未開の地攻略〈一日目・後編〉
久しぶりの投稿です。前の話と繋がってないかも…
5分くらい歩いたところで警察官が止まった。
「着いたよ。ここが警察署だ。他の警官には事情を説明しておくから今日はここで休みなさい。」
そう言った警察官は俺にはもう話しかけるなオーラを全身から放ちながらそそくさと去って行った。
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俺達は今、別の警察官に連れられて部屋に案内された。
「何だよここ!俺達勇者一行をこんな部屋に閉じ込めるとは!!あんのアマァ、よくもやってくれたなぁ!」
「異世界に来てるわけだし、文句は言えませんよ、リュータさん。これがこの世界での最高のおもてなしってことじゃないですか?
まぁこの程度のおもてなししかできないってことは所詮この世界は雑っ…………いてっ!何するぅぅぅぅ。ハルアキさんそれは酷いよ…」
リュータをなだめようとしたのか知らんがユートよ、本音がダダ漏れだぞ。何が雑魚だ。まだわからんだろうが。まぁ雑魚って言おうとしたか分かんないけどね。
そしてハルアキよ、よくユートを叩いた!もし叩いたのが仮に俺だとしたら一週間は飯抜きだからなぁ。本当なら大きな声でハルアキを褒めてやりたいところだがここはグッと我慢。
俺はみんなをなだめ、眠りについた。
この時のカズマはまだ知らない。これから待ち受ける絶望と奇跡を。
まだまだ続ける予定です。よろしく