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文具戦争  作者: 文音マルタ
第三章:プレパレーション
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委員長の○○

お久しぶりです!


ようやく高校生活二年目も落ち着きを取り戻しつつあります!


しかしまだ毎日更新は難しいですね・・・(汗)


たまーにしか更新できないと思いますので、


更新後すぐに見たい!という方は読者登録をオススメいたします。


なんちゃってww



校長室をあとにした僕はまっすぐに教室の方へ歩いた。校長は、今回の欠席は家族旅行ということで先生方とクラスの皆には伝えてあるから気にしなくて良い、と言っていた。



「・・・。」

廊下を歩きながら考える。


果たしてこの後にどんな展開が待ち受けているのか。死者は本当に出てしまうのか。なんのためにそんなことをしなければいけないのか。世の中の多くの人々の安全のために少数の人間が血を流すのは当然のことだろうか?それは僕たちでなくてはならないのか。できるなら僕はともかくとして藍は巻き込まれて欲しくない。


誰か、代わりにやってよ。


そう、言いたくなる。

まだ僕は高校生。それなのに世間に秘密で世界を守らなきゃいけない。ちょっと前まではこんな展開にあこがれていた。中二病と呼ばれるやつだろうか?だけど実際にこんな状況になってしまっては、それは笑えない冗談にすぎない。というかこの力、本当に自分や藍を守れるんだろうか。


疑問は、とめどなく溢れてくる。

だけど僕は思い出す。校長室のドアを初めて開けた、あの時を。


僕のせいだ。

巻き込んだのは世界の方ではない。文具協会でもない。校長でもシュナイダーでもなくもちろん定子でもない。

そう。まぎれもなく、僕は自分から巻き込まれていったんだ。藍も道連れに。

だから僕は戦わなければいけない。そして藍を守り通さなければいけないのだ。

そして世の安寧を取り戻したら─────。

「おい」

気づくと目の前にうちのクラスの委員長が立っていた。

メガネをかけているが、その目つきは鋭い。しっかりしていることは誰もが認めているが、僕はどことなくこの男のことを信用できないでいた。

「サボリ魔の君に話がある。」

そう言って教室の方向ではない方に歩き出す。

ついてこいという意味だろう。

僕は黙ってついていく。

それにしても委員長がこの僕になんの用だろう。

ほどなくして人通りのない特別教室棟の廊下の突き当たりで委員長は立ち止まって振り向いた。

そして

「君は数日間、無断欠席をした。・・・間違いないな?」

なんだ、そんなことか。委員長だからクラスメイトの欠席は気になる、ということなのだろうか。見た目と違って優しいのかも。

そう思い、

「うん」と答えかけて気づいた。

─────おかしい!

クラスの皆には先生から、僕が家族旅行で外国へ行っていた、と説明があったはずだ。委員長も例外ではない。

「・・・。」

僕は黙ってなんと答えたら良いか考えていたが

「沈黙、か。まぁいい。次の質問だ。・・・どこへ行っていた?」

「だ、だから、家族旅行」

やばいやばいやばい!

な、なんだこの展開!?

どうして無断欠席がばれている?

もっと早く気づくべきだった。こいつが僕を「サボリ魔」と呼んだそのときに。そうすれば校長室にダッシュで駆け込めた。

というか、こいつは一体・・・!!?

すると委員長が軽くチッとしたうちをした。


「文具協会本部、そうだろ?」


僕は委員長の口から出た言葉に、その場で凍りついた。

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