第六話 その17 最終局面!
第六話 その17 最終局面!
俺は魔王を睨み付け話しかけた。
「おい!クソ蟲!お前こんなたくさんの手下を従えて、さぞかしいい気になってるだろう?」
「いい気になるなよ!?クソ蟲!」
「俺に言わせりゃあ!お前なんぞ、たかがひっくいひっくいお山の大将!」
「それが証拠に従順で膨大な量のこの手下どもをいいように扱ってるくせに!」
「俺ら二人仕留めるのにどんだけかかってんだ?」
「指揮官としてはすこぶる無能!笑っちゃうよな!」
「俺は職場でな!」
「十数人の部署の指揮しとるんだわ」
「指揮って言っても!お前みたいな権限なんぞまるで無い、都合のいいまとめ役を押し付けられただけよ!」
「部署の中には俺なんかより役職上でお願いするのも難しい人間もいれば!」
「全く使えない癖に態度だけはデカい後輩とか!」
「実力あるのにコミュ障でしっかり指示しないと動けない指示待ち人間とか!」
「問題ばっか起こす奴!すぐ有休だ、サービス残業反対だ!ノルマは果たせないのに権利の要求だけは一人前の奴!」
「そりゃあ酷い有様よ!」
「そんな奴等を時に頭を下げ、時におだてて動かしてるんだ!」
「つまり!お前なんかより!」
「遥かに!」
「頭と!」
「経験と!」
「体力と!」
「気を使って!」
「指揮してんだよ!」
「つまりは!」
「指揮官として!」
「楽して安全なところに居たお前なんかより遥かに優秀だって事!」
「証明してやるよ!」
「さあ!最後の勝負と行こうぜ!」
「聞けええええ!」
「ガリンの街の民よ!」
「天令の勇者!」
「泉輝が!」
「命を出す!」
泉輝!
戦いの最終局面に向かうのであった!
第六話
その17 最終局面!
終わり




