表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/27

俺の日常にファンタジーが突き刺さってきた その5

■□■□異世界2日目■□■□


■ウィリアム強えぇぇぇぇぇぇ!!!

・異世界2日目 7:00

--------------------------------------------------------------------


飼い主としてペットの散歩は当然の義務だ。


ウィリアム (かわいい)の頃なら庭先でコロコロさせとけばよかったんだが、ウィリアム (イケメン)にとって我が家の庭は狭すぎる。


とはいえ気軽に外出できる状況でもないじゃん?


ご存じの通り俺の武装はポロンポロンオンリーだ。

つまり戦力0だ。どうやっても戦えません。外出なんぞしようものなら普通に死ぬわ。


しかし今の俺には【けものつかい】という心強い味方が居るんだぜィ!


これってアレだろ。いわゆるテイマー職ってやつだろ?


テイマー職。

それはペットを使って戦闘する者たちの総称。


つまり【けものつかい】は、ウィリアムの無双のフラグに違いないんだぜィ!


……てかそうじゃないと困んだよ(真顔)


つーわけでその辺をはっきりさせるために、ウィリアムの戦闘力テストを行ってみた。


俺の予想が正しければ、ウィリアムは自分の身は自分で守れる強い子のはずだからな!


ちなみ言わなくても分かってると思うが、俺の身も守ってくれないとダメなんだからなウィリアム。


不甲斐ない主人だが見捨てるんじゃないぞウィリアム。どうか今後とも末永くよろしくお願いしますなんだぞウィリアム。


では、早速だがテストの結果を発表したいと思う。



・ダッシュ

ウィリアムたん足がチョー速い。70mを2秒とかで駆け抜ける。狼の残像とか初めて見たわ。


・ジャンプ

ウィリアムたん助走もなしにポーンと3メートルくらいジャンプする。しかも連続で何度もポンポン跳ぶ。スゲェ。


・フェイント

高速ジグザグ走行。かーらーのー。飛びつき攻撃ッ!とか普通にやってる。躍動する野生。荒ぶるウィリアム。


・パワー

数回のタックルで庭木のモミジが圧し折れた。マジかよ。

折れたモミジに突撃命令を出したところ数分でモミジがいい感じの木屑に変わった。マジかよ。



我が目を疑ったわ。


どういうことだよウィリアム。エグい程強いなウィリアム。おかげさまで散歩問題が片付いたぞウィリアム。喜べウィリアム。


これからはガンガン散歩とか行こうなウィリアム!


だからそんな「自分、走るのとかチョー好きです!」みたいな目で見るのやめーや。


ちゃんと散歩連れて行くからホントやめーや。






■ウィリアム自重ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!

・異世界2日目 7:20

--------------------------------------------------------------------


新たな出会いを求めて公園へ向かった一人と一匹。


家を出て5分。早速ゴブリンっぽいモンスターに襲われた。


正直に白状します。


曲がり角から緑の小鬼が出てきた瞬間、ご主人様は心臓がビクンッてなりましたよ。


しかしそんなチキンなご主人様とは裏腹にペットの狼君は元気いっぱいです。「ウーッ」と唸りながらゴブリン(仮)に襲い掛かって行きました。


いいぞウィリアム。凄いぞウィリアム。


瞬く間にゴブリン(仮)に駆け寄ったかと思うと、強烈なタックルをお見舞いするウィリアムたん。


豪快に吹っ飛んだゴブリン(仮)に飛びつき、その喉元を思いっきり喰い千切るウィリアムたん。


喉元を喰い千切るウィリアムたん。


大事なことなので2回書いた。


喰い千切る。

つまり、噛む+千切る。音で表すと「ブチィィィッ!」


とても大事な事なので3回書いた。


ちなみにこの後どうなったと思う?


まぁ、血が出たよね。

ドバーっと出たよね。


想像を絶するグロテスクだった……。


口元からボタボタ血を垂らしながら「ほめて、ほめて!」と駆け寄って来るお前に、少しだけ恐怖したご主人様をどうか許してほしい。


……だってしょうがねぇじゃんッ!


「肉=パックに入っているもの」がデフォルトの現代人舐めんな!

生き物の喉元を喰い千切る光景なんて余裕でキャパオーバーだわ!


まぁ、ゴブリン(仮)の死体が消えるのと同時に

ウィリアムの口元もキレイになったのは不幸中の幸いだったけどな。


改めて思ったね。


こんな凄惨なバトルはダメだ、と。

俺の精神衛生の危険が危ない、と。


つーわけで、ウィリアムにはもっとスマートな戦い方を学んでいただきたいと思う。


となれば善は急げ。


早速お家に帰って特訓するぜウィリアム!

さぁ、一刻も早くお家に帰るんだぜ!






■エドガーが仲間に加わった

・異世界2日目 7:45

--------------------------------------------------------------------


帰宅途中、モフモフモコモコしてる小さな生き物と出会った。


小さな身体と、ぶっとい前足。

そして根性のありそうな三白眼。


まさかの子狼再びである。

見た目は出会った頃のウィリアムそのものだ。


道端にお座りしてキョロキョロと視線をさまよわせてる姿を見てると、ひっくり返してお腹をわしゃわしゃしてやりたい衝動に駆られるな。


キョロキョロしてるから、たまに目が合ったりもする。でもすぐに反らされる。悲しい。


と、

一通り観察したところで、さてどうすっかな?


って考える間でもないか。


据え膳食わぬは男の恥。


って訳でもねぇけど、まぁ普通に考えたらポロンポロンするに決まってるよね。


まずは”あいさつ(歌)”

成功。


続いて”てなずける(歌)”

これも成功。


余裕の1発クリア。

自分のポロンポロンの才能が怖い。


つー訳で何の問題もなく2匹目の狼GETだぜィ!


あーちっこいモフモフ可愛いんじゃー。

でもコイツも明日の朝には急成長するんだろうなー……。


ウィリアムそっくりの鋭い顔付きしてるから、イケメンになるのは最早規定路線。ならばコイツにもカッコイイ系の名前を付けてやらざるを得ないな。


つー訳で今日からお前はエドガーだ!


イケメンに相応しいエレガントでノーブルな名前だろ?


ウィリアム共々こらからよろしくなエドガー!


[写真:初対面エドガー (かわいい)]

[写真:おすわりエドガー (かわいい)]

[写真:ウィリアムと鼻チューするエドガー (かわいい)]

[写真:ウィリアムと一緒におすわり (かわいい)]

[写真:エドガー in 俺の腕 (かわいい)]


存分に愛でていいぞ(自慢気)






■ウィリアムすげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!

・異世界2日目 8:30

--------------------------------------------------------------------


訓練開始から30分くらい。

ウィリアムが必殺技を閃いた。チートかよ。


技の特徴から【遠ひっかき】という名前を付けてやった。


これは書いて字の如く、ウィリアムが前足をブンッって振ると、10メートルくらい先にある標的にエグい爪痕が残る的な技だ。


[証拠写真:エグイ傷跡]

[イケメン写真:必殺技を褒められて得意気なウィリアム (イケメン)]


念願の遠距離攻撃だ。

これで今後はウィリアムが血にまみれることもあるまい。


遠距離攻撃って素晴らしい。


尚、【遠ひっかき】のメカニズムは一切不明だ。


ひっかいたタイミングでフォース的なものを飛ばせるようになったのかもしれないし、風魔法的な不思議パワーに目覚めたのかもしれない。


まさに謎パワー覚醒。

圧倒的、必殺技感。


でもそんなの今更じゃん?

BBAが槍から火ィ吹く時代だぜ?


つー訳で【遠ひっかき】について質問とかするんじゃねーぞ。


お兄さんとの約束なんだからな!



【PS】コメントについて


俺のブログに長文コメント載せるの止めろください。


5,000文字超えのコメントって何だよ。最初に見た時は思わず我が目を疑ったわ。小論文かよ。


しかも1件ならまだしも、1時間に1本ペースで長文コメント叩き込むとかどんなバイタリティだよお前ら。超絶暇人か。


コメント制限に対する腹いせかもしれんが、こんな方法で俺を追い詰めるのはルール違反だろ。


精神的不安定を理由にしれーっと無視してた俺も悪かった。


これからはちゃんと確認するようにするから、もうちょっと手加減して欲しい。じゃねぇと答えるに答えきれねーわ。






■コメント返しだぞ

・異世界2日目 9:10

--------------------------------------------------------------------


ざっくりとだが目を通してきたぞ(白目)


ただし全部のコメントは無理。だって未読だけで数十万件もあるんだぞ?読める訳ねーじゃん。


つーわけで、悪いんだが俺の独断により古いコメントはなかったことにさせてもらったぞ。


だから、古いコメントの内「どうしても聞きたい!」ってことがあるヤツは改めてコメントを書いてほしい。


ちなみに今回は、コメント率圧倒的No1の例の件について答える事にしたぞ。


じゃあ、いつものように以下コメント返しだ。


・JOBって何ですか?

何か知らんけど勝手に覚醒した。


マジでこれ以上は何も分からん。

一応、俺が覚醒した時の状況を書くからそれで勘弁してくれると助かる。


最初に覚醒したのが【たびびと】

これは玄関から出た瞬間覚醒した。

別に俺は旅立つ気なんてなかった。にもかかわらず生えた。


つまりJOBってのは、当人の希望なんて毛ほども考慮されずに生えてくるってことなんだろうな。


生えるときは勝手に生えてくる。


今のところはこんな認識でいいんじゃねぇかな?


で、次に覚醒したのが【ぎんゆうしじん】

これは外で初めてポロンポロンした時(つまりウィリアムに”あいさつ(歌)”を仕掛けた時だな)に覚醒したJOBだ。


【楽器召喚】と親和性がッパねぇJOBだろ?

俺の専用JOBと言われても一切違和感なし。まさに生えるべくして生えたJOB。でもこんな専用JOBなんて欲しくなかった……。


尚、今のところクソの役にも立ってない模様。


【たびびと】といい【ぎんゆうしじん】といい、勝手に生えてきた割りにやる気が無さ過ぎる。


無断で生えてきたんだからせめて役に立てよ。

どういうつもりなんだよ貴様ら……。


気を取り直していこう。


最後に覚醒したのが、もう皆ご存じだろうが【けものつかい】だ。

これはウィリアムが家族になった瞬間(つまり”てなづける(歌)”が成功した時だな)に覚醒した。


ウィリアムがチョー強くなったのはこのJOBのおかげだと思ってる。

どんくらい強くなったかはこれまで日記に書いてきた通りだ。俺的に一番当たりのJOBって認識だな。


俺が語れるのは以上だ。

そして今回の日記も以上だ。





■ドンマイ、BBA……

・異世界2日目 9:30

--------------------------------------------------------------------


うちの戦士様、エドガーと初対面。


「あら、その子も飼うの?」

「あぁ」


というやり取りの後、ソッとエドガーの方に手を伸ばすも「ウーッ」と唸られ、あえなく断念する戦士様。


[証拠写真:鼻頭にしわを寄せて「ウーッ」中のエドガー (でもかわいい)]


もうね。

見てらんねぇわコレ。


最初は「ざまぁwwww」と思って見てたんだが正直、舐めてたな。


BBAがまさかここまで徹底的に嫌われるとは思ってなかった。

余りにも不人気過ぎて見てるこっちが辛い。


もうちょい様子見してもダメそうなら、俺が橋渡ししてやらんとダメかなぁ……。

とか思ったという話。


ちなみに上の話とは、全く関係ねーんだが

最後に、今日の昼飯について語りたいと思う。


今日の昼飯は3品だった。

冷凍たこ焼き、冷凍焼きおにぎり、炙ったスルメのゲソ。


食い合わせェェェェェ……。






■散歩リベンジ

・異世界2日目 9:35

--------------------------------------------------------------------


【遠ひっかき】を体得したウィリアムが居れば、散歩なんて赤子の手を捻るようなもんだ。


つー訳で、散歩リベンジッ!


目的地はもちろん「二足歩行の犬」が目撃されたらしい近所の公園だ。


朗報を期待して待っててくれな。

そんじゃ、ちょっくら行ってくるんだぜ!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ