表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
更新停止中 イズちゅん  作者: ちゅん助の!
イズちゅんすぴんおふ第2弾!イズサンずは次世代型サバイバルゲーム「ファースガン」を体験すべくフィールドに展開するのです!
358/446

スピンオフ その42 連敗!

ザザーッ!『ミリリアさん捕捉!中央右寄り!突破してくる!』

ザザーッ!『ま、また中央!今度は後方に意識を集中させて!?』

ザザーッ!『連続で中央突破とか!なんて強気な!』


ピッ!『大丈夫!任せて!捉えてる!』

「2度も同じ手は通用しないわミリリア!もらった!」


プシュ…!


ピュオピュオピュオ!!!

「あら、残念、惜しかった!もう少しだったのに?」


「仕留めたわよ!ミリリア」

「?!」

「アイツ?ヒット取られたってのにナニ余裕な表情を?」


ピュオピュオピュオ!!!


「!」

「しまった!やられた!」


『敵スナイパー、敵防衛部隊両排除!』

『敵陣内クリアリング完了!』

『フラグゲット!』


ピーーーーーーーーーーー!!!


『赤チームフラグゲット!赤チームフラグゲットです!』

『フラッグ戦2戦目は第一戦に引き続き』

『赤チームの勝利です!』


「や、やられた…」


「梨沙さん、すいません!間に合わなくて…」


「いいえアカリ、多分誰も間に合わなかった…」


「また中央破られて取られたってこんな事…」


「ポオオオ!最初からボクは防衛に付いていた方がよかったっぽお?」


「第一戦の応用よ…」

「今度は大きく回り込んで背後からの攻撃で後ろに意識を逸らされた」


「っでも今度はミリリアさんは君が仕留めたんだろう!?」


「仕留めたんじゃない!」

「仕留めさせられたのよ!」


「あら、梨沙は気付いた様ね?」


「バカにしないでミリリア!」

「アンタわざと姿を晒せる位置から突入して来て!」

「防衛の目を自分に引きつけさせたでしょ!」

「最初のフラッグゲットの強烈な印象から」

「私達皆がアンタがゲットの本命だと思わされたのよ!」

「一斉にアンタの排除に動いてしまったため、こっちの防衛部隊の配置がもろバレよ…」

「第二陣のフラグゲット部隊に一瞬で蹴散らされて…」

「この有り様よ…また完敗だわ…」


「自らを囮にしてという事ですよね…そ、そこまで…」


「フラッグはチームの誰かがゲットすればそれで勝ちなのよ」

「勝てれば自分が獲れなくても問題無いわ」


「し、しかし自分の戦略目標としての価値が分かっていなければ、こんなやり方は…」


「ふぁふぁ~ん(←泣いている音)」

「フラグゲットに向かったわしらも蘭奈と剛に一蹴されたお~」


「フラッグはめのまえだったぴゅう…」


「距離はもう少しでもあの二人の前でははるか遠くにかんじましたみゃあ…」


「くっ!防衛はアンタたちたった2人に任せて他は完全に決め打ちで後方左右に全展開って事!?」

「攻撃にも守備にも自信が無ければこんな戦略…」


「実力の差がわかったかしら?梨沙!」


「蘭奈!ぐぬぬぬ!」



 殲滅戦の4連勝で浮かれていた俺達。その高揚感はどこへやら…フラッグ戦に入るとミリリア達の鮮やかなる戦略と戦術の前に立て続けに、しかも2回とも短時間の内にフラッグを奪われてしまった。

 ある程度対抗出来て奪われたのならば、モチベーションは保てたかもしれないが、ここまで完全にやられると将棋やらオセロやら強いAIを相手にしている時みたいに一体どうやったら勝てるのか?なにか見えない力で常に上回り続けられている様でまさに成すすべがなかった…


フラッグ戦3戦目


「だおおおおおおおおおお!!!!」

「わざと引きつけられて数を減らされたところでカウンターを受けてまたとられたああああ!」


「敵陣目の前で引っ込みつかなくなった俺達にわざと粘らせておいて…」

「弾切れになるタイミングで…」






フラッグ戦4戦目


「ふぁふぁ~ん!(←泣いている音)」

「ひどいお!ほとんど全員でわしらの右側を急襲してくるなんて!」

「あっという間の全滅で持ち場を抜かれて!右翼の防衛網崩壊だおおおお!」


「俺達イズサンず初心者組がいつも右攻めだったの完全に読まれてたな…」



 気付けば殲滅戦の貯金を吐き出さされて、戦績はあっという間にイーブンになった。4戦とも短時間でやられているため、ほんのわずかな期間にもう追いつかれたのだ…


そしてフラッグ戦 第5戦


「な…全滅?12人ものフラッグ防衛隊が全滅?さ、三分もたたずにかお?…」


「俺達7人だろ…どっかで聞いたようなセリフで盛るなや…」


 第4戦まで俺達イズサンずが右攻めばかりだった事を読まれて、そこをあっさり破られてフラッグゲットを許すきっかけになった責任を取るため、第5戦俺達は自陣付近の防衛を申し出たのだが、今回はガン待ちに徹したというのに、それでもあっさりフラッグゲットを許してしまったのだ…


 フラッグ戦に入ってはや5連敗!遂に黄色軍は負け越し、その内容も時間切れ引き分けや生き残り人数での勝敗決定にすら一度も持ち込む事が出来ず、全て短時間でフラッグを奪われるという、圧倒的、そして屈辱的な完全敗北を喫したのだった。


こうなると…


我がイズサンずには…


恒例の…


悪い病気が…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ