第七話 その11 偉大なるストーカー
第七話 その11 偉大なるストーカー
「はあああああああああああ(怒)!!!!????」
「貴様が頼りになるとか腕利きとか!そんなもんは無意味だお!」
「はああああああああああ(怒)!!!!!!!!!???????」
「ぽおおおおおおおおおお(怒)!!!!!!!!!???????」
「ぴゅううううううううう(怒)!!!!!!!!!???????」
「ちゅんすけえええ~~wwwくうき~!」
「わしが貴様を!仲間にしたい理由はただ一つ!」
「おまえが!わしの!」
「ぼくのかんがえたさいきょうのびしょうじょ!だからだお!」
「だめだあ~!もうだめだああ~!ちゅん助君!話聞いてた?ねえ俺の話聞いてた?」
「だまるお!イズサン!」
「このちゅん助!嘘をついて理想の君を手に入れようとは思わん!」
「わしがおまえを欲するのは!」
「ぼくのかんがえたさいきょうのびしょうじょ!一ナノメートルの狂いもなく間違いなく理想の姿そのものだからだお!」
「腕が立つ?心強い仲間?そんなもんは2次的3次的いや100次的くらいのものであってわしの思いは一つ!」
「おまえが美し過ぎるから欲しい!それだけだお!」
「仮に貴様の中身が醜悪な悪魔だったり!どんくさいお荷物だったりしても!」
「構わん!」
「わしは一向に構わん!」
「美しい、求めるのはただその一点のみ!」
「きれいなおねいさんは得をする!」
「この認識を誤魔化す輩は!」
「生涯!地を這いつくばるお!」
「よもやこのような世界でおまえに出会うとは!乙女座のわしは浪漫を感じざるを得ないお!」
「この気持ちまさしく愛!」
「抱きしめたいな!美少女!」
「さあ!さあさあ!応えてクレメンス!」
「わしは待てない!」
「わしは待たない!」
「我慢弱い男だお!」
「はああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!????????」
「だめだああああああああああああ~~~おわったあ~~!」
「お前!」
「よりにもよって!この局面で!ここ一番で!そういうこと言うんじゃないよ!」
「俺が必死こいて誠心誠意彼女に頭下げて」
「お前も心から頭下げてお願いすれば!」
「奇跡が起こるかもしれない流れだっただろ!」
「それがもう台無しだよ!」
「もう、ふぁふぁーん!泣いてる音~!!!だよ~」
「だまるお!イズサン!大の大人がなんちゅう!情けない泣き方しとるお!」
「お前に言われたかねーよ!」
「だいたい!きさま!泣いてる音!とか口で言ってるだけではないか!」
「ちゅん助…お前、あとで殴らせろ!」
「いや泣くまで殴るわ!」
「顔の形変わるまで殴るわ!」
「あんたねええ!!!」
「あれだけ死ぬような思いしといてその病気は治ってないらしいわねえ!」
「馬鹿は死ななきゃ治らないって!よく言ったもんよ!」
「付ける薬がないっぴゅう!」
「ここまでほんかくてきなアホは初めて見るっぽ!」
「まったくよ!あの流れは一緒に頭下げる流れでしょ!」
「ふん!おまえ程の美少女!わしも一筋縄で手に入れられるなどとは!」
「これっぽっちもおもっとらんわお!」
「いいや!逆に!強固に頑なに!拒み続けられなければならんお!」
「アホすぎて訳が分からなくなってきたわ…」
「いじげんのあほだっぴゅ…」
「ふじゅんぶつ100%のじゅんすいなるあほだっぽ…」
「山は高ければ高い程!」
「海は深ければ深い程!」
「そして美少女は!」
「攻略し難ければし難い程!」
「カチがあるんだお!」
「ちゅんすけくん?」
「抵抗すればするほど!」
「拒まれれば拒まれるほど!」
「堕ちなければ堕ちないほど!」
「カチがあるんだお!」
「……ちゅんすけくーん!」
「いや!逆に!堕ちそうだったら責める側が調整して!」
「絶対に堕ちさせない!」
「そのギリギリの攻防にこそ!」
「カチがあるんだお!」
「………」
(だめだ此奴…早く何とかしないと…)
「なのに!ちょっとぶち込まれたら即堕ちのなっさけないエロゲヒロインのなんたる多い事か!」
「わしはエロゲですら強気に出られない祖国の未来に!」
「絶望しとるお!」
「むしろお前のその価値観に絶望しとるわ!」
「アンアンアン!とっても大好き!エロイーモン♪のなんたる多い事かッ!」
スパーン!
「もうええ!ちゅーんじゃ!」
「と!とにかく!断られようが足蹴にされようが!」
「拒否られようがわしは構わん!」
「わしはもうそこいらのガキじゃねえ!」
「結果が得られない?それがどうしたお!」
「人生に於いて!」
「大事な事は!」
「手に入れる!」
「その事より!」
「その事よりも!」
「熱く!激しく!追って追って追い続ける!」
「追い続け!追い求めた!」
「胸焦がした日々!」
「その日々こそが!」
「老いて今日この日を!」
「振り返った時!」
「真の宝だった!と胸を張って言えるからああああ!!!」
「てめえ!!」
「カッコいいこと言ってるつもりだろうが!言ってる事!ただのストーカーだからな!」
「高らかにストーカー宣言をすんじゃねえ!」
第七話
その11 偉大なるストーカー
終わり




