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文具戦争  作者: 文音マルタ
第三章:プレパレーション
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推測

「そんなもんよ。」

定子は肩を竦めながらため息をつく。

「でも、藍はともかく、なんで僕なんだ?」

「え?なんとなくだけど?」

あー、やっぱりか。ほんと、こいつらアバウトすぎてついていけねぇわ。

「昔から一緒にいたんでしょ?」

それだけの理由かよ。

「でも、それじゃあなんで僕と藍は同じ団じゃないんだ?」

「それはお前が美しくな」

「ただ単に同じ団だと一気に2人ともやられちゃうかもしれないからよ。」

ん?なんか矢代が言いかけた気がするけど定子に被せられ、うまく聞き取れなかった。

まぁいいか。

その時だ。

僕たちが部屋に入った時から閉まっていたクローゼットが勢いよく開き会長が叫びながら登場した。

「なんだかんだと聞かれたら!!」

「まだなにも聞いてないっす」

僕の指摘に会長は

「ぐはぁっ!」

と、派手かつ無駄なリアクションをしてクローゼットの中で倒れこむ演技をする。

はいはい、お疲れ様です。

よく見ると会長もジャージだった。色はやはりピンク。

そこですかさず矢代が

「おお!さすが会長殿!!よくお似合いですぞ美しいですぞぉ!」

と涙を流しながら褒めそやす。

こいつら今日はテンション高いな。

そしてそこでふと気づいて室内にナズナがいたことを思い出し、視線をやると彼女と目が合い彼女が僕ににっこりと微笑んだ。すると心がズキリとする。いままで忘れてたなんて言えないよなぁ。

ってかナズナもピンクかよ!!

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