スピンオフ その30 イズサンず意外な快進撃!
ピッ!『先程から敵は何故か味方の中に大勢いるのだが…』
ピュオピュオピュオ!
「あれっ!?またやられたみたいなんだが…?」
ピッ!『調子に乗ってボケっと突っ立てたからみゃw!』
ピッ!『どちらかというとそれはお前らのせいだろう???』
ピッ!『I1死人に口なしです、今貴方は無線も使用禁止ですよ!』
「………」
「くそおおおおおおおおおお!!!」
ダダダダダッ
ピッ!『I1は後退したがF5が戻ってきたお!』
『これで戦線を上げる事が出来るお!』
ピッ!『まかされたッポ!いくッポ!』
ピッ!『ちょっ!待つおッ!!!』
タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタ!!!
「ポッけしょう!回天だッポオオwwww」
タタタタタタ……………………………………ピュオピュオピュオ!!!
「ま~たタマなくなっちゃったぽおおおwww」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
ピッ!『みゃっ!中央と左側で黄色がかなり圧し始めてる気配みゃ!』
ピッ!『きっと出鱈目掃射で赤軍の注意がこっちに向いたんだお!』
ピッ!『その隙を突いてベテランモブさん達が注意がこちらに向いた敵を狩り始めてくれたんだわ!流石ね!』
ピッ!『そんなにボクのポッけしょうをほめられるとこまっちゃうっぽw』
「お前じゃない!」
「お前じゃないお!」
「アンタじゃない…」
「貴方の事ではないと思いますよ…」
「みゃあ…」
「F5はなにかんちがいしてるっぴゅ…」
ピッ!『ま、まあいいお!今度はベテランさんモブ達が敵を引きつけてるお!』
『今度はわしらが敵の背後を!突撃だお!』
「おおー」×6
そんなこんなで昇の暴走はあったものの梨沙の狙撃や、宮助と舞の的確な索敵と無線交信、ちゅん助の大活躍(本人談)もあって俺達イズサンずは見事に初戦を大差のヒット数で勝利した。
ゲームは裏面に移り陣地を交代して2回戦に入った。昇の暴走は相変わらずであったがイズサンずはそこそこの活躍をしベテランモブさん達の後押しもあって終始攻勢のままゲームを進め、なんと1戦目よりさらに大差をつけて勝利!そしてさらに陣地交代した3戦目も不思議なくらいな攻勢を保ちなんと3連勝を飾るのだった。
「わしの指揮が良いからだおwww」
「なに言ってんの!私の狙撃が正確だからよw」
「ちがうッピュ!ワタシと宮助のさくてきがてきかくだからッピュwww」
「そうだみゃあww」
「ボクのきじゅうそーしゃ!がすごいからだポオオオオオwwwww」
「それはないだろ…」
「それはないお…」
「ないわね…」
「ないです…」
「ないみゃあ…」
「ないぴゅう…」
「イズサンはどう思われます?」
「えっ!?そ、それは…!」
「しゅ、主人公の俺がこっち側に居るからだろw?」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
「………」
「なぜツッコミが入らない?」
「う~ん…」
「ちゅん助、お前は余計なツッコミ入れんじゃねーぞ?」
「そうじゃなくて…」
「なにか気になってんの?ちゅん助!」
「うーむ、ファースガンはわしらの様な初心者の参加は珍しいんだお…」
「確かに黄色の他の方々は色々慣れている様子でしたね」
「まあ、3連勝は俺達というよりモブさん達に助けられているよな」
「ご主人さみゃあ?それがなんで気になってるみゃあ?」
「いや、サバゲーに於いて戦力と言うのは…」
「人数は勿論の事、装備や経験年数や同陣営内のチームの連携など」
「いろんな要素を鑑みて等しくなるようにチーム分けするようになっているんだお」
「だから赤組だってかなりのベテランさん達が揃っている様に見えたお」
「そう言えば俺がたまたまヒット取った3人の人も」
「俺を褒めてくれてから鮮やかに後退していったな…」
「初心者が出来る振舞いじゃあなかったと思うな」
「やはりどぼくがヒット取ったのはたまたまだったみゃww」
「今、注目して欲しい点はそこじゃねー…」
「う~む?」
「歯切れが悪いわね!ちゅん助!なにが気になってんのか!ハッキリ言いなさいよ?」
「いうッピュ!」
「いえッポ!」
「ひとことで言うと、敵さんがあまりに弱すぎるんだおな~?」
「3連勝は珍しい事ではないとしてもだお?」
「3戦すべてが大差で圧勝なんだお?」
「良い事ではないのですか?」
「ふつうこれ程大差が付いたら、運営さんが黄色組から人数を移動させたりして」
「均衡を図るもんなんだお」
「まあ極端に大差になったら敵チームからもチーム分けに意見が出る事もあるお」
「でも運営さんも赤組も涼しい顔というか、なんら動きが無いんだお?」
「どうしてかなあ~???」




