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更新停止中 イズちゅん  作者: ちゅん助の!
イズちゅんすぴんおふ第2弾!イズサンずは次世代型サバイバルゲーム「ファースガン」を体験すべくフィールドに展開するのです!
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スピンオフ その38 4連勝

 そして殲滅戦の4戦目。


 ミリリアと蘭奈の加入で赤組は士気は大いに盛り上がり、一大攻勢をかけて来る!そう読んであえて引き気味に防御を固めて戦う事を決断した俺達黄色組であったが、意外にも赤組も距離を取って交戦してきた。


 ちゅん助によるとBB弾方式では射程がなんとか50m、有効射程ともなるともっと短く、開幕では少しでも良い場所、良い射線を確保すべく開幕ダッシュで前線を押し上げる事が普通だが、ファースガン4戦目はこれまででもっとも静かな動き出しで両軍ともスタート時に大きく動くことが無かった。


 両軍ともにBB弾戦はベテランでも、ファースガンは初めての経験という方も多い事もあって、3戦目まではダッシュで迎撃ポイントを確保しようとするプレーヤーも居たが、初戦、初手でいきなり俺が開幕キルされた様にファースガンの射程はびっくりする程に長大である。初めから下手に大きく動けば、たちまちのうちに捕捉され感知外、知覚外のロングレンジから赤外線弾を受ける羽目になるのだ。


 そう、両軍ともにファースガンの適正交戦距離を次第に把握し始め、無闇に前に出るよりも索敵勝負で敵より、いち早く相手を捕捉する!事に力点を置き始めたのである。


 そのため、この定例会始まってから初めてゲームが拮抗膠着し、ちゅん助曰くのBB弾方式だとバラ撒いた者勝ちの戦術も戦略も何もないサバゲー、と言うよりは単なる射撃会の様相となる事は全くなく、押しつ押されつの非常に小気味の良い戦闘が繰り広げられた。


 そして索敵勝負となればウチのフロントアタッカー陣も負けてはいない!W7(ウィンゼー)が敵を捉え、M6(ミャ~オ)が遊撃し的確に相手を殲滅していく。相手が前に出てこないなら狙撃手(スナイパー)も独壇場である。大口径スコープハッブルを搭載したA3(アースリー)のスコープの十字線に次々と相手は屠られていく。


 俺とT4(トモシー)は中盤引き気味の位置であったが互いに連携を取りあって頑張った。二人ともヒットされた事も少なくは無かったが、同じくらいヒットを取っており、お荷物にはなってないはずだ。


 C2(チュンツー)も(本人談の)的確な指示を飛ばし指揮官として有能な働きぶり(本人談)をしていたらしいが、彼の無線は恐らく誰もまともに聞いていない…

 真実を伝えるとまた厄介なので黙っておいた。


 そしてF5(ファイブストン)は…


タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ!!!!

「ほくと189烈弾だっポオオオオオオwwww!!!!」


相変わらず効果的(ムダ)な機銃掃射を披露している…


 まだフラッグ戦ではないためか突碧とっぺきのミリリアと恐れられている、あの彼女の動きはそれほど感じられず、小規模な突入は見られたものの終始同じ様なペースでゲームは進み、僅差ではあったが、驚く事に俺達黄色組は開幕から無傷のなんと4連勝を飾ったのだった。


「な~んだ!大した事ないじゃない!」

「蘭奈、ミリリアが入ったからどうなるかと思ったけど」

「特に攻め上がってこなかったわ!」

「きっと私の狙撃に恐れをなしてビビったんだわw」


「ワタシのさくてきのあなを見つけられなかったんだっぴゅうw」


「ボクの裏取りを警戒して動けなかったんだみゃあw!」


「ちがうッポ!ちがうっポ!」

「ボクのだんまくの前に恐れをなしたんだッポウw!」


「いや、それはねーよ…」


「同感だお…それはないお…」

「しかし…おまえら浮かれすぎだお?」

「これまでの4戦は復活ありの殲滅戦だお…」


「ちゅん助さん、浮かれ過ぎってゲームのルールでなにかそれほど変わってくるものなのですか?」


「まあ大抵のサバゲーは復活ありでフルオート射撃使用可能の殲滅戦が準備運動代わりに大抵それから始まるからなお」


「それの何がいけないのよ?」


「いけなくはないが、このルールはサバゲーに於いてはまあ準備体操みたいなもんだお」

「昇みたいに好き勝手に撃ちまくって復活アリだから気軽に撃たれて良いので戦術とかあんま関係なく突っ込んでいく人が多いからなお」


「確かにそうだみゃあ、倒しても倒してもキリがないみゃ」


「だが次からのフラッグ戦はそうはいかんお!」

「フラッグ戦は文字通り相手陣地の旗を奪取するゲームだから」

「完全決着が基本!」

「復活無しの場合が多いので旗を奪うか全滅させるかで決まるお!」

「時間切れ引き分けなんて事もあるが基本決着をつけるためのゲーム!」

「殲滅戦のように無闇に前に出たり連携が取れてない側は勝つのがむつかしいんだお」

「さらに味方に何人生き残りが居ようがフラッグを落とされたら即時負け!」

「真にチームとしての腕前が試されるゲームと言っていいお!」

「フラッグを奪いに行く人」

「フラッグを守る人」

「敵の数を減らす人」

「それぞれが役割を果たさないとなかなか勝てないお!」

「敵の戦略が当たって、こちらの思惑が裏目に出れば一瞬でフラグを奪われる事態にもなりかねんお!」

「正直、こっからが本番だお!」

「赤の人たちが序盤大人しかった理由が分かったお」

「彼らはきっとミリリアと蘭奈の到着を待ちわびてて!」

「彼女たちが来た途端にいい所見せようとフラッグ戦から本気出す算段なんだお!!!」


「ふ~ん?どうだか!」

「でも!あちらさんにもちゅん助みたいな不純な動機な人がたくさんいるのね!」


「だおおお!?」

「と、ともかく!おまえら気合をいれてフラッグ戦いくやで!」


「おおー!」×6

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