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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

悲しいお話

私は…

作者: 深瀬 月乃

「苦しい…。」と呟いて、左手首の上のカッターナイフを滑らせた。


みるみるうちに赤い雫が出来上がっていく。

それを見て、また同じ場所を切った。


カッターナイフを見ると、少し赤くなっていた。

同時に、左手首はズキズキと痛み出す。


私、近藤 理沙はリストカットをよくしている。

昔は、血が出るまではしていなかった…。

だけど、最近は…苦しくて何回も切ってしまう…。


こんなの人に見せられないな…と頭の中で冷静に考える。


原因は、何だろう…?

自分の周りの全ての事が嫌になった事だろうか…。


この間までは、そんな事思わなかったのに…と思いながら、思い切り泣いていた。



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― 新着の感想 ―
[一言]  ウチも、何もかもうまくいかないとき、何度もしたことがあります。妹に、泣きながらとめられたことが今でも印象的です。今となっては、大切な思い出の一つになってます。 
[一言]  ふとしたことで、自分を卑下してしまいます。
2016/11/04 14:51 退会済み
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