炎風先生社長方…陰湿な喋り方は社員のストレスを増大させるだけですよ?」
「同じ様にですって!?ありえないわ!」
「戦場では刻一刻と状況が変わるのよ!」
「いつも同じ様に出来るなんて事!あるわけ無いのよ!」
「問題は弊社の社員たちの能力が凄まじく低いッ!」
「ねッ!皆さん!こういう事なんですッ!!!」
↑饒舌なだけの内容無し空演説
「梨沙会長…内容皆無で自分本位の演説は社員の士気を下げるだけですよ?」
「みゃっしょい!みゃっしょい!みゃっしょい!みゃっしょい!」
「みんなもっとがんばんなきゃダメみゃあ!」
「もっと改善!もっと効率化みゃあ!」
「みゃっしょい!みゃっしょい!みゃっしょい!みゃっしょい!」
↑具体的提案は一切なく言うばっかりの部長クラス
「ネコ風呂田部長…言うだけなら誰でも出来ますよ?」
「皆さん!先程から訳の分からない事ばかり言って!」
「今そんな事やってる場合ですか!?」
「おおアカリ!流石だ!此奴らにもっと注意してやってくれ!」
「ええイズサン!分かってます!」
「この状況を打破するためには…」
「打破するためにはッ!」
「………」
「もっと考えよッッッwww!!!!」
「考えよオオオオオッwww!!!」
↑とんでもない大声での怒声罵声ばかり上げる幹部クラス
(やはりこいつも駄目だったか…)
「アカリ幹部、貴方が一番考えが無いんですが…?」
「ぬわ~んでアナタ方このチームにはいっちゃったんですかあお~w?」
「即戦力と聞いていたのにぃ~?ア~ナタ方みたいなのが加入しちゃって~?」
「み~んなガッカリしてますよおお~w嫌われてますおおお~ww」
↑粘着イヤラシ声
「粘着クソ野郎オオカワウソちゅん助クン、キミこそみんなに嫌われてるよ?」
「ぬわ~んで…」
スパーーーーン!!!!
「てめえ!ちゅん公!いい加減やめろや!嫌われオオカワウソちゅん助!!!」
「だおおおお!」
「イズサン!わしにも心ゆくまで粘着野郎オオカワウソ君のモノマネさせるお!」
「はあ~⤵」
誰も興味ないだろうが一応説明させてくれ…
さっきからこやつらがやってる面白くもなんともない気分が悪くなるだけの物真似は、ちゅん助が以前勤めたいた極ブラック製作所というブラック企業の質の悪い面々の物真似をしているのだ。
説明しないと誰も理解できないので個々に説明させてもらうと
舞と昇が陰湿な声でやってるのは、作業員の疲労度や外気温、原料の状態、製造装置の稼働状態、工場で刻々と変化する要素はゴマンとある現場の事を一切理解できずに、常に同じ様にやれば同じ品質が保てると主張する研究畑出身で大した開発もしなかったのに取締役の座に就いた陰湿社長
梨沙が興奮しながら物真似してるのは、社内の士気が下がりまくってる原因は自ら飽きもせず毎日行っている内容がほとんどない説教や説法、契約の一つも取れない癖に出張で他社に遊び歩いて得てきただけの知識をこれ見よがしにエキサイトしてひけらかす空演説が原因だという事を何時まで経っても気付けない、親の七光りだけで代表取締役となった会長。
宮助が楽しそうにわっしょいわっしょいやってるのは会長の耳に優しい事だけ、会長の前だけでは大張り切りで具体的策は何もないのにお祭り騒ぎのごとく煽り煽ってご機嫌を取る、通称言うだけ大将。「風呂田」という珍しい苗字の為、言うだけ→ゆうだけ→湯だけ、言うだけ大将となったらしい…
コイツは本編では登場しておらず、このスピンオフの今回が初登場だ…
考えよッ!と灯が大声で怒鳴り散らかして真似してるのは、無理な労働をさせられて起こりうるべくして起こってしまった社員の失敗に対して、自らはなんら改善策や修正案を持ち合わせていない癖に、ひたすら社員に考えよ!考えよッ!と罵倒し怒鳴りつけるだけの幹部。
そして最後は極ブラック製作所、極ブラ随一、みんなの嫌われ者、通称粘着オオカワウソ君の物真似をちゅん助がしているのだ…
もともと、これらの物真似はちゅん助が働いていた会社の社員たちの物真似なので他のチームメンバーには全く理解できず、面白くもなんともない物真似だったはずなのだが、パーティーやチームの成績が悪くなると、この極ブラ連中の自分の事は棚に上げて他人の責任ばかり追及し、ひたすら手柄は自分のモノ!失敗は全て他人に押し付け!と言う物言いが、アホどもには殊更ひどく刺さるらしく上記の有り様なのだ…
当初はこれらの物真似はちゅん助一匹だけが物真似して、自分にだけウケて大笑いしていたのを、周りのみんなは白い目で見ていたはずなのに…今では俺以外のメンバーに大流行なのだ…
どうしてこうなった…?
この極ブラ病がメンバー内で流行ってしまうと俺にはどうしようも出来ない…
唯一常識人のハズの灯ですら先の有り様なのだ…
だが、このままではマズイ…ゲームはまだまだ続くのだ!
ただでさえ練度はミリリア達より遥かに劣っているのだ。この最悪なふいんき()の中で次のゲームを迎えるのは何とか避けたい…まがりなりにも殲滅戦の時はそれなりの連携を取って上手く楽しくやっていたのだ!
ここは…
ここは!
天令の勇者たる俺が!ゲーム始って以来の危機をなんとか乗り切ってやらねば!
こいつらに自分のやってる物真似の醜さを気付かせてやらねば!
天令の勇者!その存在を今!知らしめたるわ!




